シダ植物の育て方|観葉植物として人気の種類・株分けの方法も解説

シダ系の観葉植物は種類が豊富で、タマシダやプテリストリカラーなどさまざまなものあります。今回はそんなシダ植物の正しい育て方を解説! 枯れるのを防ぐ水やり方法や、株分けして増やす方法などを紹介します。ポイントをおさえれば室内でも上手に育てることができますよ♪

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【目次】
・観葉植物として楽しめるシダの種類
・観葉植物としてシダを美しく保つ育て方
・図鑑でチェックしたいシダ系観葉植物
・シダ系観葉植物は販売環境をチェックする
・シダを増やすには、株分けする
・シダ系観葉植物を楽しもう

観葉植物として楽しめるシダの種類

日本では身近な自然のなかで、意外と簡単に見つかるのがシダ系の植物です。自生するシダ植物は大型のものもありますが、観葉植物として販売されているものは、テーブルサイズから1m程度までが一般的。

観賞用として仕立てられたシダには多くの種類があり、それぞれ属する科によって分けられます。手に入れやすい種類から、いくつかタイプごとに見てみましょう。

【イノモトソウ科】


➢ プテリス(イノモトソウ)……ハンギングにもピッタリのプテリス。細長く小ぶりの葉が茂り、涼し気な印象を与えてくれます。プテリスには多くの種類がありますが、定番とされるのがこのアルポリネアタ。葉は増えますが、縦に大きく伸びることがないため、一般的に販売されるサイズとしては中鉢程度が最大です。

➢ プテリストリカラー…同じくプテリスのひとつで、新芽の頃は赤紫だった葉が、次第に緑に変わるというトリカラーが特徴です。成長後も中央脈の部分には紫色が残り、緑と紫の対比が美しいプテリストリカラー。羽状に広がる三角形の葉が、シダ系らしい表情を見せてくれます。

【ワラビ(イノモトソウ)科】

➢ アジアンタム(ラディアヌム)……黒い茎に小さな葉をたくさんつけるアジアンタム。涼やかな印象があり、とりわけ人気がある種類です。アジアンタムと呼ばれる種類のなかにもさらにいくつかの品種があります。やや大型な葉が広がるテネルム、成長すると高さ1mを超えることもあるトラペジフォルメ、葉柄にそって二列に並んだ葉が30センチほどに伸びるカウダツムなどがあります。

➢ クジャクシダ……長く伸びた葉脈から上に広がる葉が、鳥の羽根を思わせるようなクジャクシダ。学名では「アジアンタム・ペダツム」といい、アジアンタムの仲間に分類されていますが、日本にも自生することから「クジャクシダ」と和名で呼ばれることが多いようです。庭植えとしても好まれるため、公園や庭園でもよく見かけます。

【タマシダ科】

➢ タマシダ……太い葉脈にそって、羽状の葉が広がるタマシダ。縦に伸びていくため、高さが出るのが特徴です。切り花として使われることも多く、長いものでは数十センチにまで伸びることも。日本では本州、四国、九州などの温暖な地域の沿岸域に分布しており、鉢植として栽培されることも多い品種です。

➢ ネフロレピス……たくさんの種類がありますが、もっとも栽培されているのは、ツデーという小型の園芸品種です。葉の茂り方に特徴があり、高さ30センチ程度で葉が波打つように茂ります。。ハンギングにもおすすめです。

【チャセンシバ科】

➢ オオタニワタリ……オオタニワタリはシダ系に多いギザギザのある葉(獅子葉)ではなく、切れ目のない一枚葉を四方に広げます。柔らかい幅広の葉は、シダのイメージとは異なります。観賞用に鉢植されたものでも、葉が大きく伸びるため、テーブルサイズは少なく、中鉢が一般的。

