職人の技術を活かす

大工さん・左官屋さん・瓦屋さん・建具屋さんetc・・・
建築に携わる技術者・・・残念ながら、最後の時代と言われています。
そんな中、技術を伝承する職人さん達と一緒に作りました。

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今回は、左官の研ぎ出し仕上げ
塗りつけ
入れた骨材が平均に行き渡る様にする
乾燥したら、ただ研ぐ
状況を見ながら、ただ砥ぐ
荒いヤスリから、細かいヤスリにしながら研ぐ
水をかけ、補修しながら研ぐ
ただひたすら研ぐ
粗出来上がらり
出来上がった研ぎ出し
表面の風合い
大工さんの工夫

材木屋さんで野さらしにされていた梅の木
お客様と行って見つけて、使おうと!
部屋の中央の柱が構造上、重要な柱で抜けなくて・・・

購入した梅の木を側を4枚にして製材!
それで柱を覆った!
大工さん達、丁寧にしてくれました。
もやい
継ぎ目には、加工で出た木屑を、接着剤と混ぜて、詰めると、樹皮のヒビもあり
何処だか?分からなくなって!
完成です!お客様、森のようにしたいと・・・
飾りをしておられます。
「土」の魅力
どこにでもある素材で、使い方によって「ローテクノロジーでハイクォリティ」
頼もしい素材です。

泥団子
小学校でのワークショップ
「土」はどこにでもある身近な素材
これも泥団子
泥団子の壁
「もやい」が設計・監理した店舗で使いました。
漆喰磨きのカウンター

近くのお寿司屋でもらったアワビの貝殻を入れて磨きました。
650枚のアワビの貝殻のかけらを、模様を考えて入れて・・・
姫路の版築の塀のお客様の依頼を受けて
日干し煉瓦作り
日干し煉瓦でピザ窯を作りました。
姫路の家で

淡路の久住左官さん親子3人での大津磨きの壁
もやい
水引を見ながら、最後は光るまでフェルトで磨きます。
浅黄色の大津磨き
出来上がった大津磨き(浅黄色)の壁
お客様が記念に頂いた鏝

もやい
版築の塀
天理大学での「土と竹の家」ワークショップ
トライヤルウイークで中学生と作った「版築の東屋」
たつの市「楓舎」の玄関ホールの聚楽壁
「楓舎」のリビングの漆喰・イタリア磨き
「土間のあるFUハウス」のアプローチ回り

地層壁仕上げ
先日、テレビ朝日で放映された一閑張りの尾上さん。
和紙を張り重ね、柿渋や漆で仕上げる手法の伝承者です。
「もやい」も色々な事を教えて頂き、親しくさせて頂いています。
写真は、飛来一閑さんが作った4代徳川家将軍の天体望遠鏡です。
一閑張りで出来ています。
・・・今復元に取り組んでおられます。
奈良・桜井市の明治の古民家のオーナーと、京都西陣のアトリエを訪ねた時の写真
作って頂いた一閑張りの作品
建築でも、コラボ出来たらと考えています。
このミニ樂茶碗モデルは江戸時代の将軍家が旅の為に一閑張りで作ったもの!

触らせて頂いた!・・・軽い・・・和紙ですからね!
・・・江戸時代とつながった気がしました。
飛来一閑(尾上さん)の作品
本当に綺麗です!丈夫です。
京都西陣の箔工芸作家・樂翔裕人さん

「二見の明治の古民家」の壁の「銀箔の壁」を製作して頂きました。
銀箔を松煙で焼いて、銀から黒の間に色変化します。
そのグラデーションを活かして
幅6m 高さ2.1mの銀箔の壁を作って頂きました。
迫力の壁です。
「おもてなしの設え」セットとして、もやいと共同制作

金箔・銀箔のリバーシブルの衝立
銀箔の方の衝立

時々によって使い分ける事が出来ます。
樂翔裕人さんの代表作?かな。

京都建仁寺の「風神雷神図屏風」の写し

本物は国宝の為に年に数十日しか展示できないので、普段建仁寺に展示されています。
樂翔裕人さん・お香の天香堂さん・もやいで共同提案した
「おもてなしの設え」・・・玄関先などに・・・
底の板・・・土の磨き
後ろの壁・・・銀箔
お香・・・天香堂
お香台・・・錫で飾り屋さん製作
京都の16代目飾り屋さん

手作りの襖などの引手や飾り金物を製作する方
工夫して作った道具も沢山あります。
引手いろいろ
豪華なものは城郭などの修復に使われたもの
修学院離宮でも使われている引手

「もやい」では「土間のあるFUハウス」で使いました。
たつの市の「楓舎」で使った「立鶴」の伝統的な引手
マンションの一部屋を茶室にする時に、使った「12月」という名の引手
月の満ち欠けを表現しています。
「もやい」大好きな引手の一つです。
同じところで使った「月の字」引手
この部屋で使った引手です。
瓦屋さん・・・一文字を葺く
大工さん・・・丸太を組む
建具屋さん・・・木製格子
格子の建具を作る
無垢の松の床・杉の天井・竹の格子・・・大工さん
土の壁・・・左官屋さん
白い壁・天井は、左官のイタリア磨き
昔からの伝統技術・・・版築の壁
法隆寺の塀などで使われています
銀箔工芸作家の銀箔の壁・・・京都西陣の伝統工芸士・裕人樂翔氏
たたき土間・・・セルフで「もやい指導」
茶室を作る
大工さん・左官屋さん・建具屋さん・炉檀士と
伝統を引き継ぐ職人さんしか出来ない数奇屋建築
丸太を使う・・・大工さんの技
土を塗る・・・左官屋さんの技
露地を造る・・・造園屋さんの技
茶道を理解していないと出来ない細かい心配りが必要
瓦屋さん・・・甍を美しく見せる技
壁・床は左官の研ぎ出し・・・カナリア色・・・材質感がとても良い!
たつの市「楓舎」の浴室の左官の研ぎ出し
床・壁・天井・・・すべてピンクの研ぎ出し・・・見事です!
床の間の壁に京唐紙を貼る。
通常は土壁ですが、今回は伝統的な京唐紙を袋貼りにしました。
優しい表情です。
京唐紙の版木は鉄線のデザインです。
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建築士・建築デザイナー

兵庫県明石市の蔵付き古民家で、土、自然素材、数寄屋建築、茶室、和風、古民家をテーマに活動している事務所です。建築主の要望を「安全・安心・快適・心地よい」をキーワ…

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