連載⑨ラブリコの魔法♬廃材も無駄なく使ってエコDIY〜理想のキッチンづくり♬…UR×LIMIA DIYリノベプロジェクト

朝、昼、晩。1日の食事を支える場所「キッチン」は生活の基盤とも言えます。ただ単に“料理をする場所”という存在のキッチンから、今やインスタグラムといったSNS上に写真をアップする人も増えた時代。よって、キッチンは“写真を彩るステージ”でもあります。作った料理をアップするのにも、普通のキッチンの中で撮っては、せっかくの料理も絵にならなくてガッカリしちゃう。そんな現代、オシャレなキッチンは欠かせません。今回のUR×LIMIA「DIYリノベプロジェクト」はインスタ映えするオシャレなキッチンを目指してDIYしちゃいます☆ しかも、廃材まで使ってエコDIY! 節約しながらこんなに素敵なキッチンが手に入るなんて、夢みたい♬

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まるでドラマのヒロインが住んでいる部屋のキッチンみたい❤︎ このキッチンのどこかに廃材が使われているなんて、あなたは信じられますか……?

まずは、おさらい。キッチンBeforeをご覧いただきましょう

「キッチン」と呼ぶよりも「台所」と呼んだ方がしっくりくる、まさに昭和な雰囲気漂うBeforeの状態。
もちろん普通に使う分には問題ないし、昔はこんな感じのキッチンが当たり前。
でも、今はオシャレなキッチンが求められる時代。

ワガママなのはわかっているんです。
それでもやっぱり、カフェみたいに素敵なキッチンを手に入れたいの。

「狭い空間」という難点は壁を壊したことで解決。
とはいえ、このままじゃオシャレとは程遠い。
このキッチンがUR×LIMIA「DIYリノベプロジェクト」で、どう生まれ変わるのか?
感動のラストまで、しっかりとお付き合いくださいませ♬

生活感を隠す!ならば秘儀「冷蔵庫目隠し」!! 冷蔵庫がおしゃれに隠せちゃうんだから☆

キッチンに置くモノの中で一番場所を取るのが、冷蔵庫。
冷蔵庫ってどうしても生活感が出てしまって、できれば見えないところに置きたいんですよね……。

限られたスペースの中で冷蔵庫を隠すなんて所業は、引田天功さんを召喚しない限り無理。
マジシャン・セロさんに消してもらうわけにもいかないし。
否、「サプラ〜イズ♬」なんて冷蔵庫を消された日には、それ以降の食材の保存に困ります。

そこでswaroさん、考えました。
「使い勝手良く、見た目も良く冷蔵庫をキッチンに存在させるためにはこの方法しかない!」

swaroさんが言う方法とは、「冷蔵庫目隠し作り」。
冷蔵庫を置きつつ、生活感はバッチリ隠せるナイスアイデアなのです。

ひらめいたら即実行の人、swaroさん。
メジャーでサイズを測ったら、

メモ帳に記録して、脳内会議です。
swaroさんもruntenさんも、すごいのがこのひらめきと脳内会議。
「こうしたいな」と思ったら「そうするにはどうしたら良いか」の設計図が、すぐ頭の中に出来上がっちゃう。
不器用代表選手のような私としては、その頭の中、ぜひとも覗いてみたい。

構想がかたまったswaroさん。
木材をカットし始めました。

ビスを打った跡が残る木材は、壁を壊した際に出た廃材。
新たに購入した木材と廃材を組み合わせて、節約しつつDIY☆

サンダーをかけて表面をなめらかに。

この四角く作った板状のもの。
どうやら、冷蔵庫目隠しの天井部分にするみたい。

冷蔵庫が隠れるサイズの目隠し作りですから、その天井部分となると、結構大きなサイズの板。
4本の柱を立てて、そこへ安定した状態で設置したい。
そんな時、最適なアイテムがあるんです。

チラッとこの画像にも写り込んでいますが、次で詳しく説明しましょう♬

“ラブリコ”が柱とあなたの夢を支えます

冷蔵庫目隠し作りに欠かせないアイテム。
それは、LABRICO(ラブリコ)。

ラブリコとは、つっぱり棒メーカーが開発したアイテムで、女性や家族が安全、且つ、手軽に楽しめるDIYブラケットのこと。
DIYユーザーの声を反映して誕生したDIYパーツですから、その使いやすさと実力は本物!

