プロパンガスでエネファームを導入するとどうなる?メリットとデメリット

自宅でガスを使って発電できる「エネファーム」は、家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの愛称です。おもに都市ガス対応機種が普及していましたが、2017年4月、エネファーム業界トップシェアのパナソニックからもプロパンガス対応のエネファームが発売されました。エネファームの導入には、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか? エネファームの魅力と注意すべきポイントをまとめてみました。

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エネファームって何?

エネファームは、空気中の酸素を取り込み、都市ガスやプロパンガスに含まれる水素と化学反応させて発電する、家庭用燃料電池です。寒冷地を除く広い地域で設置できます。

通常の電力会社から買っている電気は、火力発電や原子力発電によるものです。これらの電気を、電線を使って送電する際には、かなりの量の電力ロスが発生しており、実は、エネルギー効率はあまりよいものとは言えません。

これに対してエネファームは自宅で発電するので、送電によるロスもなく、発電時に排熱を利用してお湯を沸かせるため、約95%とも言われる高効率でエネルギーを利用できます。

エネファームは、毎日のお風呂が欠かせない、お湯をたくさん使う日本人にうれしいシステムだと言えるでしょう。

エネファームのメリットは?

エネファームの導入には、以下のようなメリットがあります。
【光熱費の節約】
自宅で発電するため、電力会社から買う電気の量を少なく済ませられるのが1つ目のメリットです。電力消費量全体の約4~6割をまかなえます。

また、ガスの使用量は多くなりますが、後述するエネファーム利用割引などもあるため、光熱費全体としては安くなることが考えられるでしょう。

【ガス代の割引サービスを利用できる】
先にも述べたように、エネファームを導入すると、これまでよりもガスを使うことになります。そのため、ガス会社のなかには、エネファーム導入の促進を目的に、エネファーム利用によるガス代の割引サービスを設けていることがあります。

【発電に天候の影響を受けない】
エネファームはガスで発電するので、ソーラー発電システムのように天候の影響を受けません。

【静音性が高い】
タービンやエンジンを使わないシステムであるため、騒音が発生しません。

【湯切れの心配がない】
エネファームは、給湯能力24号のバックアップ熱源機があるため、湯切れの心配がありません。

【電力供給が安定している】
真夏や真冬など、電力需要が高まり、電力供給に不安があるような季節でも、自宅で発電できるため、安定性があります。たとえば、パナソニックの新型エネファームや、アイシン精機の自立運転機能付きモデルは、停電時にも電気やお湯が使えます。

【補助金制度を利用できる】
エネファームは高効率のエネルギーシステムなので、環境対策として国も普及を進めており、設置に対する補助金制度が設けられています。補助金額は条件により、50,000円~160,000円です。また、プロパンガスを利用している場合は、追加で30,000円の補助がなされます。

エネファームのデメリットは?

エネファーム導入にはさまざまなメリットがある一方、以下のようなデメリットもあります。

【お湯を使わないと発電できない】
エネファームはいわば「給湯のついでに電気を作っている」システムですので、給湯しなければ電気が作れず、電気代節約のメリットを享受できません。毎日お風呂のお湯を張らない、キッチンでもお湯をあまり使わないという家庭では、エネファームの導入に慎重になったほうがよいでしょう。


【余った電気を売れない】
エネファームは、ガスという燃料を使って発電しているシステムであるため、現在の法規では「発電所」の扱いとなり、電気が余っても売電できません。この点は、太陽光発電と異なります。したがって、お湯を多く使い過ぎても、作った電気を活用できないことになる可能性があります。

【設置費用が高額】
エネファームは機器の代金と工事の費用を合計した導入費用が高額です。少なくとも1,000,000円超、場合によっては2,000,000~2,500,000円かかるとも言われています。

メーカーの努力によって導入費用も安くなってきてはいますが、耐用年数が10年程度と限られており、永久に使えるものではない点にも注意が必要です。新しい機種では、従来機種の不便な点も改善され、生活に合わせて上手に利用できるようになったようですが、コスト面はまだまだ改善が望まれる部分と言えるでしょう。

まとめ

「エネファーム」の導入に関する、さまざまなメリットとデメリットをおわかりいただけたかと思います。特にプロパンガスを使っていて、お湯をよく使う家庭では、エネファームを導入することで光熱費のメリットを感じながら、「環境へ配慮したエネルギー利用」ができるかもしれません。「エネファーム」導入については、自宅でのお湯と電気の使い方、環境資源に関するご自身のポリシーなども考えながら、よく検討してみてください。


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