観葉植物の元気がない方必見! グリーンを上手に植え替える方法

観葉植物を長持ちさせたいとき、大切なのが植え替えだとご存知でしたか? 日々のお手入れも大事ですが、おおよそ2〜3年で植え替えを行うことで、健康な状態を長く維持できます。以下では植え替え判断のタイミングやグリーンに負担をかけずに植え替える方法等についてご紹介したいと思います。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 1896
  • 12
  • 0
  • いいね
  • クリップ

植替えの判断タイミング

植物の成長には十分な水と酸素、そして養分が必要です。鉢植えの植物は鉢内に根が張り巡らされると、水や酸素の取込みが不十分になり、枯れや根腐りの原因となります。土の養分も徐々に失われていきますので、その点でも植え替えが重要となります。

では植替えはいつ行ったらよいのでしょうか? そのタイミングは以下の兆候から判断が出来ます。
①水を与えても土に浸み込んでいかない
②鉢底の穴から根が出ている
③購入/前回の植替えから2年程度経過している
④鉢に比べ植物が大きい(バランスが悪くなってきた)

植替えの時期

観葉植物の植え替えには、実は適切な時期があるのです。それは、気温が15度以上ある時期と一般に言われています。一般的には5月から9月とされていますが、10月の最低気温もここ20年間(1995~2014)で15度を下回ったのは、東京では4回(最低の年で14.3度)だけ。地域差はありますが10月も植え替えに適した時期と言えるでしょう。
一方、暑さに弱い植物に関しては、7月後半から8月の特に暑い時期の植替えは控えた方が無難です。

植替え前の準備

植替えに当たり必要なのは、一回り大きな鉢と園芸用の土、あとは軽石などのゴロ石です。

植物は購入して2年もすれば当初よりも大きく育っていると思いますので、鉢は一般的には一回り大きなものがおすすめ。ただし、置く場所を考え、今以上に植物を大きくしたくないときは、今まで通りの鉢のサイズでも大丈夫です。

また土は観葉植物の性質に合せ混合するのが一番ですが、不慣れな方は園芸店等で市販されている観葉植物用の土を購入するのがいちばん便利です。

ゴロ石は、鉢の排水効率を上げるために用います。

植替え方法

1. 鉢をぐるりと一周軽く手でたたき、観葉植物を鉢から抜き取ります。

2. 固くなった土をやさしく手でほぐしながら、古い土や枯れた根を取り除きます。取り除く土の目安はおおよそ1/3。また、必要以上に大きく伸びた(飛び出た)根も切取ります。枯れた根はぽろりと自然とはがれるものです。生育に欠かせない根を誤って取り去らないためにも、根を無理やり引きちぎらないようにしましょう。

3. 鉢にゴロ石、用土、観葉植物、用土の順に入れていきます。この際に観葉植物が垂直になるように、鉢を軽くたたきながら用土の偏りを修正し、全体に用土を入れていきます。割り箸などを使って鉢の底へときちんと土が落ちるようにするとよいでしょう。

4. 最後に水を与え、ゆっくりと水が引けていけば成功です。水はけが悪い場合は、ゴロ石がたりなかったか、土の詰め過ぎが要因として考えられます

5. 最後に植え替え直後は根が傷付いていますので、肥料を与えず、直射日光・風を避けられる場所に移して下さい。2週間程度経過したら、通常の管理に戻して構いません。

「植え替え」と聞くと本格的な作業のように思え、気が引けるかもしれません。でも、一度チャレンジしてみてください。背の高さが1m以上あるグリーンの場合、作業に場所を取るので、ご注意を。1人よりも2人で行ったほうが、作業がスムーズに進むと思います。購入後、2年程度たった植物や、鉢とバランスが悪くなってきた植物をお持ちの方は、鉢の裏を確認してみて下さい。そろそろ植替えの頃合いではないでしょうか?

  • 1896
  • 12
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

関連アイデア

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

creekさんの他のアイデア

生活の知恵のデイリーランキング

おすすめのアイデア