ダメ親父・豊川悦司 ダメ息子・藤ヶ谷太輔に逃げる極意を伝授? 「そして僕は途方に暮れる」本編映像

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 2018年にシアターコクーンで上演された同名舞台の映画化作「そして僕は途方に暮れる」(本日公開)から、藤ヶ谷太輔が演じる主人公・菅原裕一と豊川悦司演じる裕一の父・浩二が、10年ぶりに再会して喫茶店で話をするシーンの、本編映像が公開された。

 たばこに火をつけ、自分の近況を話し出す浩二。家族から逃げたあと、再婚したが浮気がばれてすぐ離婚、慰謝料を払うために知人から金を借りるも返せないので連絡を断って逃げているという。しかも、スマホ代も払っておらず電話は止められ「見栄だな、見栄」と、つながらないスマホを持っていた。

 映像では、そんな父親を見て、逃げ続けている自分を棚に上げ、戸惑いを隠せない裕一の姿が収められている。しかし、浩二はそんな空気も読まず、「いいか、逃げて、逃げて、逃げ続けろ。それでどうしようもなく怖くなったら映画の主人公にでもなったつもりでこう思うんだよ。『面白くなってきやがったぜ』」と、逃げる極意をダメ息子に伝授。裕一のルーツが明らかになる様子が映し出されている。

 「そして僕は途方に暮れる」は、自堕落な生活を送っているフリーターの菅原裕一を主人公とした作品、長年同棲している恋人と言い合いになった裕一は、家を飛び出してしまう。その夜から、親友、大学時代の先輩や後輩、姉のもとを渡り歩くが、ばつが悪くなるとその場から逃げ出し、ついには母が1人で暮らす苫小牧の実家へ戻る。だが、母ともなぜか気まずくなり途方に暮れる裕一は、思いがけずかつて家族から逃げていった父と10年ぶりに再会するというストーリーが展開される。脚本・監督を三浦大輔が務め、藤ヶ谷太輔が主演を務めている。

【作品情報】
そして僕は途方に暮れる
2023年1月13日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2022映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会

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