さまざまな用途に対応するために、4種類のパーツで分けられているラブリコ。
その中から、今回使用するのは、
LABRICO(ラブリコ) 2×4アジャスター オフホワイト DXO-1

2×4材を突っ張るのに、最適のアイテムです。

その魅力は、「工具不要で取り付け簡単♬ 賃貸でも使用できるDIYパーツ」という点。
これがあれば、室内の好きな場所に、自由なサイズで2×4材の柱や棚、壁を簡単に作ることが可能!
アジャスターを市販の2×4材に取り付けるだけで、天井や床を傷つけずに木材を柱としてつっぱることができるんです☆
ジャッキで長さを調整して、つっぱりの力により支柱をしっかり固定できるから、安全面でも安心して使えます。

冷蔵庫目隠しの柱となる2×4材にラブリコを差し込み、下地のしっかりした場所に設置します。
この場所は壁がくぼんでいる部分なので、そのくぼみに冷蔵庫目隠しの天井板をラブリコで挟んでつっぱりました。

ラブリコは縦突っ張り専用なので、横向きには使用してはいけません。
必ず、下地のしっかりした場所に設置しましょう。下地の弱い所に設置すると転倒の原因となったり、天井を破損したりする恐れがあります。
もちろん傾斜した天井、床面にも設置はNG。転倒の原因になりますから。

(※今回の設置場所となるこちらの場所は、強度を測り、安全性を充分確認後、ラブリコで柱を立てています。)

壁側2本の柱をラブリコでつっぱり完了。
残り2本の柱を天井板にビスで固定します。

下の部分も、ビスでしっかり固定。

冷蔵庫目隠しの骨組みが完成。

冷蔵庫目隠しの背面部分に板を打ち付けていきます。

※今回はURからDIYピザ男こと王子様がサポートに来ていますが、調査のためであり、本来はUR側での施工サポートはありません。

背面は隙間なく板で埋めていき、壁側と対する側面には、適度に隙間を開けながら1×4材を横に打ち付けていきました。
この側面に隙間があることで、巨大な目隠しでも、圧迫感を感じずに済みますね☆

(※満足げに作品を眺める背中が職人のオーラを感じさせますが、作ったのはこの人ではなくswaroさんです。)

ペイントしてメイクアップ♬

冷蔵庫目隠しをペイントします。
使用する塗料は、壁塗りの時に大活躍した、グラフィティーペイントから発売されている塗料『ウォール&アザーズシリーズ』。
使用カラーも同じ。
GFW-26 Snow White です。

背面部分をランダムに塗っていきます。
「このランダム感が味になる。」
と、swaroさん談。

なるほど。
確かに! ランダムに塗ることでビンテージ感も出て素敵❤︎

それとは逆に、側面に打ち付けた1×4材はベタ塗りで仕上げます。
この対照がまたオシャレ❤︎

表面を滑らかに仕上げるべく、サンダーをかけた後に発生した粉をウエスで乾拭き。

ペイントした上からサンダーをかけると、このようにアンティーク家具のような風合いが増すのです☆
これぞ、「味」。

内側はペイントするだけ。サンダーはかけなくてOK。
冷蔵庫を置いたら見えなくなっちゃう部分ですからね♬

オフホワイトカラーのラブリコは、冷蔵庫目隠しを白くペイントしたことで一体化。馴染みます。
ちなみに、ラブリコはこの他にもカラーバリエーションが豊富。
使用する場所の色に合わせてラブリコの色も選べるのだ♬

