
【花粉対策】室内から花粉を追い出すのに重要な、絨毯掃除とは?
春や秋は花粉が多く飛散し、特に花粉症の人は外出が億劫になりますよね。しかし花粉があるのは屋外だけではありません。ドアや窓、衣服を介して室内にも入ってくる可能性があり、いつの間にか絨毯の上に集まり繊維の奥に入り込んでいるかもしれません。上手な取り除き方、掃除方法をチェックしてみましょう。
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みんなの花粉対策、どうしているの?
花粉症のため春先になると鼻がグジュグジュして目がかゆくなる、そんな症状を訴える人が増えますね。最近では、春はスギやヒノキ、秋はブタクサと、春だけではなく一年を通して花粉対策に追われている方もいるようです。
みんなはどのような花粉対策をしているのでしょうか。
室内の掃除
天気が良い日は、窓を開けて部屋に風を通している方もいらっしゃるでしょう。ですが、花粉はドアや窓などいたるところから入ってきます。特に、晴れた日は花粉の飛散量も多くなるため、ドアや窓を短時間開けるだけでも花粉が入り込みやすくなります。
そこで、室内の掃除をする方も多いようです。特に絨毯やカーペット、カーテンといった布製品には花粉が付着しやすいため、重点的に行うと良いでしょう。
空気清浄機
空気清浄機というと、室内の空気を吸い込んでキレイな空気に換えて排出するというイメージがあるでしょう。ですが、目の粗いフィルターでは花粉を除去できず、花粉が含まれた空気を再び排出することになりかねません。
近年販売されている最新型の空気清浄機などでは、さらに性能がアップしており、フィルターの目も細かくなっているので、花粉を逃さずキャッチして、ろ過した空気を室内に届けてくれるでしょう。キレイな空気が部屋を循環するので花粉症の症状も出にくくなります。
メガネやマスク
花粉症のひどい症状を引き起こす原因は、体に花粉が入ってしまい免疫作用が働くためとされています。特に、目や鼻、口などの粘膜からはダイレクトに花粉が入ってしまうため、目やのどがかゆくなり、鼻水や咳が出たりしてしまいます。
そこで、外出時にはメガネやマスクを身に着ける方が多いようです。花粉対策用にゴーグル型のメガネも販売されていますし、マスクについても通気性は良いものの花粉はしっかりブロックできるような商品も販売されています。マスクは毎日交換するものなので費用は掛かりますが、体に花粉を入れないための必須アイテムと言えますね。
医薬品
花粉症は花粉をアレルゲンとして免疫細胞が活性化して症状が出るとされ、症状を和らげるには免疫細胞の活性化を抑える抗アレルギー剤が有効だと言われています。これまでは、医師の処方のもと服薬できましたが、第2種医薬品として薬局やインターネットで購入できる薬も発売されているようです。
薬によって服薬量は異なりますが、花粉の季節に1日1回~2回飲むだけでアレルギー反応を抑えたり和らげたりすることができるため、服薬している方も多いようです。
また、目がかゆくなる対策としては、目を洗う洗浄液を、鼻水対策としては鼻洗い液を使うことで花粉を取り除いて症状を和らげることができると言えます。
衣類
外出時に花粉がつきやすいのが衣類です。特に静電気が起きやすい化学繊維は花粉が付着しやすい素材です。花粉は目に見えないので外出時のままの衣類で部屋を移動することで花粉をまき散らしてしまう可能性もあります。
衣類に対しての花粉対策としては、玄関に入る前に衣類についている花粉を払い落したり、玄関で衣類を着替えたりすることで室内に花粉が入り込むのを防げます。もちろん、100%入ってこないわけではないため、掃除などこまめな対策をおこなうことが大切です。
室内では布製品に花粉はたまりやすい?
それでは、室内に入ってきた花粉はどこにたまりやすいのでしょうか。
プラスティック製品には凹凸(おうとつ)が少ないため、花粉はたまりにくいと言われています。
一方、布製品は素材上、生地に凹凸(おうとつ)があり、特にウールやファーなどの素材は花粉が毛に絡みつきやすい性質があるので注意しなければなりません。また、静電気を帯びやすい化学繊維生地は、花粉を引きつけやすく、生地に花粉がたまりがちです。
室内を見渡してみると、窓に近いカーテンや玄関マット、リビングに敷かれている絨毯やカーペットは特に花粉がたまりやすいので重点的な掃除をおすすめします。
花粉対策になるおすすめ掃除方法とは?
それでは、掃除をする際に、どのようにすれば花粉対策ができるのでしょうか。ポイントをおさえておきましょう。
窓を開けない
掃除中は窓を開けて、換気されるご家庭も多いでしょう。ですが、窓を開けることで風に乗って花粉が入ってきてしまいます。せめて花粉の期間中だけでも、窓は開けないようにしましょう。
はたきは使わない
家具などにたまったほこりを払うのに、はたきを使っていませんか?実は、はたきは花粉対策のNGアイテムとされています。はたきで払うことで、花粉を含んだほこりが空気中を舞ってしまう危険性があるためです。できれば、はたきは使わずに、拭き掃除を心がけてみてください。
床掃除は朝におこなう
屋外から持ち帰ってしまった花粉は重力に従って床にたまっていきます。カーテンや壁についた花粉も家族が寝静まる夜間にゆっくりと床に向かって落ちていきます。
家族が活動を始める前、朝一番に床掃除をおこなうことで、花粉が舞い上がるのを防げるでしょう。
自分でできる絨毯やカーペットの花粉対策の掃除方法はコレ
絨毯やカーペットの掃除を徹底的におこなうのであれば、定期的にクリーニングに出すのがおすすめです。
ですが、クリーニングは費用も掛かりますし、絨毯やカーペットをはがすとなると家具を動かすなど手間がかかってしまい、頻繁には利用しづらいですよね。できれば年に数回利用して、普段は自分でおこないたいものです。
そこで、自宅で、自分で手軽にできる掃除方法をご紹介します。
カーペットクリーナーを使う
毎日手軽におこなえる方法は、カーペットクリーナーでしょう。粘着式のテープになっているため、絨毯やカーペットの表面についた花粉をくっつけて取り除いてくれます。最近では、花粉専用のカーペットクリーナーもあるようなので、テレビを見ながらの合間などにコロコロと滑らせて花粉を取ると良いでしょう。
ただし、広さのある絨毯やカーペットには適していないのがデメリットと言えます。
掃除機を使う
広範囲を一気に掃除するなら掃除機を使いましょう。最新型の掃除機はほこりや小さなゴミだけでなく花粉やPM2.5なども取り除く万能ブラシがついているタイプもあるので、絨毯の内部に入り込んだ花粉もかきだして吸い取りましょう。
まとめ
部屋に入り込む花粉の量を減らし、部屋の掃除をこまめにすることで、花粉が皮膚についたり、体に入り込んだりするのを防ぐことができると言えます。
特に、花粉がたまりやすい絨毯やカーペットは、掃除機などを使って丁寧に花粉を取り除きましょう。
花粉症の人にとって花粉の飛散量が多い日は体調がすぐれずに家事も思うようにできないでしょう。体調が悪い時に無理は禁物です。
そんな時は家事代行サービスを利用して掃除を頼んでみてはいかがでしょうか。掃除や料理を任せるだけで心も体も負担が減って楽になるかもしれません。
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