
デンマークの住宅をイメージしたリノベーションで憧れの暮らしを
デンマーク家具に魅せられて
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日本でいう北欧家具は、デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンの家具を指すことが多いです。中でも、デンマークの椅子やソファはシンプルでありながら温かみがあり、とても人気があります。
家の中で過ごす時間が長いからこそ生まれたスタイル
デンマークは、ヨーロッパの北部に位置していますが、北欧の中では暖かい方で、真冬でも平均気温は1~2℃、年間では15~20℃程度です。春や秋は短いですが、はっきりとした四季があります。
完全な白夜はありませんが6~7月には日の出ている時間が長く、天候も日本の初夏のように過ごしやすいので、夜の時間帯になると家の中でゆったりと時を感じるご家庭も多いそう。また、冬になれば雪が降るので、外よりも家で過ごす時間が長くなります。そんな背景があるからこそ、より快適に過ごすため、北欧では家具のデザインや機能が洗練されていきました。
「椅子=居場所」という考え方
デンマークのご家庭を訪ねると、家族の人数よりも多くの椅子があります。家の中で心地よく暮らすためには、自分の居場所としての椅子が必要だと考えられているからです。お店に何回も足を運び、フィッティングをし、吟味し、安くはない値段で購入します。椅子を「時間とお金をかける価値があるもの」と捉えている証拠ですね。
このあと紹介するお宅のオーナーは、デンマークで4年間過ごす内にすっかりデンマーク家具に魅せられたそう。中でも、蚤の市で購入したシングルソファは、初めて手に入れたものということもあり深い思い入れが。リノベーションをするときも「このソファが映える家」が条件だった程です。
デンマークらしさを反映したリノベーション
デンマークの家は壁や天井は白いことが多く、キッチンのタイルにも華美な装飾はありません。家具を引き立てる下地のような役割です。また、一説によると、デンマークでは住宅にお金をかけず、生活を楽しむ習慣があるのだとか。シンプルで丈夫な家を先祖代々受け継いでいくことで、住宅ローンに追われることなく、趣味や行楽にお金をかけることができます。幸福度が高いのもうなずけますね。
デンマーク家具の共通点は、木の風合いを大切にしていること。雪で外に出られない時にも、自然の温かみを感じられます。木材は色合いの濃いものが多く、下手をするともっさりしますが、洗練されたデザインなのでスタイリッシュかつモダンに仕上がっています。
上手く色を使うのも、デンマーク家具の特徴。指し色になる程度の割合で配置していきます。ダークブラウンに合う落ち着いた色で、さりげなく住人のセンスを主張。
ナチュラルな風合いを生かすため、電灯の色はオレンジ色がかった電球色が似合います。不思議なもので「より家具を活かす視点」で選んでいくと、いつの間にかデンマーク風の室内になります。
家具や住宅だけでなく、考え方もデンマークと日本とは違いますが、四季があり自然を愛するという点では類似点もあります。それぞれの良いところを活かしてリノベーションすることで、住人にとって心地よい住まいになりました。
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