ちゃんと洗濯しているのになぜ落ちない?汚れに合わせた洗濯術を《ワイドハイター》担当者さんに聞きました!

毎日しっかり洗濯しているつもりなのに、残ってしまう汚れ……。なぜ洗濯ものには「落ちる汚れ」と、「落ちない汚れ」があるのでしょうか? そんな疑問を解消するべく、お洗濯にお悩みをお持ちのインスタグラマーさんが、洗濯のコツを《ワイドハイター EXパワー》開発担当者である村田大也さんに質問。意外と知らないお洗濯の基本から、洗剤・漂白剤の使い分け方まで教えてもらいました!

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花王株式会社
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洗濯洗剤の得意な汚れ・不得意な汚れを知ろう!

左:カジュアルファッションやキレイめコーデが人気のインスタグラマー 矢口里奈(happy__riin)さん
右:花王株式会社 ファブリックケア事業部 開発リーダー 村田大也さん

矢口さん:さっそくですが、毎日しっかりと洗濯しているのに、汚れが落ちきらないことがあります。なぜ「落とせる汚れ」と「落とせない汚れ」があるのでしょうか?

〔花王〕村田大也さん(以下、村田さん):実は、通常の洗濯用洗剤には、得意な汚れと苦手な汚れがあるんです。そもそも、私たちの衣類につく汚れの種類は、大きく分けると「色素汚れ」「アブラ汚れ」「粒子汚れ」の3種類。それらの汚れが混ざり合って、汚れになっているのです。洗っても落ちきらないことがあるのは、洗濯用洗剤にとって苦手な汚れが混ざっているからなんですね。

矢口さん:なるほど、それは知りませんでした!

村田さん:図を見ていただくとわかると思いますが、洗濯用洗剤が得意な汚れは皮脂などの「アブラ汚れ」と、泥などの「粒子汚れ」で、苦手な汚れが果汁などの「色素汚れ」なんです。

矢口さん:たしかにカレーもそうですし、トマトソースやワインなど、食べこぼしの汚れは落ちきらないことが多いです。

村田さん:そうなんです。例えばカレーは色素汚れとアブラ汚れが混ざっているので、洗濯用洗剤が得意なアブラ汚れは落とせても、苦手な色素汚れは残ってしまいます。そんな色素汚れには「漂白剤」を使いましょう。

村田さん:まずは、このブラウスをご覧ください。どちらもワインのシミがついたブラウスを洗ったものですが、上が漂白剤につけおきして洗ったもの、下が洗濯用洗剤で洗ったものです。

矢口さん:比較すると全然違いますね! 色素汚れの場合は、漂白剤を使うことでしっかりと落とせるんですね。

ただ“白くする”だけじゃない!漂白剤の役割とは?

左から:《ハイター》《ワイドハイター EXパワー 粉末タイプ》《ワイドハイター EXパワー》

矢口さん:先ほどカラーブラウスのシミ落としを見せてもらいましたが、漂白剤を使うとき「色柄もの」は避けるようにしていました。

村田さん:漂白剤にも種類があるので、違いを知って用途に合わせて使い分ければ、色柄ものの衣類も汚れだけをしっかり漂白できますよ。

矢口さん:なるほど。漂白剤にはどのような種類があるのでしょうか?

村田さん:まず、漂白剤は大きく分けて「塩素系」と「酸素系」の2種類に分けられます。塩素系は分解力が強く、繊維の色素も分解してしまうため、色柄ものには使えません。〔花王〕の《ハイター》も塩素系ですね。

矢口さん:確かに私も、ふきんや子どもの上履き、スニーカーを漂白するときは、しっかり白くなる《ハイター》を使ってつけおきしています。

村田さん:そうなんです。一方で、《ワイドハイターEXパワー》に代表される酸素系の漂白剤は、繊維の色素は分解せず酸素の力で汚れのみ分解するので、色柄ものの衣類にも安心して使えるんですよ。

矢口さん:さまざまな酸素系漂白剤がありますが、〔花王〕の《ワイドハイターEXパワー》の特徴はなんですか?

村田さん:《ワイドハイターEXパワー》は〔花王〕が衣料専用に研究を重ね、開発した漂白剤です。独自の「漂白活性化剤」が配合されているので、繊維についた汚れに酸素がしっかり働いて分解してくれます。

矢口さん:お洋服の色柄を守りながら、汚れだけを分解するなんてすごいですね! 《ワイドハイターEXパワー》は「液体タイプ」と「粉末タイプ」があるようですが、どのような違いがあるのでしょうか?

