
家を建てる。 隣地境界線上の心得
民法234条
建物を築造するには、
境界線から
五十センチメートル以上の距離を
保たなければならない。
本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
- 1814
- 13
- 0
-
いいね
-
クリップ
住宅街であると
角地なら2辺ですが
一般的には3辺が
お隣との境界線に
接することになります。
この境界線を
守らないと当然
いけない訳ですが
塀などを建てる場合は
安全を見て
3センチから5センチ程度
離して施工する
ということをします。
古い住宅街だと
ブロック塀の真ん中が
境界線になっている
というようなことが
よくあります。
目隠しを
2重にすることはないので
合理的だといえば
そうなのですが
後のメンテナンスのことや
住み手が変わって
考え方の違いで
トラブルの原因に
なったりすることもあり
新たに作る場合は
共有は避けておいた方が
無難であると言えます。
境界線から外壁までの距離は
外壁後退という制限で
用途地域により
50センチ、1メートルと
定められていれば
守らなければ
確認申請をも通りませんが
外壁後退の
制限がないということで
詰めて建ててしまうと
トラブルになることもあります。
建築基準法とは別に
民法において
境界線からの
距離についてこう書かれています。
民法234条
建物を築造するには、
境界線から
五十センチメートル以上の距離を
保たなければならない。
この民法の制限は
建築基準法ほどの強制力はなく
その地域の慣習に従う
というような曖昧な
注釈もついています。
しかし、隣地の方が
NOといえば問題になるので
50センチは離しておいた方が
よいといえます。
また民法第235条で
境界線から
1メートル未満の距離において
他人の宅地を見通すことのできる
窓又は縁側を設ける者は
目隠しを付けなければならない。
ともあります。
境界線から
50センチ離していても
お隣からクレームが付く場合も
ある訳です。
必ず起こるトラブル
ということでもないですが
すでに建て混んでいる住宅街に
あとから住まう場合は
隣地をリサーチしてみて
同じぐらいの後退距離を
保って計画するというのも
トラブル回避策の
ひとつであるともいえます。
- 1814
- 13
-
いいね
-
クリップ
あなたにおすすめ
関連キーワード
関連アイデア
-
気をつけて!ウッドデッキを取り付ける前に確認したいアレコレMINO株式会社
-
【専門家監修】法律違反になってない?ロフトリフォームをする条件や費用、失敗事例を紹介!LIMIA 住まい部
-
2階建を3階建にリフォームしたい!増築費用の目安や注意点を紹介しますLIMIA 住まい部
-
意外と知らない?リフォーム、改築、増築の違いLIMIA 住まい部
-
マンションをリフォームする時の注意点は?一戸建てとはどう違うLIMIA 住まい部
-
リフォームで玄関を移動!?大胆に改装してもっと住みやすい家に!LIMIA 住まい部
-
【専門家監修】廊下の床に違和感……!廊下リフォームの費用や施工内容を紹介LIMIA 住まい部
-
【専門家監修】家のフルリフォームと建て替えどっちがお得?費用相場など徹底比較LIMIA 住まい部
-
和室を洋室にリフォーム|5つの大切ポイントと費用の相場を専門家が解説LIMIA 住まい部
-
【専門家監修】外構・エクステリアのリフォームの費用は?どんなことができる?LIMIA 住まい部
-
盛土して住宅を建てる場合のメリットや注意点を徹底解説!LIMIA 住まい部
-
築70年の住宅をリフォームしたい!その際のポイントや注意点は?LIMIA 住まい部
-
玄関階段のリフォーム!より快適な住環境にするための情報を、事例を交えてご紹介!LIMIA 住まい部