【DIY 枕木テラスをつくってみよう】
暖かくなって、これからはOUTDOORで過ごす時間が増えてきますね。庭で過ごす際に、便利なのが家と庭の中間場、テラスです。
テラスの素材には、デッキ材やコンクリートなどいろいろありますが、DIYで簡単に作れて、かつ、耐久性がある素材に枕木があります。少し(かなり)重くて、運搬が大変ですが、作業は基本並べるだけなので・・・、テラス作りの選択肢の一つにしてもいいかもしれません。
ちなみに、私も自宅のテラスを枕木で作りました。ネットで中古の枕木を注文して、自分で並べていきました。ポイントは、縁石やブロック、レンガなどで、帯を作って、その上に乗せること。いわゆる下駄を履かせた状態です。ただ、置くだけなのでコンクリートも使いません。
枕木自体が、かなり重いので自重で安定しますが、万が一ズレ落ちた時に危ないので、カスガイなどで固定しておくのは、忘れずに・・・。
枕木は、かなり耐久性があるので直置きで設置してもいいのですが、土に密着したままだと、ずっと湿った状態になりますし、虫もつきやすいですから、やはりスノコのような状態で、浮かしたほうが長持ちするような気がします。
鉄道で使用する際(枕木本来の使用法)に、栗石(バラスト)の上に設置するのは、荷重を分散させる意味がありますが、乾燥(雨水の排水)の意味合いもあるのでは・・・、と思います。
我が家の枕木テラスは、施工して7年経過しましたが、メンテナンスなしで作った時の状態のままで、この先も大丈夫そうです。
枕木は、枕木自体に防腐剤を注入したモノが多いのですが、我が家の中古枕木には、防腐剤は入っていません。
それは材料が、オーストラリアのユーカリ材だからです・・・。ユーカリは、ハーブや精油としても有名ですが、木材自体にも、抗菌作用があって、とても耐久性があるんです・・・。
オーストラリアの広大な大地の中にこの枕木が敷いてあって・・・、鉄道が走っていたと思うと、なんだか楽しい気持ちになります。
(株)独楽蔵 KOMAGURA