りんご箱を再利用♬ 飾り棚を作ろう

おもむろにりんご箱を取り出したと思ったら、サンダーをかけ始めるペニーさん。

りんご箱といえば、最近テレビ番組やSNS上のリメイク術で人気のアイテム。
今回はこれを使って、飾り棚を作ってしまおう♬ というわけ。

冷蔵庫目隠しの向こう側に、立ってもらったのは、LIMIAで通称“DIYおじさん”として人気を博したfree_rideさん。
りんご箱をビス止めしてもビスが突き抜けないかチェックしてもらいましょう。

「ビスが突き抜けた場合、僕の手はどうなるの……。」
ご覧ください、free_rideさんの目が怯えております。

もちろんビスは突き抜ける事なく、無事に固定できたのでございます。

取り付け位置のバランスを見つつ、2つのりんご箱を背面に取り付けました。

ペイントしなくても、そのままで絵になるりんご箱。
そんなりんご箱で作られた飾り棚の完成です。

こんなもの目の前にしたら、この棚に何か置きたくてウズウズしてしまうよね……。

でもダメ、まだプロジェクトの途中だもの!
我慢!!

なんて心の葛藤も、つかの間。
ウズウズする気持ちに負けて、置いてしまったよね……。
飾り棚を飾り付けてしまったよね……。

(※あくまでも飾り棚なので、重量があるものを置くことは避けてください。小さな雑貨や、フェイクグリーンを飾るのがオススメです。)

そうそう、この2つの画像に映るプランター。
ペニーさんの手作り。
セメントで簡単に作れてしまうのだとか。

無骨な感じが、なんか、良い❤︎
作り方を教わったので次のコーナーでご紹介。
私も後日、マネしようかと思います。

みんなでマネしようよ♬ コンクリートでプランターづくり☆

プランター作りに必要なのは、適度なサイズのダンボールと、ホームセンターで購入できる「インスタントモルタル」。

ダンボールの中に、インスタントモルタルを流し込みます。

そこに、水を入れたペットボトルを2本差し込み、あとは完全に乾かすだけ。
簡単すぎます。
簡単すぎて、私のような不器用さん向けのDIYですね♬

乾いたらダンボールをむきます。

ペットボトルの中にある水を捨ててから、潰して取り出すと……、

ほら見て。
ちょうど良い穴が。

裏側は、ダンボールの折り目部分がそのまま付いちゃってるけど、気にしない。
そう、これも言わば、「味」。

もはや「味」といえば何でも許されるような気がしてきました。

穴部分にフェイクグリーンやエアープランツをポコッと入れれば、あら素敵。
ダンボールとペットボトルで形付けたとは思えない仕上がりです♬

こちらのタイプは、カップラーメンの容器にインスタントモルタルを流し込んだ後、上から紙コップを重ね入れて乾かします。

乾燥後、カップラーメンの容器と紙コップを外せば、鉢形プランターの出来上がり♬

【廃材再利用のススメ】キッチンカウンターを廃材でデコレーションしたいの♬【保存版】

UR×LIMIA「DIYリノベプロジェクト」の現場に足を踏み入れるのであれば、作業着、または汚れても良い服装であるのがふさわしい。
どこかで打ち合わせ、とか、どこかで会議があってその後に……とか。スーツ姿で立ち寄ろうものなら、たちまち場違い地獄に陥ってしまうことでしょう。

そんなわけで、URの貴公子(DIYピザ男こと王子様)がなぜかスーツ姿で登場。工事現場にどっかのドンが紛れ込んだような状態になり、アウェー感が炸裂。
落ち着かないことこの上なし。

しかしこの現場にいる人たちは、スーツ姿で迷い込んだ人に対し「服、汚れさせちゃったらマズイよね」と一瞬躊躇するものの、秒でその気遣いも終了する。
そんな人たちが集まる愉快な現場。

※今回はURからDIYピザ男こと王子様がスーツ姿でわざわざサポートに来ていますが、調査のためであり、本来はUR側での施工サポートはありません。

あら不思議、
いつのまにかswaroさんのサポートをさせられている。
そんな勢い。
笑顔のswaroさんから、気軽に「これやってー」って何か持たされてる。
そんな勢い。

