日本瓦の家に『アルミのシャッターボックス&太いガイドレール』は似合わない
瓦屋根の日本的な住宅を計画する際に、外観で気になるのがサッシのシャッターボックスです。
伝統的な屋根のフォルムに外壁の素材を考えてしっとりと仕上げようと思っても、そこに時代性を感じさせる『無機質な金属の箱』が取り付けられると、とてもチグハグな感じになってしまいます。
しかし、防犯やプライバシーを考えるとシャッターは取付が必須な装置です。開口部を木製にして雨戸を製作する方法もありますが、利便性や機密性、コストなどを考えると一般的な回答とはいえません。
そこで、シャッターボックスとそのガイドレールに木製のカバーを製作しました。シャッターボックスは、修理や点検の必要がありますので、木製パネルは取り外し出来るようにしなければならないのが、ちょっと難しい所です・・・。
ヒバ材・杉材・スプルス材使用
(株)独楽蔵 KOMAGURA