安い炊飯器のおすすめ14選！3,000円台から買える3合・5合モデルなど

安い炊飯器の選び方4ポイント

安い炊飯器を選ぶメリットは、なんといっても出費を抑えられる点です。とくに新生活シーズンなどの出費がかさむ時期などに、安い炊飯器は大きな助けになります。

人気メーカーの高機能モデルとなると3～5万円ほどはしますが、機能を絞れば1万円前後で買える安い炊飯器も多数あります。そこで今回は、1万円台までで購入できる安い炊飯器の選び方やおすすめの商品を紹介していきます。

【1】加熱方式｜安さ重視ならマイコン式がおすすめ！

安い炊飯器と高い炊飯器では加熱方式に違いがあり、ごはんの食感に差が生まれます。加熱方式には、マイコン式・IH式・圧力IH式の3種類があり、このうち安さで選ぶならマイコン式がおすすめです。ただし安い炊飯器だからまずいということではなく、どれがいいかは好みにもよります。

マイコン式は釜の底に搭載したヒーターで加熱して、ふんわり柔らかめにごはんを炊き上げます。一度にたくさん炊くとムラが発生しやすいものの3合程度までなら問題ないため、マイコン式は小容量のものが主流です。

一方、IH式や圧力IH式は釜そのものが発熱してお米を炊くため、炊きムラなく仕上げることが可能です。また、圧力IH式は加圧によって沸点が上がり100℃以上で炊けるため、炊飯時間が短縮できてよりお米の甘みやうまみを引き出します。

▼IH式の特徴を詳しく見てみる！

【2】内釜の材質｜アルミ・鉄・銅製がおすすめ

素材によってお米への熱の伝わり方が変わるため、内釜の素材は炊飯器選びの重要な要素です。3万円以上の高額な炊飯器には土鍋や炭などを使った釜もありますが、安い炊飯器では、主にアルミ・鉄・銅が使われます。

できるだけ短時間で炊きたい方には、熱伝導率の高いアルミや銅の内釜がおすすめです。一方、時間に余裕がある方には、熱を均一に伝えて炊きムラを抑えられる鉄製の内釜がおすすめです。

また、素材だけでなく重さも注目したいポイントです。重いと洗いにくいため、腕力に自信がない方は軽いものを選ぶとよいでしょう。

【3】容量｜まとめ炊きや食べる量がポイント

炊飯器の容量は、上記のように家族の人数を参考にして選ぶのが一般的です。ただし、1度に食べる量や1回分ずつ炊くかまとめて炊くかなどによって適した容量は変わります。お米1合はお茶碗約2杯分を目安に、自分に合った炊飯容量を選ぶとよいでしょう。

また、最大の容量で炊くと炊きムラが生じることがあります。このため、日常的に炊きたい量よりも少し大きめのサイズがおすすめです。

【4】保温や予約など最低限の機能をチェック

安い炊飯器でも、保温機能や予約機能はほとんどの機種で搭載されています。ただし、5,000円以下の格安商品の場合ついていないことがあるため、使いたい場合は必ず確認しましょう。

また、価格が上がるにしたがって、炊き分け機能や蒸気レス、調理機能などの便利な機能も増えていきます。できるだけ安い炊飯器を購入したい方は、本当に必要な機能に絞ることで値段を抑えて購入できます。

安い炊飯器のおすすめメーカー

安い炊飯器を取り扱うメーカーには、『象印（ZOJIRUSHI）』や『タイガー（TIGER）』、『アイリスオーヤマ』のようなリーズナブルな機種からハイエンドモデルまで幅広く取り扱うメーカーと、『シャープ（SHARP）』や『山善（YAMAZEN）』のように価格を抑えた炊飯器を中心に取り扱うメーカーがあります。

独自の機能が魅力のメーカーもあるので、それぞれの特徴を見ていきましょう。

象印（ZOJIRUSHI）｜保温機能が強み

象印は、ラインアップの多さが魅力。1万円以内のリーズナブルな機種から10万円近い高級炊飯器まで、たくさんある機種から自分に合った機種を選ぶことができます。

また、保温機能に力を入れており、「うるつや保温」を搭載することで24時間保温可能なマイコン式炊飯器もあります。

シャープ（SHARP）｜調理機能が魅力

多くのメーカーが高級な圧力IH炊飯器を手がけるなか、シャープはマイコン式とIH式に絞り、比較的リーズナブルな機種を取り扱っています。

シャープ独自の「黒厚釜」でマイコン式でも炊きムラが発生しにくく、シンプルでクセのないごはんが炊き上がります。また、低価格でも調理機能やパンが焼ける機能などのついた高機能モデルがあるのも魅力です。