その気軽さは、「あれ?王子さまが今着用しているのはスーツではなくてスーツ仕立ての作業着ですよね?」
そんな認識。
そして頼まれたらスーツが汚れるとか気にせず手伝っちゃう王子の気軽さ。

理由はよくわかりません。
やりがいのある現場なので、活気溢れる雰囲気に背中を押されるせいかもしれません。
すでに数日一緒に作業を続けてきて、チームとしての結束が生まれたからかもしれません。
ばっちりスーツ姿で決め込んで現場に現れた王子様でしたが、作業着姿の我々と同じぐらいの作業を手伝ってくれました。

王子様に手伝ってもらいながらswaroさんが制作していたのが、これ。
キッチンカウンターの上にはめ込む部分。

どうやら、お部屋に合った雰囲気のキッチンカウンターへとリメイクしたいらしい。
ベースとなるのは、ニトリのキッチンカウンター。

でもそのためには、たくさんの木材が必要になる。
「そんなに木材買ってきてないよ」
と材料不足を心配するペニーさん。

そんなペニーさんの心配をよそに、swaroさんはあっさりとこう答える。

「木材が無いのなら、廃材を使えばいいじゃない」

この時、ペニーさんの頭の中には、マリーアントワネットが浮かんだという。

ペニーさんの力仕事がまた増える予感。
でも嫌な顔ひとつせず、がんばるペニーさんなのであった。
嫌な顔、ひとつせず……、あれ?

廃材はこうして木材へとリサイクルせよ!!

壁を壊した際に出た、廃材たち。
そのまま捨てたらゴミですが、廃材だって立派な木材。
ちょっと手を加えてあげることで、DIYに役立てることができるんです。

まず、刺さったままの釘を抜いていきます。

スポッ。

予想外の所に釘が埋まっているので要注意。

くじが全て抜けたら、ヤスリで表面の毛羽立ちを取ってあげましょう。
(※廃材はトゲトゲしていますから、扱う際は必ず軍手をしてください。)

釘を抜いた後にできた穴をウッドシールで埋めていきます。
穴の部分にウッドシールのチューブの先を押し当てて、ギュッと絞り出してください。

穴に埋めたウッドシールをヘラでならします。

壁に使われていた木材ということだけあって、モノはしっかりしています。
立派な木材として役立ってくれること間違いなし!

こうして、廃材を使った世界に一つだけのキッチンカウンターDIYが始まった…

先に作ってあったキッチンカウンターの天板にはめ込む部分。
ぴったりのサイズに仕上げてあるのではめ込むのは力仕事です。

困った時にはこの呪文を唱えます。
swaroさん&rutenさん「ペニー!!」

上から押し込むだけではきっちりとはまらないので、ペニーさんが上に乗ってはめ込むことに。
それにしても便利な召喚魔法をお持ちですね、swaroさんとruntenさん。

綺麗に天板がはまり、swaro様、ご満悦❤︎

はめ込んだ天板は、ビスで留めておきます。

次に、キッチンカウンターの背面部にサイズを合わせてベニヤ板をカット。

そこに接着剤を前面に塗りつけて……、

この接着剤を塗った面に廃材を並べていくのです。

片側をベニヤ板に合わせて、いろいろな長さの廃材を組み合わせつつ、並べていきます。

綺麗に並びました。
まるでパズルみたい。

上から踏んでしっかり接着。

ひっくり返して、ベニヤ板の面から釘を打って廃材がベニヤから外れないように固定します。

長さの異なる廃材を組み合わせているので、釘は端だけではなく、組み合わせた部分も打ってください。
そうでないと、ポロっと取れてしまう箇所が発生してしまいます。

長さのあってない側は、電動ノコギリでベニヤ板にあわせてカット。

廃材に厚みがあるので一度でカットできず。
一旦ひっくり返してガイドラインを引いたら、こちら側も電動ノコギリでカットします。

こうして、両面から攻めるようにカットすれば、

ベニヤ板と廃材がドッキングした1枚の板が完成。
サンダーをかけて表面を削って滑らかに仕上げます。

この板は、以降、勝手に「廃材ベニヤ板」と呼ぶことにしようか。

ヴィンテージ感を演出。ランダムにペイントしていこう

廃材ベニヤ板をペイントします。
ベタ塗りではなく、ランダムに刷毛を走らせて塗るのがポイント。
どこかで見たことある塗り方だ、と思った人、素晴らしい。
そう、冷蔵庫目隠しをペイントした時と同じ手法です。

