中古マンションの内見、見落としがちな3視点
何十年も住むならここを見て!
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チェック漏れは大ダメージ?
新しい住まいの候補をいつくかピックアップできたら、実際に物件を自分の目で見て確かめる「内見」の作業に移ります。
しかし、これから何十年も暮らす住まい。何を見ればこの物件にOKを出していいのか、ちょっと不安になってしまいますよね。
そこで今回は、中古マンションの内見のとき、持つべき3つの視点をご紹介していきたいと思います。
耐震は大丈夫?安全性の視点
ずっと暮らしていく住まいとして、建物自体の安全はとっても大事ですよね。ここでは主に耐震についてマンションの外壁や管理状態のどこをチェックしていけばいいかをお伝えしていきます。
まず、外観としては、躯体のひび割れや鉄筋の露出、外壁の赤サビなどがあげられます。マンションの耐震強度は、地盤を除けば、コンクリートと中に入っている鉄筋がほぼ全てを担っています。
鉄筋はひっぱられる力に強く、コンクリートはつぶされる力に強いのが特徴で、この2つが合わさることで、マンションの強度が保たれています。
しかし、コンクリートのひび割れた所から水が入り、鉄筋にサビが出てしまうと、強度が下がり、マンションの耐震強度も下がってしまいます。外壁やエントランス付近など、しっかり確認する必要があります。
住んでて気持ちいい?専有部の視点
住まいの中身は、購入後にリフォームやリノベーションをする場合と、そのまま住み始める場合とで見るところがちょっと変わってきます。
共通する部分としては、外との関係性です。一通りあげると、日当り、風通し、携帯電話の受信状況、騒音や眺望、窓を開けたときの外のニオイ、鳥獣被害(ベランダに糞が多いなど)です。これらは、ひとつひとつチェックしてみましょう。
そのまま住む場合は、部屋数やどの部屋を何に使うかや、バスルームの広さやキッチンとダイニングの関係など、実際に暮らしはじめることをイメージしながら隅々まで見てみましょう。
リノベーションを行う場合は、壊せる壁と壊せない壁がある構造のマンション(壁構造)もあるので、そちらもチェックすることをおすすめします。
また、風通しやカビが気になる方は、間取りを変更したり、二重窓や珪藻土を取り入れたりすることで、改善することも可能です。
街にストレスはない?周辺環境の視点
周辺環境はネットで物件を調べているときから、かなり気にして探していると思います。駅からの距離、スーパーの位置や病院、保育園、その他の利便性ある施設の位置などが主な点です。
その中でも注意して見ていく点は、休日と平日の違いです。
というのも、内見することが多い土日は、交通量が少なく、騒音もそれほどでもないけれど、平日は、目の前の道が渋滞していたり、工事や工場が可動していて思っていたよりも、うるさいということがあるからです。
時間があれば、自分が朝に家を出る時間と、帰ってくる時間、あわせて休日の様子を見られると、ベストかもしれません。
新しい住まいを探している方は、練習としても、試しに内見をしてみてはいかがでしょうか?
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