憧れの街、代々木上原。引っ越す勇気がまだないあなたに伝えたい、4つのこと。

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連載第16回目は、千代田線・小田急線の走る街、代々木上原です。

代々木上原というと、おしゃれな飲食店、雑貨屋が多く、それこそセンスの良いおしゃれな人たちが住んでいる街、というイメージ。新宿から小田急線で4駅7分の立地とあって、やっぱり少し家賃相場は高めですが、一度は住んでみたい、憧れの街。

千代田線が走っていることもあって、表参道や霞が関、大手町など職場があるような街へも1本で行くことができるので、その人気の理由もうなずけます。 ハイセンスで敷居の高い街のような気もしますが、駅直結のショッピング施設「アコルデ代々木上原」には、チェーン店のコーヒーショップ、100円均一、ドラッグストアなどがつまっていて、生活する上でも便利な街でもあります。

そんな代々木上原で生活したら、どんな暮らしが待っているのでしょう。街を散策しながら、ここで暮らすこと、について考えてみました。

朝カフェが当たり前になる生活

少し大人になってくると、チャレンジしたいことの上位にあがってくるのが、「朝の時間を有効活用すること」。憧れる「できる大人」って、朝早起きをして人より早く活動しているイメージ、ありますものね。

代々木上原に住めば、そんな背伸びした自分に、ちょっとだけ近づくことができるかもしれません。とっても素敵な朝を迎えられる場所がたくさんあるからです。 そのひとつに、朝7時半から営業をしているカフェ「paddlers coffee(パドラーズコーヒー)」が挙げられます。

駅からは徒歩10分程度。坂道をぐんぐん上って行った先にある、「西原」というエリアにあります。

この辺りにお住まいの方が多いのでしょうか。自転車を横付けし、さっとコーヒーを飲みに来た、という方も多く見かけました。

店内は、入ってすぐの場所にある大きなテーブルと、奥には2名がけのテーブルと、カウンター、という造りになっています。手前の方では、常連さんたちがスタッフの方と談笑していたり、奥はまだ小さなお子さんを連れたママたちがおしゃべりしていたり、カウンターでは一人で手帳に何か書き留める女性がいたり。それぞれの立場の方たちが、それぞれに心地よい時間を過ごしています。

アメリカ・ポートランドから直輸入した豆でつくられたコーヒー。アイスでも美味しい。

カウンター席の大きな窓から見えるのは、樹齢50年を超える大きな桜の木。新緑が美しい今の季節には、風に揺れる桜の木を、ただぼーっと眺めているだけでも豊かな時間を過ごせそう。もちろんコーヒーも美味しいんです。併設されているギャラリーでは定期的にポップアップショップや、フリーマーケットも行われているそうです。

朝、がんばって早起きしてここに来たい。そうして自然と早起きできるようになって、イメージする大人に近づいていけるような。あなたの背中をそっと押してくれるような、やさしい空間です。

paddlerscoffee

東京都渋谷区西原2丁目26−5

大きな自然に癒される

渋谷からも、新宿からも近い、代々木上原。大きな幹線道路が街を囲んでいるし、THE・都会!のイメージもありますが、実はそんなことはないんです。

井の頭通り沿いには大きなマンションやショップが並んでいます。

代々木上原駅から、おとなり代々木八幡駅を通って歩いて20分ほど。そこにはあの有名な代々木公園が。食のフェスや、お祭りなど、大規模なイベントが多く開催される都内でも有数の公園です。ここが、徒歩圏内。

代々木公園の手前には、代々木八幡宮も。参拝客だけではなく、ベンチに腰をかけて読書をする若い女性もいましたよ。

徒歩ではなく自転車で行けば、もっと近くに感じられるはず。仕事に疲れたりしたときは、ただここに来てのんびりすればいいと思います。まさに都会のパワースポット。自然のパワーって、やっぱりすごいんです。

