街中でも自然の息吹たっぷり！ワクワク×住みやすさのコツとは？　ログハウス by キノハス

ナチュラル感はすぐにまねできる♪　枝を使った吊り下げ収納

木という素材のあたたかみに魅了され、「丸太のデザインを楽しめる空間にしたい」という要望を実現したCさん。キッチン収納の壁に、ナチュラル感のあるかわいい見せ場を発見。飾り棚を支える金具に枝を通しただけのラフな吊り下げ収納です。吊り下げるグッズを自然素材でまとめたことで、枝の雰囲気を壊さず統一感のある「見せる収納コーナー」に仕上がっていますよね。

家の中に木が生えた？　無骨な丸太をおしゃれな柱に

柱が下にいくほど太く、まるで地面から生えているかのようなデザインの階段は、Cさん宅のシンボル的な存在。最初の数段は、丸太の断面が見えるおもしろさもポイント。オリジナル感満載です。

丸太の家具で家の中が一気にナチュラルに

左は階段の手すりと一体化した造作ベンチ。ラフな雰囲気で丸太感満載ですよね。右は丸太で組んだベッドです。こんな仕掛けがある家はまるでロッジのような雰囲気で、ふだんの暮らしの中で非日常感が楽しめそうです。

両側に吹抜けがある2階キャットウォークも魅力

2階のキャットウォークは、両側が吹抜けなので開放感たっぷり。遊び心が光るユニークな間取りです。細めの丸太を加工した手すり子は、上下を削ってすませたデザイン。この家を建てたログビルダーの丁寧な仕事ぶりがうかがえます。

アンティークな照明を、木づくり空間のアクセントに

シンプルな色合いの空間には、おしゃれな照明が一層映えます。アンティークなガラスの照明を、場所ごとにデザインを変えて楽しむのがCさん流。あたたかいナチュラル空間にスパイスが加わっています。

床や壁がシンプルだから、好きなインテリア素材が映える

室内空間を引きで見てみましょう。こちらはLDK。太い丸太を梁や柱に使いながらも、意外にシンプルな雰囲気ですね。ログハウスの中でも「ポスト&ビーム」という工法で建ててあり、壁はパイン材の板張りです。壁面の圧迫感がないうえ、設計の自由度も高い工法なので、好きな間取りを実現できたそうです。

水まわりが一カ所に集中。家事がラクラクに♪

Cさんの家は、キッチン、洗面脱衣室、ファミリークローゼット、トイレが1階の一角に集まっています。だから毎日の家事がスムーズでラクラク。時短家事を考えた間取りは、暮らしやすさの重要ポイントです。

洗面脱衣室にも工夫がいっぱい。壁づけの棚の扉裏に鏡をはめてあり、扉をあければ鏡があらわれ、閉めれば窓から入るようにしました。採光も鏡も欲しい場所にぴったりの造りです。

街中の環境に溶け込む、スタイリッシュなログハウス

Cさんのお宅はにぎやかな街中にあります。白い塗り壁のおしゃれなログハウスが、個性を主張しながらも周辺にうまく溶け込んでいます。

大屋根を支える三角の木組み「A型トラス」は迫力満点。ログハウスらしい表情を醸し出す効果もあります。

Cさんのお宅はいかがでしたか？　オリジナリティあふれる丸太のインテリアと、住みやすさを両立させた素敵な住まいでしたね。

この家を手がけたのは、ログハウスメーカーのキハタトレーディング。太い丸太を削って組み合わせるハンドカットログハウスやポスト＆ビームを得意としています。ログハウスの構造や仕様に合わせたオリジナルの家具も作れるので、こだわりの住まいを建てたい人やログハウスに興味がある人は、ぜひホームページをのぞいてください。

雑誌『キノハス』にCさんの記事が載っています。