➢ アスプレニウム……日本にも「シマワタリ」「シマオオワタリ」など30種類ほどが分布しています。オオタニワタリよりも、さらに大きな葉が太い葉脈に支えられて広がります。広い葉が柔らかくうねるアビス、細長く縦に伸びた肉厚の葉が全体がひだ状に波打つプリカツムなど、いくつかの種類があります。なかでももっとも人気のあるエメラルドウェーブという園芸品種は、名前のとおり、うねりのある葉が魅力です。

どの品種も縦に伸びるため高さがありますが、ミニ鉢での販売も多く、サイズが選びやすい品種といえます。

【リュウビンタイ科】

➢ リュウビンタイ……大鉢では葉の長さが1m以上にもなるリュウビンタイもシダの仲間。株もとからゼンマイのような新芽を出し、ゆっくりと太陽に向かって育ち、葉を広げてゆきます。成長がとてもゆっくりで、葉がつぎつぎと伸びて茂ることは少ないようです。寒さや照度の少ない環境にも耐性があるので、日光が入りにくい室内でも十分に育てられる品種です。縁起が良いと言われる観葉植物のひとつで、庭木として好む人も多いようです。

そのほか、
クラマゴケなどのイワヒバ科、ハカマウラボシなどのウラボシ科、ドリオプテリスなどのオシダ科などもあります。芦のように細い茎が縦に長く伸びるトクサもシダの仲間で、トクサ科に分類されます。

観葉植物としてシダを美しく保つ育て方

シダ系の植物は、日本に自生するものもありますが、多くが熱帯気候の地域を原産としています。高温多湿の環境を好み、乾燥を嫌います。水不足によって葉のツヤがなくなり、傷んでしまうことも。風通しが良すぎる場所やエアコンの近くに置くと、乾燥しやすいので置き場所には注意が必要です。

また、直射日光に当たりすぎると、葉の色が変わりやすいため、半日陰に置くのがベスト。水気を好む植物なので、湿度を保たせながら育てましょう。

・ シダの観葉植物が枯れる理由は「水不足」
シダ系の観葉植物が枯れてしまう一番の原因は、水不足にあります。乾燥に弱いため、定期的な水やりが必要です。とはいえ、受け皿に水がたまった状態もNG。他の観葉植物同様に根腐れを起こしてしまうため、やりすぎも注意しなければいけません。定期的に、鉢底をチェックし、土の湿り気を確認しましょう。

水やりは基本的に霧吹きを使い、定期的に葉水を与えます。土の表面が乾き始めたら、加えて土にも水をかけましょう。冬場の水やりは、控えめにしましょう。

・ シダが枯れてしまったら
植物の多くは一度枯れてしまった葉は元には戻りません。乾燥に弱いシダ系植物も同様で、極度の乾燥から葉がチリチリになったり、茶色に変色したりして枯れたら、切り取るしか方法がありません。

シダ植物の葉が傷んできたら、まずは根元から切り取り、新芽が出るのを待ちましょう。種類によって異なりますが、新芽が伸びるまでには時間がかかるものもあります。切り取った後は、レースカーテン越しに日光が届く程度の明るい場所(半日陰)に置き、たっぷりの水を与えてください。

葉先だけが傷んでいる場合、その部分だけをカットしてもかまいません。しかし、新芽に栄養を集中させたい場合は、緑の部分が残っていても切り取った方がよいでしょう。

乾燥による葉の変化は気づきやすいのですが、徐々に弱っていくようなら根腐れの可能性があります。根腐れをしてしまうと、新芽も出なくなるため、再生できません。少し様子を見るか、植え替えをして腐った根を取り除きましょう。

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図鑑でチェックしたいシダ系の観葉植物

シダ系の観葉植物は、独特な葉の形が魅力的で、好んで育てるファンも多いようです。自然のなかで見つかる自生のシダもありますが、その種類は多く、ショップで取扱のある品種は限られているようです。そこで活用したいのが、図鑑です。