タイガー（TIGER）｜こだわりの内釜

タイガーの原点は魔法瓶なだけに、内釜にこだわりがあるのが特徴です。

価格の安いマイコン式炊飯器は薄手の内釜を採用している場合が多く、炊きムラが起きやすく保温によって乾燥しやすいです。しかし、タイガーには約3mmの厚釜を採用したマイコン式炊飯器もあるため、価格を抑えつつおいしいごはんが食べたい方におすすめです。

山善（YAMAZEN）｜糖質カットモードも注目

山善ではコンパクトなマイコン炊飯器を中心に販売しており、なかには5,000円を切るリーズナブルな機種も。このため、学生など一人暮らしの方に特におすすめです。

また、安いだけでなくおしゃれなデザインの機種もあり、ワンルームなど見える場所に置く場合にもおすすめです。話題の糖質カットできる炊飯器も1万円前後で購入できるため、チェックしてみてはいかがでしょうか。

アイリスオーヤマ｜炊き分け機能やコスパのよさが魅力

アイリスオーヤマの炊飯器は、6,000円～60,000円程度と幅広いラインアップがあります。コストパフォーマンスの高さが魅力で、他社に比べると同程度のスペックの炊飯器が格安で購入できます。

お米の銘柄に合わせた炊き分けができる機種も1万円台からあるため、価格を抑えながらワンランク上のごはんを味わいたい方はアイリスオーヤマの炊飯器をチェックしてみましょう。

安い炊飯器のおすすめ4選【3〜4,000円台】

ここからは、『楽天』『Amazon』などのECサイトで販売しているものから、おすすめの炊飯器をご紹介します。

楽天やAmazonでは、3,000円台から炊飯器を購入可能。コンパクトでシンプルな機能のものが多いので、できるだけ費用を抑えたい方や、たまにしかごはんを炊かない方にぴったりですよ。

※2022年6月時点の楽天・Amazonでの販売価格を基準に選定しています。価格は変動する可能性があります。

山善｜1.5合炊きマイコン炊飯器 YJG-M150

マクスゼン｜2合炊き炊飯器 RC-MX201

小泉成器｜ライスクッカー ミニ ベージュ KSC-1513C

NEOVE｜マイコン炊飯器 NRM-M35A

安い炊飯器5選【5,000〜1万円台】｜〜3合炊き

5,000～1万円台まで価格を広げると、象印やタイガーなど有名メーカーの炊飯器も購入できます。また、炊き分け機能がついたり予約が逆算式ではなく時計式になるなど、機能も充実してきます。

一人暮らしにおすすめの3合以内の炊飯器をピックアップしましたので、価格だけでなく機能にも注目してみてくださいね。

※2022年6月時点の楽天・Amazonでの販売価格を基準に選定しています。価格は変動する可能性があります。

アイリスオーヤマ｜ジャー炊飯器 RC-ME30

タイガー｜マイコンジャー炊飯器〈炊きたて〉JBS-A055

山善｜マイコン式炊飯器 3合 YJR-M05

シャープ｜ジャー炊飯器 KS-CF05B-B

レコルト｜コンパクト ライスクッカー

安い炊飯器5選【5,000〜1万円台】｜5合〜1升炊き

マイコン式炊飯器は炊飯量が多いと炊きムラができやすいというデメリットがあるため、5.5合～1升炊きはIH式や圧力IH式の機種がメイン。必然的に価格も高くなりがちです。

しかし、なかにはヒーターを増やすなどの方法で価格を抑えつつも炊飯量を増やした炊飯器もあります。家族が多い方やまとめ炊きしたい方はぜひチェックしてください。

※2022年6月時点の楽天・Amazonでの販売価格を基準に選定しています。価格は変動する可能性があります。

象印｜マイコン炊飯ジャー NL-DS10

東芝｜マイコンジャー炊飯器 RC-10MSL

シャープ｜ジャー炊飯器 KS-S10J

タイガー｜マイコンジャー炊飯器〈炊きたて〉JBH-G102

アイリスオーヤマ｜ジャー炊飯器10合 RC-ME10-B

▼1升炊きのおすすめ炊飯器をもっと見る！

安い炊飯器のおすすめ商品比較一覧表

炊飯器が安い時期はいつ？

炊飯器の価格は時期によって変動するため、できるだけ安く買いたい方は購入する時期にも注目してみましょう。

まず狙い目なのが型落ち品。多くのメーカーでは新米が出回る9月ごろに新製品発売やモデルチェンジをおこないます。新製品発売前は旧モデルの在庫を減らすため、値引き販売されることが多いです。このため、新製品にこだわらない方は7～8月あたりに購入するのがおすすめです。