蝉がたくさん鳴いていて、ああ、夏だなぁと感じます。

雑貨屋、文房具屋、古本屋……お気に入りの店を見つけましょう

街全体がごみごみしておらず、静かだからでしょうか。個性的で落ち着いた店が多い印象の、代々木上原。

静かな住宅街が広がります。

アンティークのインテリアや、雑貨、古本屋など、店主の個性がきらりと光るお店がたくさんあります。

行く度にいい本に巡り合える古本屋「ロスパペロテス」

「いいもの」がそろう雑貨屋さんも。

おしゃれなレコード屋さんもありました。

アコテ、というお店は、この街で3年続く雑貨屋さん。日常生活にあったらちょっと便利で、ちょっとおもしろい、そんな観点で選んだ雑貨が並んでいます。

昔懐かしい見たことがあるような文具や、他ではあまり見ないようなおしゃれなバッグ、それから隣にある人気のパン屋「カタネベーカリー」さんと一緒につくったオリジナルのジャムなど、本当にいろんなものがあるので、何度来ても飽きなさそう。

店主の方も気さくで、代々木上原の街のこともいろいろと教えてくれますし、雑貨のセレクトポイントをひとつひとつ聞いていくのも面白そう。 この街で暮らすことがもっと楽しくなりそうな、そんなきっかけになるお店です。

アコテ

東京都渋谷区西原1-7-5

1日の疲れを包み込んでくれる、ご飯屋さん

仕事から帰って来て、「今日は自炊をしたくない」とか、「体にいいものを食べたい」とか。そんな気分になること、ありませんか。もし代々木上原に住んだなら、そんなあなたが絶対に通いたくなる食堂が、この街にはあります。

それが、「按田餃子」。書籍を出されたり、テレビに出演されたり。この辺ではちょっとした人気店です。

一人飲みをする勇気のない人でも、きっとここなら大丈夫。大衆的で雑然とした感じでもないし、かといって気取った感じもしない。騒がしくもないし、とってもシンプル。誰でも受け入れてくれるような、ホッとする温かさのある、新しい形の「街の食堂」です。

くるんとした餃子がかわいくて、ホッとする味わい。

名物はもちろん餃子。それから豚そぼろご飯を単品で。さらに夏の暑さで体が疲れていたので薬草茶なるものをチョイスしてみました。勝手にオリジナルセットの完成です。

夜だったら、瓶ビール1本と、違う種類の餃子を2皿ほど食べれば、おなかはいっぱいになるでしょう。そうして帰って、ゆっくり一人時間を過ごせばいい。

ほかにもお酒のアテになるような、変わったメニューも豊富なので、毎日来てもきっと大丈夫。1日の疲れを癒してくれる、不思議な食堂があるのも、わたしは代々木上原に住む魅力のひとつといっても過言ではないかと思います。

きっといつでもあなたを迎えてくれるはず。

按田餃子

東京都渋谷区西原3-21-2 1F

*

「いつかは、代々木上原に」。そう憧れは持つものの、土地の値段も高そうだから、家を建てるなんてことはかなわなそう……。だったら、賃貸で住める若いうちにこそ、住むことが叶う街なのかもしれません。

流行を追い求めるだけではなく、シンプルだけど生活に取り入れたい、暮らしの大切なこと。そういうことを大事にしたいと思っている人が、この街には多い気がします。

お店ひとつひとつの「点」で巡るのもいいけれど、それがつながって「線」になり、「面」になる。来る回数を増やして、いつか、憧れを叶えてみませんか。

代々木上原駅の住み心地って?

実際に代々木上原に住んだことのある人に、聞いてみました!

・代々木公園や代々木八幡宮など、自然に囲まれており、都心部なのに、そのように感じさせない雰囲気が落ち着いて過ごせました。

・駅前に飲食店やスーパー、コンビニが密集しており、駅から離れていると買い物が不便です。しかも物価はやや高め。

・夜は比較的静かな住宅街ですが、昼間は人で賑わっており事件も少ないことから安心して暮らせる街だと思います。

・小田急線と千代田線が通っており、比較的移動はしやすい街だと思います。特に小田急線は、快速が停車するため、新宿まで1駅ででられるので、通勤・通学等にも便利です。また、バスも走っており、公共交通機関は整っています。

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