住宅工事現場の大工さんと「旧:染織指導所(現:入間市文化創造アトリエ AMOGO!)の棟梁の関係は?
先日、仕事始めで、飯能で建設中の新築住宅現場に行った時のこと。
いつも仕事を一緒にしている顔なじみの大工さんが「こんなお便りが届いたよ。」と言って、入間市の「文化創造アトリエAMIGO!」の名前が入った封筒から、一枚の青いペーパーを見せてくれました。内容はAMIGOからの定期的なお便りのようです。
そこには、その「文化創造アトリエAMIGO!」が「旧:染織指導所」として、新築された昭和13年当時の設計図面が、当時現場の棟梁だった関根勇次さんのお孫さん:関根博幸さんから寄贈されたことが書かれていました。記事の中には、図面が関根さんのお宅で大事に保管されていたことと、そのお孫さんの関根博幸さんも市内で、大工さんをされていることが書いてありました。
その文章を読んでびっくり!その大工さんとは、ペーパーを見せてくれた現場の大工さん本人なのですから・・・。
私は約20年前、AMIGO!をリノベーションする前段階の建物調査の際に、小屋裏や床下に潜って、構造を調査した経験があります。関根さんとは、ずいぶん長いお付き合いでしたが、そうすると、おじいさん、お父さん、関根さんの三代に渡って、お世話になっていることがわかって、驚きでしたし、とても嬉しい気持ちになりました。
ご縁だなぁ・・・。
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