クリスマスプレゼントに。マジスのキッズ家具がかわいすぎる！

知っておくべき、イタリア生まれの家具ブランド「マジス（MAGIS）」

モダンな家具好きなら外せないブランド、MAGIS（マジス）。1976年にユージニオ・ペラッツァによって設立された家具ブランド。「MAGIS」という言葉はラテン語で「もっと」を意味する形容詞で、世界的に活躍する多くのデザイナーと共に、デザインと使いやすさ、価格帯のバランスが取れたプロダクトを世界中に送り出している。

特に、マジスが素晴らしいのは、プラスチックや金属の高度な成形技術。それにより、デザイナーの遊び心が生きた、意表を突くデザインを数多く輩出している。

また、「Me Too Collection」と呼ばれるキッズ向けの家具もバリエーション豊富。今回は、クリスマスにプレゼントしたい、絵になるアイテムを紹介！

大きな鳥にまたがるイメージ？　ポップな椅子「ハッピーバード」

「Happy Bird（ハッピーバード）」はまさに鳥をイメージした椅子。2002年に発表した「ティピ」という作品を、素材をポリエチレンに変更してリデザインしたもの。黄色、白、オレンジのポップなカラーラインナップがなんともかわいい！　大きな鳥にまたがるキッズの姿は写真映えするはず。

この椅子をデザインしたエーロ・アールニオが住んでいるフィンランドの街・ヴェイッコラの暮らしには、いつもそばに野生動物がいるそう。なかでも鳥類は種類も数も豊富。エーロ・アールニオはその環境を生かし、他作品でもさまざまな動物をモチーフにしているのだろう。

ただの積み木じゃない！「カーツールズ」で創造性を引き立てて

カラフルに彩られた積み木の「CARtools（カーツールズ）」は、その名の通りクルマの形をもとにしたもの。デザイナーのフローリス・ハーバーズは積み木をデザインするうえで、組み合わせの制約は最低限にし、子どもの創造性と想像力を引き出すように工夫した。

クルマのヘッドライトをイメージしたパーツがあったりなど、遊び心を取り入れた積み木。シックな色使いで、積み木を床に置いたままでも絵になる！　積み木を組み立てながら、家族一緒に過ごすクリスマス。子どもも大人も夢中になれること間違いなし。

移動式チェア？「トロッター」で自分専用スペースをつくっちゃおう

ワイヤーフレームの椅子に、車輪とハンドルをつけたら…、簡単に移動できるようになった椅子が完成！　緑のフレームとオレンジの車輪というポップな色づかいの「Trotter（トロッター）」。オランダ出身のデザイナーであるロジャー・マルテンスが手がけたチェア。

キャリーカートのように動かせる形は子どもたちをよりアクティブにしてくれる。もちろん安全性が考慮されたフレーム構造なので、自由に遊ばせても安心。部屋で使っても、庭で使ってもよし。この椅子と一緒に移動することで、家のなかにたくさんの「自分だけの居場所」をつくることができる。

かわいすぎるアイテムが揃う「ME TOO COLLECTION」とは？

マジスには、これら以外にもキッズ向けのアイテムが充実している。2004年に発表された「Me Too Collection（ミー・トゥ・コレクション）」は2〜6歳を対象としたアイテムや家具を揃えたコレクション。ペラッツァ氏が当時3歳であった孫娘にお絵かき用の机を探していたことがきっかけだったという。

「子どもたちが、大人の持っているものではなく、自分たちにぴったり合う家具が欲しいと言っているんだ。それはただ単に、大人用の椅子の縮小版ではなく、子どもに特別に備えられた感性や、思考力を伸ばす特別なコレクションになるだろう」と、マジス創業者のユージニオ・ペラッツァ。

コンセプト通り、Me Too Collectionには遊び心が散りばめられた商品がたくさん。楽しいだけでなく、知性も伸ばすアイテムの数々は子どもに贈るプレゼントとして最適だ。

マジスの家具は安価ではないかもしれない。でも、一流のデザイナーが手がけた子どもの感性を育むデザイン性、高度な成形技術による使い込んでも長持ちできる丈夫なつくりの両方を持ち合わせている。そして、マジスの家具は、部屋をポップに美しく彩ってくれる。

今年のクリスマスは奮発して一生モノの家具を！　子供たちのおじいちゃん＆おばあちゃんにおねだりしてみては？


◆お問い合わせ／マジス ジャパン

◆Text：LIMIA編集部