村田さん:液体タイプは「ニオイ」へのアプローチが得意で、分解消臭できます。菌の増殖も防ぐことができるので、汗をかくこの時期は、汗を拭くタオルやシャツ、シーツなどに使うのもおすすめです。一方、粉末タイプは身体や食べ物汚れに含まれるタンパク質を分解する酵素を配合しているので「目に見える汚れ」へのアプローチが得意。つけおきすることで、落ちにくい食べこぼしの「シミ」やエリ、ソデ、枕カバーの「黄ばみ」をしっかり落としてくれます。

矢口さん:液体と粉末でかなり違いがあるんですね! そういえば、首まわりの汚れは、洗濯用洗剤で落とせたと思っていても、しばらくぶりに着ようと出したら黄ばんでいてショックを受けたことがあります。

村田さん:時間差で出てくる黄ばみは、繊維に残っていた汚れが化学変化したものなのです。このような「黄ばみ」やしぶとい「シミ」汚れを落とすなら酸素の力で分解するのが効果的です。《ワイドハイターEXパワー 粉末タイプ》を使ったつけおき洗いがおすすめですよ。

それでは実際に汚れを落としてみましょう!

《ワイドハイター EXパワー 粉末タイプ》を使ってつけおきに挑戦

村田さん:矢口さんは普段のつけおき洗いで、気をつけていることはありますか?

矢口さん:温かい方が汚れ落ちが良い気がするので、40℃程度のお湯を使っています。

村田さん:バッチリです! この40℃というのが、繊維を傷めないまま効果的に漂白できる温度なんです。しかし、お湯の温度が高すぎるのはかえってNG。繊維を傷めてしまうので気をつけましょう。

矢口さん:よかったです(笑)。洗濯表示や、製品の注意書きを読むことも大切ですね。

村田さん:つけおきをするときの《ワイドハイターEXパワー 粉末タイプ》の使用量の目安は水1ℓあたり5gです。適量をお湯に入れてよく混ぜてからつけおきをしましょう。

矢口さん:すごい! さっそく汚れが落ちてきていますね。

※肌の弱い方や、ネイルアートをしている方は、ゴム手袋の着用がおすすめです。

村田さん:しぶとい汚れを落としたいときは、繊維の奥についた汚れに漂白剤が届くように、つけおき中に衣類を「揉む」と効果的です。

矢口さん:ゴシゴシとこするのはダメですか?

村田さん:こするのは繊維を傷めてしまうのでやめましょう。30分置いて、洗濯したら完了です。

矢口さん:つけて、揉んで、30分置くだけで良いのなら、ほかの家事の合間に手軽に漂白できますね。

村田さん:そうなんです。ただし、30分以上の放置は漂白剤の効果が無くなるだけでなく、繊維を傷めることもあるので、くれぐれも注意しましょう。

村田さん:さて、つけおきが終わりました。矢口さん、いかがですか?

矢口さん:たった30分つけただけで、洗剤で落とせなかったワインのシミがキレイに落ちています! なんだか、発色もよくなった気がしますね。

村田さん:漂白剤は白さを引き出すのはもちろんですが、繊維のくすみをとってくれるので、お気に入りの色柄服を明るくキレイにしてくれるというメリットがあるんですよ。

矢口さん:今まで色柄もののシミ汚れは、クリーニングに持っていかなければいけないと思っていましたが、《ワイドハイターEXパワー 粉末タイプ》を使えばコスパもよくなりますね!

漂白剤を使いこなして、お洗濯上手!

《ワイドハイター EXパワー 粉末タイプ》

村田さん:衣類をキレイに保つポイントは、こまめに酸素系の漂白剤を使って洗うことです。さらに、衣替えのときも、漂白剤で洗ってからしまうことで「久々に夏服をだしたら黄ばんでいた!」という時間差で出てくる黄ばみ汚れも防げます。矢口さん、体験してみていかがでしたか?

矢口さん:服を買うとき、ついつい汚れを気にして黒っぽい服を選んでしまいがちですが「汚れがついても《ワイドハイターEXパワー 粉末タイプ》でつけおきすれば大丈夫」というのは安心ですね。これなら気兼ねなく自分に似合う色のオシャレ着に挑戦できそうです! 私の肌の色にはパステルカラーが合うようなので、もっと取り入れたくなりました♪


しつこい汚れを落とすなら、まず汚れの種類を見極めて、必要に応じて漂白剤を使うことが効果的。さらに《ワイドハイターEXパワー 粉末タイプ》でつけおき洗いすれば、繊維にこびりついた汚れもすっきりキレイになることがわかりました。毎日の洗濯にひと手間プラスして、夏のお洋服の汚れを一掃しましょう!

【商品情報】

●商品名:《ワイドハイター EXパワー 粉末タイプ》
●品名:衣料用漂白剤
●液性:弱アルカリ性
●成分:過炭酸ナトリウム(酸素系)、界面活性剤(ポリオキシエチレンアルキルエーテル)、アルカリ剤(炭酸塩)、漂白活性化剤、安定化剤、酵素
●香り:清潔なホワイトフローラルの香り

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