マンションのフローリングをリフォームするとかかる費用・相場はどれくらい?

床やフローリングは、家の中で私たちが毎日直に接している場所です。歩いて負荷をかけていることはもちろん、上に重たい家具や電化製品を置くなど、床を想像以上に酷使しています。それゆえ、月日の経過とともに床がきしんだり、黒ずみや剥がれが生じたりなど、劣化は避けられません。このような変化が見られたら「張り替えのタイミング」と考えて、床やフローリングをリフォームしましょう。ここでは、マンションにおけるフローリングリフォームに焦点を置き、その種類やかかる費用、資金計画時の注意点についてご紹介します。

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マンションのフローリングリフォーム法と費用の関係

マンションのフローリングリフォームには、大きく分けて3つの種類があります。既存の床の状態によって選ぶべき種類が決まるほか、種類によってかかる費用も異なります。

1.既存のフローリングを剥がして下地の上に新たなフローリング材を張り替える方法

既存の床材自体が傷んでいて、下地は問題ない場合はおおむねこの方法が取られます。新しいフローリング材の費用に加え、既存の床を剥がすための工事費用も別途かかります。

2.フローリングだけでなく、下地材や土台から新しく替える方法

床材だけでなく下地や土台も劣化している場合は、床を剥がす工事に加えて下地や土台を刷新させる工事も必要となります。3つのうちで費用が最もかかるリフォームです。

3.既存のフローリングの上に薄いフローリングを重ねて張る方法

既存の床材の状態が比較的良く、且つコストを抑えたい場合にはこの「重ね張り」が適しています。ただし、重ね張りをすることで周囲の床と段差ができたり、床を重ねた部分に湿気がこもりやすくなったりといった懸念点もあります。リフォーム業者と綿密な相談の上選択する必要があるでしょう。

床材別にチェック!フローリングのリフォーム費用内訳

フローリングリフォームの種類が決まったら、新しく張る床材の種類を決定します。床材によって特徴も費用も異なるため、あらかじめ把握しておきましょう。

無垢材

天然木を使用したフローリングです。木の持つ質感や風合いを楽しむことができ、見た目に高級感があります。断熱性や調湿性が高いため、一年を通して快適に生活することができることが大きな魅力です。

ただし、温度や湿度の変化によって膨張や収縮、反りが起こりやすいといったデメリットがあります。傷もつきやすいため、椅子などを使用する場合は注意しなければなりません。

また、価格が高いため、リフォーム費用が大きく膨らむ傾向があります。価格相場は、一平方メートル当たり9,000~15,000円ほどです。

複合フローリング材

合板などの板に薄い無垢の板を貼って作られた床材です。色や木目が比較的均一で、家具を合わせやすいというメリットがあります。また、無垢材とは違って膨張や収縮、反りが生じにくいといった特徴を持っています。

価格の相場は、無垢材と比べると安くなり、一平方メートル当たり4,000~8,000円ほどです。高級感の面では無垢材に劣りますが、価格・品質など全体的に見ると大変使い勝手のよいおすすめの床材と言えるでしょう。

クッションフロア

クッション性のあるビニール素材で作られた床材です。石目調・木目調・タイル調などさまざまな種類があります。防汚性や防水性が高く、お手入れが簡単であることが大きな魅力です。他の床材と比べるとリーズナブルな価格で、工期も短いといった特徴があります。

クッションフロアの価格相場は、一平方メートル当たり2,500円~4,000円ほどです。家具の跡がつきやすい、熱に弱いといったデメリットもありますが、価格を抑えたい方、手入れのしやすさを優先したい方におすすめの床材です。

マンションのフローリングリフォーム、資金計画時の注意点

それでは最後に、マンションのフローリングリフォームを計画するにあたってどのような点に注意したらよいのか見ていきましょう。

床下の状態によっては追加工事が必要になる場合もあるため注意

よく見られるケースが、追加工事による予算オーバーです。リフォーム業者のサイトに載っている金額だけを考慮して依頼をしてしまい、いざ工事が始まったら想像以上に床下の状態が悪く、追加工事のため費用が跳ね上がってしまった、という事例が多く見られます。

優秀なプロのリフォーム業者であれば、床の状態を見ただけでどのようなリフォームが必要なのか、追加工事は必要かを見極めることができますが、業者によっては実際に床を剥がさないと判断がつかず、結果的に予算を大きく上回ってしまうこともあるのです。

資金計画をする際は、こうしたケースも見込んだ上で余裕を持って立てるようにしましょう。

同じ工事でも業者によって見積もりに差が…いろいろな業者の見積もりを比較すべし

実際に見積もりを取ってみるとわかりますが、同じ床材や同じ工事のリフォームであっても、業者によって見積もり料金が異なります。お得にリフォームできるよう、複数の業者の見積もりを取ってしっかりと比較検討するのがおすすめです。

おわりに

一口にフローリングリフォームと言っても、その種類や費用はさまざまです。これから先できるだけ長く快適に過ごせるフローリングにリフォームしてもらうために、まずは信頼できる業者を選びましょう。

業者選びには、一括見積サイトの利用がおすすめです。希望に合った業者を効率良く探すことができ、業者選びの手間を省くことができます。最近床がきしむ、傷や黒ずみが気になるという方は、ぜひフローリングリフォームの業者を探すことから始めてみてはいかがでしょう。

もっと具体的なリフォーム・リノベーション費用について知りたい方は、厳選された複数リフォーム業者での価格見積もりを無料で徹底比較できる、リフォーム料金一括見積もりサービスをお気軽にご利用ください。

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