塗料も、統一感を出したいので冷蔵庫と同じ『ウォール&アザーズシリーズ』(使用カラー:GFW-26 Snow White)を。

全体を塗り終わったら乾かします。

その間に、天板も同様にペイントしましょう。

天板の側面も忘れずに。

ランダムに塗ると、アンティーク家具のように仕上がってカッコイイ。
そう、これも「味」です。

サンダーをかけて表面滑らか仕上げ

廃材ベニヤ板と天板に塗った塗料が乾いたら、再びサンダーをかけます。

そして、ふと気になるのが、このビスを打ち込んだ部分。
目立たなく加工したい。

そこで活躍してくれるのが、ウッドシールです。

ウッドシールでビス隠し

打ち込んだビスを更に奥へと電動ドライバーで押し込むべし。

このようにビスの頭を奥に押し込んで穴が空いた状態にします。

廃材リサイクルで大活躍したウッドシールを用意。

ビスを押し込んだ穴部分にウッドシールを埋め込みます。

こんな感じで全ての穴に絞り入れたら、

ヘラで表面を平らにならせばOK。

せっかく白く塗ったのに、ウッドシールの色が混ざっちゃう……。

なんて心配はご無用。
これも後からキッチンカウンターに素敵なスパイスを与えてくれる「味」となりますから♬
この段階では、このままにしておきましょう。

合体!!!!

廃材ベニヤ板をキッチンカウンターの背面に、「合体!!」

端の4辺をビス打ちするだけでは、廃材ベニヤ板の重みにより、たわんでしまうので……、

ギューッとキッチンカウンター本体に押し付けながら、板が浮かないように様子を見つつビス打ちしていきます。

ピタッと合体完了です♬

ウッドシール、再び。
ビス打ちした部分や、廃材の気になるへこみ部分に絞り出していきます。

ヘラで平らにならす。
この流れ、すっかり定着してきましたね。

せっかく白く塗ったのに、ウッドシールの色が混ざっちゃう……。

なんて心配はここでもご無用。
後々の加工でウッドシールの跡が「味」に変化しますからご安心を☆

キッチンカウンターに板を打ち付け終わり、ホッと胸をなでおろすペニーさん。

…どうやら、
「これで完成!」
と思って安堵の表情を浮かべている模様。

しかし、キッチンカウンターDIYの本番はまだまだこれから。
ザンネーン!!

引き続き後半戦もペニーさんには頑張ってもらいます。

そして二度塗り

休憩もつかの間。
2度目のペイントがスタート。
キッチンカウンターDIY、後半戦の幕開けである。

もう完成だと油断していたところに、swaroさんが再び作業をスタートするから動揺を隠せないペニーさん。

でも嫌な顔ひとつせず、がんばるペニーさんなのであった。
嫌な顔、ひとつせず……、あれ?

ウッドシールを埋め込んだ部分も上から塗料を塗って、二度塗りのターンは完了!
もちろんこの時も、サササッとランダムに刷毛を走らせるのが、塗り方のポイント。

カウンターサイド面&引き出し部分に1×4材を

キッチンカウンターの側面部……つまり、まだ元々のキッチンカウンターの姿が見えている面のサイズを測り、そのサイズにあわせて1×4材をカット。

それを、ビスで打ち付けます。

どことなく無機質だった雰囲気が、木材で囲われて柔らかい雰囲気に。

この面も、ビスの処理はウッドシールで。

引き出しのサイズにあわせてカットした1×4材をビスで固定。

引き出しに打ったビスも処理はウッドシールで埋めます。

塗り、3度目

刷毛でランダムに側面部をペイント。

引き出し部分も塗装を施します。

ペイントの濃さがどの部分も同じになるように、全体も塗装してあげましょう。

サイドに打ち付けた板の厚みによって生じる部分を廃材でカバー

キッチンカウンターの両側面にワンバイ材を打ち付けたことで生じる、カウンター側面、下部分の隙間。
これを埋めるべく、適度な太さの廃材を探し出し、はめ込んで隙間をなくすことに。