また、新製品にこだわりたい方は、発売直後は避けて価格が落ち着く3～4ヵ月後まで待つとよいでしょう。

家電量販店セール時期を狙うのもおすすめです。3月・9月の決算時期や7月・12月のボーナス時期には大規模なセールがおこなわれることが多いため、いつもより安く炊飯器を手に入れられるはずです。

安い炊飯器の買い方！家電量販店の通販もチェック

できるだけ安く炊飯器を手に入れるなら、ネット通販がおすすめです。商品数が多いうえに価格を比較しやすいため、安い炊飯器を簡単に探すことができます。ただし、購入したもののイメージが違う場合もあるため、家電量販店で下見をしてから通販で安く購入するというのもひとつの手です。

また、家電量販店ではメーカー保証のほかに店舗独自の長期保証がつく場合もあります。故障が心配な方は、保証内容も合わせて購入する店舗を検討してみましょう。

ホームセンターやドンキの店舗にも炊飯器が売ってる？

『ドン・キホーテ』などのディスカウントストアやホームセンターでも、炊飯器を購入できます。

比較的低価格帯の商品の取り扱いが多く、家電メーカーと共同開発した激安炊飯器を取り扱っている場合も。特にコンパクトな機種が充実しているので、一人暮らしの方におすすめです。

ヤマダ電機の型落ち激安商品やニトリの通販もチェック！

家電量販店大手の『ヤマダ電機』には、『YAMADA アウトレット・リユース』という型落ち品や中古品を専門に扱う店舗があります。

中古品もしっかり点検・洗浄されたうえに保証もつくので、お近くに店舗がある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

『ニトリ』では、3合炊きのマイコン炊飯器が6,000円程度で購入できます。電子レンジや冷蔵庫などを一緒に家電セットとしても販売されており、新生活で一式揃える方におすすめ。お得に購入できるだけでなくデザインが統一されるため、インテリアがすっきりします。

中古品は買わない方がいい？

「中古品でもいいから激安で炊飯器を手に入れたい！」という場合は、リサイクルショップやフリマアプリなどを利用する方法もあります。ただし、炊飯器は直接食べ物に触れるだけに、衛生面は気になります。また、安く購入しても、すぐに故障してしまう可能性もあります。

このため中古品を購入する場合は、保証の有無やクリーニング済みかどうかなどもしっかり確認しましょう。

安い炊飯器に関するQ&A

Q1. 安い炊飯器が買えるおすすめのメーカーは？

A. 『アイリスオーヤマ』や『山善』などがおすすめ

価格面を優先したい方は、上記のブランドのほか、ニトリもオリジナル商品を取り扱っているのでおすすめですよ。

また、ドンキや家電量販店、ホームセンターでは型落ち機種が安く販売していることもあるため、チェックしてみましょう。

Q2. 安い炊飯器の選び方のポイントは？

A. 加熱方式や内釜の材質、容量、機能性で選ぶ

価格帯が低い炊飯器は、加熱方式がマイコン式、アルミ製の内釜を採用している傾向がありますよ。

保温や予約機能などを活用しつつ、1回でどれくらいの量を炊きたいかも検討しましょう。

Q3. 安い炊飯器の相場っていくらぐらい？

A. 3,000〜1万円前後で買えるモデルがあります

楽天やAmazon、価格.comなどのサイトを調査してみると、高機能の人気モデルの相場は3～5万円前後が多いため、1万円前後の炊飯器はお手ごろ価格と言えるでしょう。

Q.4 炊飯器を安く購入できる時期はいつ？

A. 家電量販店のセールや最新モデルが発売するタイミングなど

家電量販店の決算時期である3月と9月や、夏・年末時期はセールが開催される傾向があります。

また、従来の機種が型落ちになったタイミングも狙い目。最新機種が登場するタイミングは、メーカーによりさまざまなので、気になるメーカーをチェックしておきましょう。

安い炊飯器で暮らしを豊かに

安い炊飯器を選ぶなら、3,000円から1万円台で購入できるマイコン式がおすすめです。保温や予約炊飯はもちろん調理や炊き分け機能がついた機種もあるため、使いたい機能をしっかり考えてお得に炊飯器を手に入れましょう。

LIMIAには、この記事以外にも炊飯器を特集した記事がたくさんあります。安い炊飯器は小型炊飯器やマイコン式炊飯器などの記事でも紹介しているので、合わせてチェックしてくださいね。

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※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果（2022年6月）に基づいたものです。
※記事内の口コミは、LIMIA編集部の調査結果（2022年6月）に基づいたものです。
※記事内のデータは、LIMIA編集部の調査結果（2022年6月）に基づいたものです。
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