何十年も楽しめる!「まりも」のユニークな魅力と育て方

まりもは動物にも虫にもみえますが、れっきとした植物。藻の一種であり、マリのような球体をしていることから絨藻と呼ばれています。以前、インテリアとして流行したまりもですが、今もそのユニークな形状で多くの人々に愛されています。今回は、まりもの不思議な魅力と育て方についてお伝えします。

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【目次】
・水と光で何十年も生き続けるまりもとは
・まりもの育て方
・まりもの水は定期的に交換を
・まりもは一年中涼しい場所に
・まりもの色が変わったら適切な対応を
・まりもは北海道以外にも違う種類が
・まりもの増やし方はちょっと意外!?
・お土産屋さんで販売されているまりもは本物?
・まりものある生活を楽しもう

水と光で何十年も生き続けるまりもとは

北海道のおみやげとして人気のまりも。かつてはインテリアグッズとしても人気のあった藻ですが、最近ではみかけることが少なくなったかもしれません。しかし、アクアリウムを始めたい方や、ひと味違った観葉植物を楽しみたい方から今も根強い人気があり、まりもを育てているご家庭は少なくないようです。

まりもは一つの玉のように見えますが、実は無数の糸状の藻が絡まり合って球体になっています。もともとは球体でなく、湖の底でじゅうたんのように平らに繁殖していたそうですが、湖の水のゆるやかな流れによって球体に形作られたと考えられています。

まりもの最大の魅力といえるのが、その寿命。水と光があれば何十年でも生き続けるので、植物を長く大切に育てたい方にぴったりです。育て方も簡単なので、初心者の方でも簡単に育てることができますよ。まりもに花が咲くと思う方も多いようですが、まりもは藻の仲間なので花を咲かせることはありません。

まりもの育て方

まりもを育てる時に欠かせないのが、水。まりもは水を入れた容器のなかに入れて育てます。日陰やカーテン越しの光が薄くさす場所に置きましょう。まりもの適温は15〜20度。高温に弱く水温が30度を超えるとへたってしまうことがあるので、直射日光が当たる場所はNGです。

まりもの水は水道水でもOKですが、きれいな冷たい水を使うようにしてください。特に、小さいガラス容器で育てていると水温が上がりやすいので要注意。旅行や外泊などの時は水温の管理が難しいため、まりもを冷蔵庫に入れておくと安心です。

➢ 金魚や熱帯魚と一緒に育てると食べられる可能性が
まりもと一緒に金魚や熱帯魚を育てる方もいますが、まりもが食べられてしまう可能性があります。別の水槽で育てた方がよいでしょう。

まりもの水は定期的に交換を

水が濁ってきたり、水温が上がってしまった時は、まりもが弱る原因になるので水を替えてください。夏場は1〜2週間に1回、冬場は月に1度を目安に水を交換しましょう。夏場は水がきれいでも水温が上がってしまった場合は替えてください。

水換えの時は、容器にも注目を。容器に藻が付いたり汚れたりしていたら、きれいにしておきましょう。容器に藻がついていると害虫が発生する原因になります。

害虫の発生を抑える工夫として、大きめの水槽ならろ過器を使用して水質をきれいに保つようにしましょう。もしくは、容器を密閉するのも一つの方法。蚊が卵を産みつけることができなくなるため、ボウフラの発生を防ぐことができます。または、少量の塩を入れてもOKです。海水の1/16程度の塩分濃度がもっともまりもの成長に良いとされています。

➢ 水替えの時は、まりもも一緒に洗っておく
水替えをした時は、ついでにまりもも一緒に洗って清潔を保ちましょう。直接水をかけないように気をつけ、手のひらで転がして水洗いします。強く絞るとバラバラに崩れてしまうことがあるので、スポンジをやさしく絞る要領で中の汚れを出しましょう。

まりもは一年中涼しい場所に

北海道の湖で育つ植物であるまりもは、暑い場所が苦手です。温暖な地域で育てる場合、夏場はクーラーをきかせて涼しくし、水温が上がりすぎないようにしておく必要があります。水温が上がりすぎると場合によっては一晩でだめになってしまうこともあるため、夏場は特に注意が必要です。

また、冬場であっても暖房をつけていると水槽の水が暖まりすぎてしまうことが。その場合は、涼しい場所に移動させておきましょう。

➢ ファンを設置すれば水温をキープしやすい
暑さに弱いまりもを育てるには水温管理がとっても大切です。しかし、真夏の水温管理は大変です。小さなサイズで大丈夫なので、まりもを育てている容器に水槽用のファンをつけておくと水温の上昇を抑え、一定温度に維持しやすいでしょう。

➢ まりもの置き場所や飾り方にも工夫を
まりもの置き場所を考える時、風水を意識してみてはいかがでしょうか。風水的にみて緑は仕事運を上げるので、書斎や勉強部屋に置くのがおすすめ。運気を左右する玄関に置くのもよさそうです。まりものコロンとした形を生かして、カラフルなビー玉を一緒に入れるとおしゃれ感がアップしますよ。

まりもの色が変わったら適切な対応を

まりもの色が変わった時は、まりもに異変が起きているサインです。黒くなっていると腐敗している可能性があります。しかし、まりもは中から腐敗していくため、表面上はきれいに見える場合も。まりもが割れて中が傷んでいることに気がついたら、変色部分を取り除いて元気な部分を丸めておけば大丈夫です。

まりもが白っぽくなっている時は、別の種類の藻が付着しているか日焼けしていると考えられます。また、茶色っぽくなっている時は枯れかけているのかもしれません。変色部分を取り除きましょう。

まりもは北海道以外にも違う種類が

まりもといえば、北海道。1897年に阿寒湖で発見されたことから広まったまりもは、今も北海道のお土産として親しまれています。北海道以外ではあまり見かけないまりもですが、実は他の地域にも生息しているといいます。

例えば、2008年には青森県の小川原湖で発見されており、こちらのまりもは岸に打ち上げられているものは持ち帰ってもOKなのだとか。他には、1956年には山梨県の山中湖で発見されたフジまりもが、2013年に同県の本栖湖でみつかっています。青森県のまりもは阿寒湖のものと同じ種類、フジまりもはその変種だそうです。

また、1987年に富山県の民家の池で発見されたというタテヤマまりもという品種もあります。こちらは阿寒湖のもとは異なる新種だそうです。

まりもの増やし方はちょっと意外!?

まりもは大きくなると球体を保つことができなくなり、崩壊してしまいます。すると、幾つかの小さな塊に分かれ、それらがまた成長を始めます。こうして、崩壊と成長を繰り返すことで数が増えていきます。まりもを増やしたい時は、大きく育ててあげましょう。

お土産屋さんで販売されているまりもは本物?

北海道のお土産屋さんで販売されているまりもは、もちろん本物です。ただし、養殖のまりもであることが多いでしょう。

まりもといえば阿寒湖のイメージがあるかもしれませんが、阿寒湖のまりもは、特別天然記念物にも指定されているとても価値のある植物です。許可なしに販売することはできないので、お土産屋さんで販売されているまりもは阿寒湖のものではありません。

まりものある生活を楽しもう

まりもは夏場の水温管理には注意が必要ですが、基本的には手をかけることなく簡単に育てられるので、植物を育てるのが苦手な方にもおすすめです。見ているだけで安らぐまりもと一緒に毎日を過ごしてみませんか?


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