好きな場所に自由に住まう-"売りやすく住みやすい"を中古リノベで-

人生の変化に合わせて「そのときに最適な住まい」に住まう暮らし

一箇所にずっと留まり続けて暮らすのではなく、人生の変化に合わせて「そのときに最適な住まい」を探すという考えのHさま。
おおむね5年のスパンで住宅を住み替えるというライフサイクルをお持ちでした。

今回も、歩けるようになったお子さまの部屋を設けるために、駅前好立地のマンションを購入。
10年以内には手放すことも考慮して「家族が住みやすく」・「売却しやすい」住まいを目指してのプランニングがスタートしました。

ビフォー・アフター 中古リノベでどちらも叶う！ -「売り易くて住みやすい」理想の住まい-

10年以内には売却することを前提のリノベーションは、2LDKの間取りを残しながら進めることになりました。
リビングダイニングに続いていた和室を取り込んで広さを確保し、壁付けのキッチンをオープンスタイルに変更。
それにともない水まわりの配置を見直すことで、洗面室を起点とした回遊性のある間取りを実現させました。

モノがあふれがちな玄関まわりや各部屋には、新たに収納スペースを確保。主寝室にはウォークインクローゼットも備えています。

万人に「売り易い」だけでなく、今の自分たちにとっても「住みやすい」住まいの基盤が完成しました。

自分たちの好みも譲れない「男前」×「少しナチュラル」インテリア

売却する予定とはいえ、折角リノベーションをするのなら、好みの住まいにしたいもの。
元々お洒落な家具をお持ちな上、インテリアの好みが合致していたHさまご夫婦です。
ご自身の好みをどこまで反映させるのか悩んだ末にお選びになったのが、ブラックをポイントにした「男前インテリア」。

お打ち合わせを重ねた結果、「男前インテリア」の中へ、子育て目線も含んだ「少しナチュラル」の要素も加えることに。
無骨なアイテムは雰囲気が重たくなりがちですが、ホワイトをメインにしたLDKの一部へギュッとまとめれば印象も和らぎます。
壁には自然素材の漆喰を、床はパインの無垢材を使用して、温かみを感じる「少しナチュラル」感をプラスした空間になりました。

リフォームポイント

モノトーンカラー＋無垢材で落ち着いた印象を与えるLDKです。漆喰で塗られた天井には、武骨なアイアン素材でアクセントを加えて男前なインテリアに。排気ダクトの関係でやむなく下げる必要のあったキッチン上部は、あえてアールのデザインを施すことでお洒落度がアップしています。

オープンスタイルに変更して、リビングダイニングだけでなく子供部屋までをラクラク見渡せるキッチンです。

キッチンからリビング、そして洗面室へは回遊できるように計画して家事ラク！ペンダントライトを吊るして、まるでカフェのような佇まいになりました。

外からの陽射しが爽やかな、光あふれるリビングです。窓際にはアイアンバーを新設。インテリアグリーンを飾ったり、洗濯物を干したりとマルチに使えるスグレモノです。

主寝室には一般的なクローゼットと深さのあるウォークインクローゼットを備えました。奥行きの異なる収納スペースへ、ひとつの扉で双方にアクセスでき、モノをたっぷりとしまえます。

オープンなシューズクロークを設けた玄関です。入口にはなだらかなスロープを施工して、スーツケースやベビーカートの出し入れをスムーズに。沢山の収納スペースがあるので散らかることなく、玄関のキレイを保てます。

収納兼ワークデスクには、お子様の喜ぶヒミツの仕掛けが。マグネット塗装と黒板塗料のコラボレーションで、お絵かきをしたり、マグネットで遊んだり……。すぐに目を通したいプリントやメモを留めておくのにも重宝します。

LDKに合わせて大人っぽくまとめた洗面＆浴室です。既存のものから一新させました。大きな三面鏡はトップライト付きで使い勝手バツグン。浴槽もゆとりを持った広さを確保しています。

設備を取り換えて利便性を向上させたトイレです。
壁の一面だけクロスの色を変え、床は石畳を思わせるパターンをセレクト。お施主さまがご用意されたアイアンのアクセサリーが、アクセントになっています。