キッチンカウンターの土台部分も廃材で埋めていきます。
様々な長さの廃材を上手くパズルのように組み合わせて、ビス止め。

これで、キッチンカウンターを木材で囲う作業は終了。

ここで使用したニトリのキッチンカウンターは、このようにサイドに板を貼っても扉を開けた際に当たらない構造。
今回のDIYにうってつけだったんです♬

傷みのある廃材には、ウッドシールでくぼみを埋めてあげます。
もちろん、ビス止めした部分にもウッドシールで埋めてカバー。

新たに打ち付けた足元の廃材部分をペイントして乾燥させたら、サンダーをかけて仕上げ。

人工的な部分は徹底的に隠しちゃおう☆

出来たー!!
と思ったけど、木材にガラスは少々浮いた感じが目立ちます。
統一感を出すために、もうひと工夫。

木目調デザインのカッティングシートをガラス部分に貼れば、今度こそキッチンカウンターDIYは終了。
オリジナルキッチンカウンターの完成です♬

キッチンカウンターとくれば……、やっぱり椅子も欲しい!

カウンターに、椅子は付きものでしょう。
runtenさんがなにやらゴソゴソと始めました。

カウンターチェアーの座面を固定しているネジをドライバーですべて外したら……、

取り外した座面に、カバー用に用意した新しい布をタッカーで打ち付けていきます。
この布、実はクッションカバーをカットして広げたもの。

座面にグルッと一周、タッカーで固定しました。

「どやっ♬」

ボロボロの座面が、布を張り替えるだけで新品に見えるミラクル。
タッカーで生地を止める際は、押さえつけながら行うとシワシワにならず綺麗に仕上がります。

再び、座面をネジでカウンターチェアーの本体に固定すれば、リメイク完了☆

素敵なキッチンチェアーの出来上がり♬

DIYの強い味方!!その名は“ブラック・アンド・デッカー”!!

UR×LIMIA「DIYリノベプロジェクト」の記事内で、たびたび登場しているアイテムの存在にお気付きですか?

お気付きのあなた。
そう、そこのあなたです。
さすがです、洞察力をお持ちでいらっしゃる。

そのアイテムとは、力の弱い女性がDIYをする際の強い味方。
DIYを行う時の必須アイテム、ブラック・アンド・デッカーの電動工具です。

木材をカットする時や、硬い木材にビスを打ち込む時……。
力仕事に困ったらその都度ペニーさんを召喚できれば便利ですが、ペニーさんは1人しか居ません。
「一家にひとり、ペニーさん」というわけにはいかないのです。

でも大丈夫。
ブラック・アンド・デッカーの電動工具が、あなたのDIYライフを華麗にサポートしてくれます♬

そうは言っても、電気工具が何台もあると……、邪魔。
どうせなら、1台で何でもできる電動工具がほしいの。

なるほど。
たしかに工具で場所をとるのって嫌ですよね。

ご安心ください、
ブラック・アンド・デッカーのマルチエボリューションシステムがそのワガママを叶えます!!

ボディはひとつあれば良し。
そしてヘッドを交換すればドライバー、ノコギリ、サンダーといった様々なツールに変身させることが可能。

この便利さは、まさに電気工具界のドラえもん!!
もちろんswaroさん、runtenさんも愛用中❤︎

ちなみにこちらの四角いアイテム。
……これ、一体なんだと思いますか?

答えはスピーカー。
スマホやタブレットとワイヤレスに接続して音楽を楽しめるBleutoothスピーカーです。
でもね、単なるスピーカーで終わらないのがブラック・アンド・デッカーのニクいところ☆

なんと、電動工具や園芸製品で使用されている18Vリチウムバッテリーが共用できるスピーカーなのだ!

