バルコニーやベランダ、活用出来ていますか?

バルコニーやベランダは屋外にあって、洗濯物を乾かしたり、植物を育てたりするなど、実用的な場所として使われることが多いスペースです。屋外にある部屋の一部と考えることで、趣味を楽しんだり、寛いだりするスペースにも活用できます。それにはどのように活用したらいいのか、快適に利用するための活用術をご紹介いたします。

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バルコニーとベランダの違い

「バルコニー」と「ベランダ」はどちらも建物の屋外に付いているスペースです。
しかし、その違いをご存じない方も多いのではないでしょうか?

見分け方として一般的なのは、屋根があるかないかです。
「バルコニー」は、2階以上にあるせり出した屋外スペースのことを表し、
「ベランダ」は室内とは窓やドアで隔てた戸外のことを表します。

日本家屋にある縁側や下屋も、造りとしてはベランダにあたります。

バルコニーやベランダをオシャレに快適に楽しむ方法

バルコニーやベランダは、屋外にあって太陽の光を直接受けられるので、洗濯物を乾かしたり、植物を育てたりするなど、実用的な場所として使われてきました。

しかし最近では、スペースをもっと有効活用できないかという考えから、趣味を楽しんだり、寛いだりすることに利用する人が増えています。

では、具体的にはどのように利用しているのでしょうか。
リフォームに役立つアイディアをいくつかご紹介します。

MINO株式会社 nuan.jp

ウッドデッキやウッドパネルを敷く

部屋からバルコニーやベランダへ行くには段差があり、出るときはサンダルを履く方が多いのではないでしょうか。
この段差を少なくし、部屋からバルコニーやベランダが続いているようにすれば、サンダルに履きかえなくても部屋から直ぐに出られますし、床が繫がったことで部屋が広く見える効果があります。

この「バルコニー」側の床の高さを上げるのに活用できるのがウッドデッキです。
バルコニーにウッドデッキを置く場合は、バルコニーに水がたまったり、ゴミが溜まったりしたときに掃除しやすいよう、取り外しができるタイプの物やウッドパネルはおすすめです。

パネルは正方形の小さな板をパズルのように組み合わせて敷くので簡単にできます。
枚数を調節することでバルコニーの広さに合わせることができます。

イス・テーブルを置く

バルコニーやベランダにウッドデッキやウッドパネルを敷いたスペースは、イスやテーブルを置けば、第2のリビングとしても使用できます。

どのようなイスとテーブルを置けるかは、スペースにもよりますが、スペースが狭い場合は、小さくて折りたためるイスやテーブルが便利です。

リラックスしたいときは、身体を伸ばしながら座れて、開放感が味わえるリクライニングタイプのデッキチェアがおすすめです。

また、東南アジアの家具によく使われるラタン(籐)を使ったイスやテーブルを置くと、アジアンスタイルを演出できます。

ラタン素材のものを置くことで、夏は涼しげな雰囲気に映り、冬は温かみのある雰囲気に映ります。このように、バルコニーやベランダでどんな風に過ごしたいのか、イスとテーブルは高さが合うのかなどをしっかり確認して選ぶようにしましょう。

花や植物を飾る

庭がない一戸建やマンションでも、バルコニーやベランダなどに花や植物を飾ってガーデニングを楽しむことは可能です。

その方法としては、1つ1つの鉢植えの植物をまとめて飾ったり、大き目のプランターに何種類かの植物を寄せ植えたりするなどです。

ガーデニングにスペースがとれるなら、鉢植えの植物を横に並べられますが、スペースがない場合は、園芸用のシェルフやラックを置いてその上に並べることで、植物を立体的に飾ることができます。

また、プランターに寄せ植えをするときは、1つのプランターに違った種類の植物や花を植えたり、花だけを植えたプランターをいくつか横並びに置いたりすることで、花を1本のラインで見せるなど、様々な飾り方を楽しめます。

せっかくですのでバルコニーやベランダでしかできないガーデニングを楽しんでみてはいかがでしょうか?

野菜やハーブを育てる

「野菜やハーブを育てるなら、庭や畑がないと無理では…」と初めからあきらめている方も多いのではないでしょうか。
しかし、お住まいの家にプランター(鉢植え)が置けるスペースのバルコニーやベランダがあれば、栽培できる野菜やハーブは沢山あります。

お手入れがちょっと面倒という方でも育てやすいのが、トマト、キュウリ、ナス、ネギ、シソ、イチゴなどです。その他に、枝豆、オクラ、春菊・小松菜、ミニ白菜、リーフレタス、シシトウ、ホウレンソウ、ラディッシュ、カブ、大根、もやし、かいわれ大根なども育てることができます。

アウトドアグッズを置く

バルコニーやベランダにウッドデッキやウッドパネルを敷いたスペースでは、アウトドアグッズを置くことで、キャンプ場のコテージにいるような雰囲気も演出できます。置くグッズとしては、ランタンや折りたたみチェアやテーブルなどです。

バルコニーなどでテーブルやイスの他にも何かを置けるスペースがあれば、バーベキューの時に使うグリルを置くと実際に簡単なものを調理できてよりキャンプ気分を味わえるでしょう。

ライトアップする

バルコニーやベランダを夜間に利用するとき、ライトアップすると昼間とは違った雰囲気の空間が楽しめます。ライトアップのスタイルとしては、テーブルの上や床に1つだけランプを置いたり、バルコニーやベランダの柵につたわせてネックレスのようなガーランドライトを飾ったり、家の壁やバルコニーやベランダの柵にスポットのライトを照らしたい場所に合わせて設定する方法があります。

また、床にライトを置くときに、バルコニーやベランダの塀や昨に沿うように何カ所かに分けて並べることで、下から間接的にスペースを照らすこともできます。

ウッドデッキやウッドパネルを上手に活用するには

マンションや、一戸建ての2階以上のバルコニーやベランダですと、雨が降ったときに水が溜まりやすいので、水はけがよい人工木材を使用した方が長持ちするでしょう。
長くお使いいただくためにも環境にあったウッドデッキやウッドパネル選びをおすすめします。

バルコニーやベランダは、ウッドデッキやウッドパネルを敷いたり、植物やイス、テーブルなどの家具を置いたりすることによって、実用的な空間から、安らげる憩いの空間へと変えることもできます。
お家で過ごす時間を充実させるためにもご紹介した方法を取り入れて有効活用してみませんか。

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