北欧の色づかいとインテリアパーツが決め手！わが家を「帰りたくなる場所」にするコツ　ログハウス by キノハス

大胆なペイントで個性的に！

Oさん宅は、壁や床、天井などに無垢材をふんだんに使った木の住まい。室内の壁は白でペイントし、吹き抜けのあるLDKや2階ホールをさらに明るく開放的に演出しています。

特徴的なのが、階段や天井にアクセントになるブルーをプラスしたこと。おかげで、遊び心の光る空間に仕上がっています。

ひと続きのLDKは家族みんなのお気に入りスペース。吹き抜けのおかげで、どこにいても家族の存在を感じられ、家族との距離がぐっと近くなりました。

映えるオレンジでセンスアップ！

インテリアの差し色となっているのが、オレンジ色。白い壁やブルーの天井に映えていい感じですよね。オーダーメイドのペニンシュラ型キッチンは、見ているだけで元気が出るビビットなオレンジを選び、アイアンの持ち手で引き締まった印象を添えました。

それに合わせて、カーテンやドアもオレンジ系でコーディネート。住まいの統一感をアップさせています。

リビングに置いたアームシェルチェアも、テーマカラーと同じオレンジ＆ブルーに。カーテンや階段の手すりと調和して、インテリアをセンスアップしています。

モダンな照明を空間のアクセントに

どこにどんな照明を設置するかは、コーディネートの大切なポイント。吹き抜けに採用したシャンデリアは、イタリアのデザインブランド「NEMO」のもの。モダンなデザインが空間のアクセントになっています。わざわざヤマギワのショールームまで足を運んでセレクトした思い入れの深い品だそう。「海外製品を中心に、住まいの魅力を最大限に引き出す設備を選んでいます」とOさん。

ダイニングのペンダントライトは、空間を引き締める黒をセレクト。シンプルなフォルムが薄型のレンジフードになじみ、キッチンをスッキリと見せています。

厳選したパーツでセンスに差がつく

小さいからこそ見過ごせないのが、スイッチプレートや水栓などのパーツ選び。ディテールにも気を抜かないOさん宅では、白壁に映える真ちゅうのトグルスイッチを特注し、トータルコーディネートしています。

キッチンやトイレの手洗いの水栓は、上品なゴールドカラーで統一。スタイリッシュなインテリアにエレガントな表情を添えています。

スッキリ感を保つ収納もおしゃれに！

通路が広く、調理がしやすいキッチン。LDからは見えない位置（写真の正面）に収納力たっぷりのパントリーを設け、使い勝手を良くしました。パントリーの開口部は、上側に段差のあるカットをほどこしておしゃれに演出。また、キッチン床のテラコッタ調タイルも素敵です。この床は掃除もしやすいそうですよ。

「子どもたちとお風呂に入っても広々と使えるように」と、フルオーダーで設計してもらったサニタリーは、洗面脱衣室にある大容量の引き戸収納のおかげで常にスッキリ！　生活感を感じさせない清潔感のある空間になりました。

この引き戸収納は扉が半透明で、中のものが見えてもうるさくありません。内部に照明がついているのも使いやすさを高めるポイントです。

外観もさわやかな配色でペイント

ブルーの外壁と白い窓フレームのコントラストが視線を集めるO邸。北欧らしい大きな三角屋根は周囲のランドマーク的存在です。広々としたウッドデッキ庭は、子どもたちが元気に走りまわる格好のスペースになっています。

アプローチから玄関内部につながる床は、３色のタイルをランダムに張って、変化をつけました。ドアを開けた瞬間、家族の「おかえり！」の声が響く住まいは、まさに帰ってきたくなる家。帰るたび、家に漂う木の香りに癒され、ほっとくつろいだ気持ちになれるのだといいます。

「帰りたくなる場所」をコンセプトにしたOさんのお宅、いかがでしたか？　この家は、伝統的なフィンランドのログハウスに近代的なノウハウとデザイン性を融合したホンカ・ジャパンのログハウスです。

フィンランドでは、ログハウスの外壁にカラフルな塗装を施すことが多く、そのカラーリングが家の個性を作り出します。ホンカ・ジャパンは、外壁や窓、内装のカラーが自由に選べるのも魅力。色づかいにこだわりたい人、個性的な住まいを目指す人は、ぜひのぞいてみてください！　モデルプランも色づかいの参考になりますよ。

雑誌『キノハス』にOさんの記事が載っています。