dd-アンティークの床とガス暖炉
使い込まれた感じのものが好きで、物件自体もかなり吟味して探していらっしゃったお施主様ご夫妻。単に立地だけじゃなく、外観なども含めて、建物全体から感じられる雰囲気にこだわっていました。ご主人がインテリアに詳しく、使いたい素材が明確にありました。
フローリングは板の幅の違うものを組み合わせたアンティーク仕上げ。ステンレスのキャビネットは、医療用器具を作っている町工場で特注しました。LDKとはコンクリートブロックで仕切られていて、リビングの床はアンティーク加工。ナラのフローリングを白で染色して拭き取り、使い込まれた感じを出しています。片方の壁には、一面にレンガタイルを使用。ガス暖炉は、人口大理石を使ってモダンにまとめています。リビングのテーブルは、ワインボックスの上に天板をのせたものです。
多くの時間を費やして、お2人で素材を吟味して作ったお部屋は、暖かみのある居心地のよい空間になりました。
ブルースタジオ