観光地・浅草に新型の宿「ブンカ ホステル トーキョー」オープン。

日本各地から、そして海外からの観光客で賑わう浅草にドミトリータイプ中心の宿、「BUNKA HOSTEL TOKYO(ブンカ ホステル トーキョー)」がオープン。さまざまな施設のデザイン・運営を行うUDSが手がけたもので、築30年の商業ビルから現代の日本文化を発信する最先端のホステルへと生まれ変わりました。キーワードは「清潔感」です。

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ドミトリータイプで3000円〜。浅草に登場したニュータイプの宿

インバウンド消費(海外から来日した外国人の日本での消費)の波が年々高まりを見せる、東京を代表する観光地・浅草。この中心エリアに、2015年12月14日、浅草にて「BUNKA HOSTEL TOKYO(ブンカ ホステル トーキョー)」がオープン。株式会社スペースデザイン(本社:東京都港区、代表取締役:川島 敦)が事業主となり、UDS株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中川 敬文)が事業パートナーとして、企画・設計・運営を手がけるホステルである。

ホステルとは簡易宿泊施設のことで、二段ベッドなどのドミトリー(相部屋)があることが多く、ゲストハウスなどとも呼ばれる。「ブンカ ホステル トーキョー」もドミトリールームを中心としており、約3,000円〜と今の東京にあって格安の宿泊料で泊まれるのがポイント。

アートディレクションを担当したのは、アーティストの高橋理子さん。

ホステルとはいえ、一般的に思い描く簡易宿と雰囲気はまったく異なる。

「日本に暮らす私たちの間で暗黙のうちに共有されている、心地よさの感覚。それが、私たちがお伝えしたい快適さです。小ぶりながら配慮のあるバンクベッド、縁側のように緩やかに外とつながった居酒屋、ミニマルかつ体が悦ぶ食事などを通して、“私たちの文化”に通底する見えないコードを、感じ、楽しんでいただければと思います」とUDS。

ホステル全体のブランディングをUDSとともに手がけ、アートディレクションを担当したのは、主に着物を用いて独自の活動を展開するアーティストの高橋理子(たかはし・ひろこ)さん。

ゲストハウスにありがちな、過度に演出された“日本らしさ”や“現代的”というイメージ。過去の「日本らしさ」にこだわらず、今、この瞬間を生きる人たちが、自然な心持ちでおもてなしすることを考えたのなら…。現代の浅草に何が必要なのかを考えて、ホステルをつくり上げていったという。

プロフィール/
高橋理子(たかはし ひろこ)

1977年生まれ。円と直線のみで構成された図柄により、独自の活動を展開するアーティスト。自身をマネージメントする組織である高橋理子株式会社の代表取締役でもある。東京藝術大学で日本の伝統工芸全般、特に染織の歴史や伝統技術について学び、博士号を取得。現在は、着物を表現媒体とした創作活動のほか、日本各地の伝統技術を持った工場や職人とのもの作りをおこないながら、国内外問わず作品を発表している。 また、様々な企業や産地とのコラボレーションも多く、活動は多岐にわたる。 http://www.takahashihiroko.com/

とにかくこだわった「清潔感」。現代の日本らしさを発信する!

国内外のゲストを満足させるホステルを考える中で導き出したテーマが、「清潔感」。もちろんビル自体から築30年という時間の流れは感じさせるものの、強度と汚れにくさに優れ、水濡れなどにも強い国産タイルをメインの素材とし、クリーンなイメージで統一した。

「ブンカ ホステル トーキョー」のシンボルマークは、小さな正方形で構成された円。“人と人のつながり=縁”を表すと同時に、線を組み合わせたグリッドは、「清潔感・信頼・安心感」を象徴している。

ドミトリールームである「バンクベッド」やホステルのサインなどのデザインでもグリッドを用い、清潔かつ快適な空間をつくり上げている。ちなみに、シンボルマークは地球の地軸と同じ傾きになっているそう。「地球規模で人とつながっていきたい」という熱い想いが込められている。

二段ベッドのバンクベッド。¥3,000〜/1人

一人旅を最もリーズナブルに楽しめる、バンクベッドのドミトリールーム。スチールと木材で作られたオリジナルの2段ベッドで、三方が板壁に囲まれており、周囲を気にせず快適に過ごすことができる。男女ミックスの相部屋と女性専用エリアも完備。

共有のシャワールームやパウダルーム、コインランドリー、簡易キッチンのあるコモンダイニングも用意されている。

◆バンクベッド
ベッド/シングル (W100×D195cm)
価格/3,000円〜/人(税込)

東京出張で使っても! シングルベッド¥5,000〜/1人

二段ベッドよりもゆったりと過ごしたい、という人には、1段ベッドのドミトリールームがおすすめ(男女ミックスの相部屋)。天井高が約2mあるので、頭上も広々としている。東京への出張で宿が見つからないときなど、ビジネスでも快適に利用できる。

シングルベッド
ベッド/シングル (W100×D195cm)
価格/5,000円〜/人(税込)

みんなでシェアして泊まろう。ファミリールーム¥16,800〜

このホステルには、グループ専用のバンクベッドであるファミリールームもある。グループ利用ができる個室で、オリジナル2段ベッドがある。浅草寺に向かって開かれた窓もあり、友人たちとのびのびと過ごせそう。最大4名まで利用可能。

ファミリールーム
ベッド/シングル (W100×D195cm) ディベッド(W130×D195cm)
価格/16,800円〜/室(税込)

※シャワー、洗面、トイレ、ディベッド、デスク完備

泊まらなくても楽しめる「居酒屋ブンカ」

1階に入るのは、「居酒屋ブンカ」。宿泊者でも、そうでなくても、気軽に立ち寄れるダイニングスペース。海外からも注目を集める日本酒を中心に、鍋や日替わりの惣菜をつめた「BUNKA弁当」など、ユニークなメニューが登場する。旅人気分で、気取らないつながりを楽しみたい。

【施設概要】

「BUNKA HOSTEL TOKYO(ブンカ ホステル トーキョー)」

住所/〒111-0032 東京都台東区浅草1-13-5
電話 03-5806-3444
FAX/03-5806-3455
MAIL/info@bunkahostel.jp

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