しまった……となる前にチェックしたい！　機種変時にLINEアカウントを引き継ぎする方法

友だちとのやりとりにメールや電話よりもLINEのメッセージや無料通話を使う人も多いのではないでしょうか。そんな“LINE頼み”の人にとって失敗できないのが、機種変更やキャリア乗り換え時のLINEアカウントの引き継ぎ。そこで今回は「これをやっておけば大丈夫！」なLINEアカウントの引き継ぎ方法を紹介します。

引き継ぎできるデータ、できないデータがある

引き継ぎできるデータ

・友だち（ブロック設定も含む）

・グループ

・プロフィール情報

・ステータスメッセージ（旧ひとこと）

・トーク履歴（同じOS間なら引き継ぎ可能。別途バックアップと復元の操作が必要）

・アルバムの投稿

・ノートの投稿

・タイムライン

・ホーム画面

・購入したスタンプ（再ダウンロードが必要）

・着せかえ情報（再ダウンロードが必要）

・購入済みのLINEコイン残高（同じOS間なら引き継ぎ可能）

・Keepに保存したデータ

・LINE Outのチャージ済みコールクレジット（同じOS間なら引き継ぎ可能）

・連動アプリ（LINE Pay、LINE MUSIC、各種LINEゲームなど）のデータ※一部引き継げないものも。

引き継ぎができないデータ

・トークの背景

・通知音

・トーク履歴（異なるOS間では引き継ぎ不可）

・購入済みのLINEコイン残高（異なるOS間では引き継ぎ不可）

・LINE Outのチャージ済みコールクレジット（異なるOS間では引き継ぎ不可）

ここでは省略しますが、トーク履歴をテキスト形式のファイルやスクリーンショットで保存する方法もあります。

※OSやLINEアプリのバージョンアップに伴って、引き継ぎができるデータが変わる場合もあります。アカウントの引き継ぎをする際は、ヘルプセンターなどで最新の情報をチェックしてください。

LINEアカウント引き継ぎの3ステップ

ステップ 1：機種変更前の端末で「メールアドレス登録」と「パスワード」を設定する（または「Facebook連携」をする）

ステップ 2：機種変更前の端末で「アカウント引き継ぎ設定（2段階認証）」を行う

ステップ 3：新しい端末でLINEアプリにログインする

ステップ 1：機種変更前の端末で「メールアドレス登録」と「パスワード」を設定をする（または「Facebook連携」をする）

LINEアプリの「設定」メニューから「アカウント」→「メールアドレス」をタップします。

機種変更後も使えるメールアドレスを登録します。すぐにそのメールアドレス宛に認証番号が届くので、LINEアプリ上で入力します。

「メールアドレスの登録が完了しました。」と表示されたら「OK」をタップ。メールアドレス登録は完了です。

LINEアプリの「設定」メニューから「アカウント」→「パスワード」に進み、6〜20文字のパスワードを設定します。「パスワードが変更されました。」と表示されたら「OK」をタップ。パスワードの設定は完了です。

＜Facebook連携をする場合＞

LINEアプリの「設定」メニューから「アカウント」→「Facebook」の「連携する」ボタンをタップ。画面の指示に従って、Facebookアプリ（またはFacebookの登録情報）でFacebookにログインし、連携を許可します。

ステップ2：機種変更前の端末で「アカウント引き継ぎ設定（2段階認証）」を行う

LINEアプリの「設定」メニューで「アカウント引き継ぎ設定」をタップし、設定画面で「アカウントを引き継ぐ」をオンにします。

有効期限は36時間なので、新しい端末を入手する当日に行うようにしましょう。（いったんオフにして再度オンにすることで有効期限が36時間にリセットされます）

事前準備はこれでOK。トーク履歴を引き継ぎたい場合は、個別にバックアップしておきます。

トーク履歴のバックアップについては

ステップ 3：新しい端末でLINEアプリにログインする

新しい端末にLINEアプリをインストールしたら、「ログイン」に進み、メールアドレスとパスワード（または「Facebookでログイン」）を使ってLINEアカウントにログインします。

以前の端末で利用できなくなり、トーク履歴が削除されることが案内されるので、問題なければ「OK」をタップしてログインを完了します。

無事にログインできたら必要に応じてトーク履歴のバックアップを復元したり、購入したスタンプなどを再ダウンロードしましょう。

なお、LINEの公式YouTubeチャンネルで動画も公開されています。2016年の公開なので細かいインターフェースは多少違いますが、基本的な流れは参考になります。