同じシダ系の植物でも、見た目が大きく違います。育て方にもそれぞれ違った注意点があります。幅広い種類があるからこそ、ファンにとってはどれを選ぶか迷うところ。鉢植えだけでなく、庭植えが可能かどうかなど、図鑑を使って調べてみましょう。

日本に自生するシダ植物を調べるなら、学研プラスが発行する『日本産シダ植物標準図鑑1」(2016年発刊)がおすすめ。大型本なので自宅でじっくり調べたい方にぴったりです。

もっと手軽に持ち歩くなら、トンボ出版の『フィールド版 写真でわかるシダ図鑑」(2016年発刊)もあります。これからシダ植物を調べてみたいと考える初心者さんには文一総合出版による『シダハンドブック」(2007年発刊)もおすすめです。

シダ系の観葉植物は販売環境をチェックする

シダ系の観葉植物は、比較的育てやすいものの、環境が悪いとすぐに影響が出てしまいます。店舗等で購入する場合、販売されているときには状態が良くても、持ち帰った後に痛みが出ることがあります。シダ系の観葉植物を購入するなら、専門店を選ぶ方がよいでしょう。

例えば、シダ系植物を含む、コケや野草などを専門とする山野草の販売店は、管理も行き届いています。販売する店主やスタッフも詳しい人が多く、生育の条件について専門的なアドバイスがもらえるのもうれしいところ。通販を含め、正しい環境で育てている専門店で購入すると安心です。

一方で、雑貨店でインテリアとして販売されているものは、管理が甘くなりがちで、乾燥が進んでいる場合があります。乾燥に弱いシダ系の植物は、購入前に土の状態をチェックし、葉や葉脈にハリやツヤがあるものを選ぶようにしましょう。

葉先がチリチリと丸まりかけたものは、これから痛みが広がる可能性大! 傷んだ鉢植えは、格安で販売されている場合もありますが、葉は一度痛むと戻りにくいため要注意です。その後の管理方法を確認したうえで、状態の良いものを購入するようにしましょう。

シダを増やすには、株分けする

植物の多くは種によって増えますが、シダ系の植物は、胞子を出して増えていきます。しかし、そうした増殖をするのは自生するものだけで、観葉植物として改良されている品種が胞子によって増えることはあまりありません。シダの鉢を増やしたいなら、今ある株を分けて増やす、株分けをします。鉢の大きさは、元の鉢と同じサイズか、一回り大きなサイズを選びましょう。

【株分けのやり方】
1. 元の鉢から株を取り出し、土を軽く落とす。
2. 根が絡まっている部分があれば、ハサミで切り取り、好みの大きさに分ける。
3. 肥料を含まない土や苔にさす。
4. 新芽が出るまで水をたっぷり与えるようにし、明るい日陰で生育させる。

株分けを行う際に、上の葉が大きいと、新芽が出たときに栄養が行き届かないことがあります。大きな葉は10cm程度まで切り落としておきましょう。新芽が出はじめたら、根がついた証拠です。株分けのタイミングは、生育を迎える春先から初夏の頃がベター。乾燥させないことが肝心です。芽が出るまでは日影で管理をし、乾燥を防ぎます。芽が出たら通常の管理に戻しても大丈夫でしょう。

シダ系の観葉植物を楽しもう

シダには多くの種類があり、楽しみ方もいろいろ。観葉植物として自宅での生育を楽しむ人もいれば、その魅力にハマって日本に自生するシダを見つけるために山歩きを始める人もいます。

シダは古代から生きている陸上植物としても知られますが、その姿は現代の品種からは想像できないような大木だったとか。長い歴史を持つシダ系の植物として、園芸品種のシダに惹かれる人も多いのでしょう。ミニサイズの観葉植物として改良されたシダは、比較的育てやすく、室内でも十分に生育環境を整えることができます。図鑑を片手に多様なシダ系植物を学びながら、お好みの品種を探してみてくださいね。

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