その名も「18V Bluetoothスピーカー BDCSP18」!!
(テッテレー)

このように、工具のバッテリーを外したら……、

あとは外したバッテリーをスピーカーに差し込むだけ。

DIY作業中やキャンプなど、電源確保に困るシーンでも心配ご無用!
携帯性を高める取っ手付きのスタイリッシュなデザインは、アウトドアに連れて行きたくなりますね♬

ACアダプターが付属しているので、コンセントから直接電源を取って使用することも可能です。

工具用のバッテリーで音楽が聴けるスピーカーで、お気に入りの音楽を聴きながらDIYすれば、いつもより作業がはかどっちゃうかも♬

威風堂々!! キッチンAfterをご覧あれ!!

どうですか、この変身っぷり!
まるでカフェのオープンキッチンのような、素敵な雰囲気のキッチンに生まれ変わりました。
つい誰かに見せたくなりますよね♬

キッチン全体も素敵ですが、細かな部分もズームイン☆
ご紹介いたしましょう。

味気なかった収納部分の扉には、runtenさんがカッティングシートを貼ってメイクしてくれました。

下部分の収納扉にもカッティングシートでメイク。
木材を使ってDIYした冷蔵庫目隠しとキッチンカウンターとの相性も抜群。

冷蔵庫目隠しが、冷蔵庫だけでなく生活感も隠してくれます。
建物自体には釘を打ち込んでいないので、賃貸でも現状復帰の心配なし!
横の部分はS字フックをかければ荷物をかけられて機能的です♬

実用性は失わず、冷蔵庫の開け閉めも快適☆

このキッチンカウンターを見て「廃材を利用して作られている」なんて気付く人はいないでしょうね。
それぐらい、見事な出来栄えとなりました。

毎日のクッキングタイムでは作業台として重宝しますし、カウンターチェアーに座ってここで食事するのも良い感じ♬

キッチンカウンターの横には、カウンターと同じ高さの小さな棚を置きました。
この棚にも、swaroさんの“一工夫の魔法”が、かけられています。
画像でサクッとご紹介しましょう♬

swaroさん持参の、タイル。リクシルのエコカラット グラナス ルドラというタイルです。重厚感を感じる見た目と反してとても軽いから扱いやすく、DIYにもぴったり☆
タイルを置くポジションを決めたら、ボンドで貼り付けていきます。
ボンドをしっかり乾燥させれば、完成♬
ちなみにこれ、なんのためにこの場所にタイルを貼ったと思います?
炒め物や煮物、ヤカンや鍋など……熱々のものをそのまま置けるようにするための一工夫だったんです♬ これならわざわざ鍋敷きを用意しなくても大丈夫。こういった「小さな便利」ってキッチンにあるととっても助かるんですよね❤︎
runtenさんからの一工夫は、こちら。トイレのDIYでも使用したものと同じタイプのタイルをつかって、キュートなコースターを作ってくれました❤︎

料理を撮影するスポットとしても抜群のキッチンカウンター。
「今日は何を作ろうかしら……?」
そんな毎日の悩みも、楽しみに変わります☆

ちょっとした工夫や遊び心を散りばめれば、普通のキッチンだって素敵なキッチンに大変身!!
あなたもキッチンDIYで、理想のキッチンライフを手に入れませんか……?

Text:平井 綾(ayataso)
Photo:木下 誠 with freeride. with LIMIA編集部

☆「UR×LIMIA DIYリノベプロジェクト」協賛企業☆

協賛企業一覧(五十音順)
・株式会社オークローンマーケティング(ショップジャパン)
・株式会社秀和建工
・シンコールインテリア株式会社
・立川ブラインド工業株式会社
・株式会社ハンディ・クラウン
・株式会社ビビッドヴアン
・フクビ化学工業株式会社
・平安伸銅工業株式会社(ラブリコ)
・ポップリベット・ファスナー株式会社(ブラック・アンド・デッカー)
・株式会社ラドンナ
・リンナイ株式会社

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