軽量鉄骨住宅のリノベーションをしよう!住みやすい環境のために
LIMIA 住まい部
住宅のリフォームの打ち合わせに柏市に行ってきました。32年前に建築設計事務所 独楽蔵(こまぐら)で設計監理した住宅です。まずは、おおかかな予算をお聞きして、直しておいたほうがいい箇所やご希望に、優先順位をつける作業から・・・。家全体を見せてもらいながら、話し合いをしていきます。32年前の住宅ですので、設備や仕上げのが古くなって劣化している部分も多くありますが、家の間取りや造作の手間の掛け方など、現在の『家づくり』で、段々失われつつある、ゆったりと丁寧な暮らしぶりを感じました。
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当時の図面も残っていましたが、もちろん手書きの図面です。普段は 1/50で作図している平面図も、すべて1/20の詳細図で書かれていました。美しいです。図面の書き込みも多く、図面から『家づくり』に対する熱量も感じられます。(私が書いた図面ではありません)
この建物は約10年前に、屋根の瓦を下ろして軽量材の屋根材に変更してあります。耐震補強をしてある住宅ですので、現時点では構造的には問題ないと思われます。建物外周や内部も確認しましたが、不同沈下によるクラックや大きな雨漏りもなさそうです。建物を劣化させないようなメンテナンスも優先順位の高い項目の一つです。