【敷地の高低差を利用する ②】
先日の住宅に引き続き、今回の住宅も道路から約1m高い敷地です。条件が違うのは、敷地の方位です。こちらの住宅は敷地の北側が道路に面しているんです。ですから、開口部も少ないし、小さいですよね・・・。
前回と同様に、擁壁(ようへき:土留め)と建物の基礎を一体化して、駐車スペース(2台分)は道路と同じ高さに造成・・・。外壁に廻った太いグレーのラインが、ちょうど敷地の高さになります。外には階段はありませんし、では、段差をどこで解消しているのか・・・?
答えは、玄関(内部)です。
玄関ドアを開けると階段がある不思議な玄関です。車庫の奥にもタラップが見えますが、これは勝手口用・・・。
この敷地の段差のおかげで表の駐車スペースの上部は、跳ね出しで有効活用。ちなみに押入れになっています
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