【DIY】壁面を一気にレベルアップ! 絵になるガーデンウォールラックを作ろう ログハウスbyキノハス

このガーデンウォールラックがあれば、ナチュラルな印象のウッドフェンスをもっと素敵に演出できます。ガーデナーの山中さんに、素敵な木工作品の作り方を教えてもらいました。ぜひチャレンジしてみてください。

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かわいくて、実用性もある木工作品♪

ウッドフェンスの広い壁面って、どうしてものっぺりとして単調になりがちですよね。でも、このガーデンウォールラックを設置すれば、ちょうどいいフォーカルポイントが誕生! 棚板に好きな雑貨を飾れば気分がアガること請け合いです。

手作りのウッドフェンスに囲まれた空間でガーデニングを楽しんでいる山中さんご夫妻。そんなウッドフェンスをさらに素敵に演出するため、「ガーデンウォールラック」を作ることに。

デザインがかわいいのはもちろんですが、それだけではありません。「作業で使うツール類もしまえる、おしゃれさと実用性を兼ね備えたデザインにしました」と奥さま。引き出しとフックをつけたので、収納力もばっちりです。

木製品を屋外で使うなら、メンテナンスは欠かせません。作品とウッドフェンスのどちらも手入れしやすくするため、ビス直打ちでなく三角吊り金具を使って取りつけています。これなら、いざというときの再塗装や傷んだパーツの交換が簡単にできますね。

引き出しにも工夫があります。側板と背板は、あえて前板より低くしました。こうすることで、出し入れの際に多少斜めになっていてもスムーズに動きます。また、閉めたときにすき間ができにくくなるというメリットもあるんです。

そして、忘れていけないのが、塗装。木工作品を屋外で使うなら、木材保護塗料が欠かせません。今回は和信ペイントの「エクステリアカラー」を使いました。防虫・防腐・防カビ・防蟻・撥水の5つの効果で作品を守ってくれます。試しに水をかけたところ、強力な撥水効果で玉のように弾いてくれました。これなら屋外でも安心ですね。

また、多彩なカラーバリエーションも魅力。塗装面にはマット感があり、木目がきれいに浮かび上がるのも特徴です。

ガーデンウォールラックを作ってみよう

山中さんのインスタグラムは、@chaives022で検索

ガーデニング歴23年の山中さんご夫妻。奥さまはアイデアと塗装を、ご主人は木工を担当し、これまでにシーティングアーバーやパーゴラなど、大小さまざまなガーデン構造物を手がけてきました。

今回の作例では、必要な木材のカットはすべてホームセンターに依頼しました。手間なく正確なサイズに切れるので、安全でカンタン。塗装と組み立てを集中して楽しめます。

【作り方①】 材料をカット

材料の切り出しはホームセンターに依頼しましたが、斜めカットは頼めません。そのため、側板の斜め部分は手ノコでカットします。

材料のカットが済んだら、各部材の表面に耐水ペーパーをかけましょう。こうすることで木地が整い、塗料の食いつきが良くなるうえ、塗装の仕上がりもきれいに。最後にウエスで削り粉をふき取ります。

【作り方②】 カットした材料をペイント

塗料の容器をよく振ってしっかり中身を混ぜ合わせたら、最初に水を吸いやすい木口(繊維と直角に切断した断面)にたっぷり塗ります。

ちなみに、組み立て前に塗装を行うのは、塗りムラや無塗装の部分ができないようにするため。全部のパーツの全部の面に塗装しましょう。

木口と木端(繊維と平行に切断した断面)の塗装が済んだら、広い面を塗装します。きれいに塗るコツは、中央から端に向かってハケを動かすこと。逆に角から塗ると、角で塗料がしごき取られて垂れてしまうので注意しましょう。

全部の面を塗ったら、完全に乾くまで放置します(乾燥時間は気温20℃で約2時間)。ちなみに、部材の下に敷いているのは「猫よけ」。これがあると塗装&乾燥に便利なんです。

【作り方③】 塗料が乾いたら組み立て

ビスを打つ位置に、あらかじめ下穴をあけます。皿取り錐を使うと、下穴と同時にビス頭がおさまるくぼみ(皿取り)も加工できるので便利。これがないとビスを打った木材にストレスがかかり、数年後にそこから割れやすくなるんです。

天板と側板をビスで固定。続いて棚板3枚とフック受け、背板を固定していきます。

引き出し用の各部材も同様にビスで固定していきます。

ガーデンウォールラックの完成です! 

展開図はこちら

作りたくなった人は、展開図を参考にチャレンジしてください。

必要な道具と資材はこちら。このほか、手袋(塗装用)、ウエス、スリムビス(ステンレス)φ3.3×20mm・φ3.3×35mm、ブラックコーススレッド32mmが必要です。

実際に既存のウッドフェンスに設置してみると、前からあったみたいにしっくりなじんでいますよね。塗装した色は、フェンスの色に近いスカイグレーとホワイトをベースに、差し色として引き出し部分にデニムブルーを採用。色づかいも成功のポイントなんです。

広い壁面のフォーカルポイントになるガーデンウォールラック、いかがでしたか。ウッドフェンス以外にもガーデン空間のアクセントとして活躍しそうですよね。サイズや色は自分の庭に合わせてアレンジするのも楽しいですよ。

雑誌『キノハス』に山中さんの記事が載っています。

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