【2022年版】外壁塗装に使える補助金・助成金など支援制度を紹介
外壁塗装工事は、家の外観を美しくしたり建物を守ったりするために大切ですが、多額の費用がかかります。そのため、なかなかそこまで手が回らない、という方もいるのではないでしょうか。そのような時には、ぜひ補助金・助成金などの支援制度を活用することをおすすめします。支援制度を利用するためには、申請する必要があります。外壁塗装工事の費用を抑えるために、事前にどのような支援制度があるのかを確認しておきましょう。また、多くの支援制度が整備されている背景として、政府の取り組みも紹介します。
本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
- 3715
- 2
- 0
-
いいね
-
クリップ
外壁塗装工事で利用できる4つの支援制度
外壁塗装工事を行うことによって、既存住宅の価値を維持して長く住み続けることができます。
外壁塗装工事に対する支援制度はさまざまなものがあります。
・補助金
・助成金
・税金の控除
・低金利融資
支援制度は上記の4種類に分けられます。それぞれの概要と制度を併用できるかを解説します。
補助金
補助金は、採択件数や予算があらかじめ決まっており、申請した人が全員受給できる制度ではありません。
先進的な取り組みを推進するためのキャンペーン的な役割を果たします。 補助金制度は国によるものと地方公共団体(地方自治体)によるものがあります。
下記ページで、それぞれの詳細や各地域の補助金制度を紹介しているので、確認してみてみましょう。
助成金
助成金は、要件が厳しく設定されますが、原則として要件を満たした申請者全員が受給できます。
助成金は、ボトムアップのために整備されることが多いです。
下記ページで、お住まいの地域の助成金制度を確認してみましょう。
税金の控除
税金の控除を受けて、所得税や固定資産税、贈与税を抑えることができます。
確定申告をして申請する必要がありますが、申請した人全員に適応される制度です。
下記ページで、対象の工事などを確認してみましょう。
低金利融資
低金利融資は、地方公共団体指定の金融機関から借り入れたローンの金利の一部を地方公共団体が補給する制度です。
実施している地方公共団体の数は少ないですが、ローンの審査に通過した人全員が対象です。
下記ページで利用条件などの詳細を紹介しているので、確認してみましょう。
複数の支援制度は併用できる?
複数の支援制度は、財源が異なる場合であれば、併用できます。
原則として、国の補助金と市町村の補助金では併用できますが、市町村の補助金の財源が国庫の場合、併用できません。
残念ながら、地方公共団体の多くは国庫を財源としていることが多く、補助金の併用は難しいのが現実です。
支援制度の要件を確認すると、併用できる支援制度が記載されているので、それぞれ確認してみましょう。
なお、補助金・助成金と控除・融資制度の併用は可能です。控除の申請時は、補助金などの支給分を差し引いた額を計上すれば、問題ありません。
複数の支援制度を用いて、かしこく節約しましょう。
政府の取り組み
政府は、2050年の住宅・建築物のあるべき姿として、以下の目標を掲げています。
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)・ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)は、消費するエネルギーをゼロにすることを目標とした建物です。 この目標達成のために、3つの取り組みを推進しています。
・2025年までに省エネ基準の適合義務化
・2030年までに、省エネ基準をZEH・ZEBの水準までの引き上げ・適合義務化
・設置義務化も視野に入れた、太陽光発電設備の設置促進
住宅政策の柱として、以下の省エネルギー・省CO₂の住宅に関する取り組みを行っています。
ZEHとは?
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)は、経済産業省・国土交通省・環境省の3省が連携して推進している事業です。 ZEHの定義は、以下のとおりです。
外壁や屋根の断熱改修工事と同時に、太陽光発電システム、家庭用蓄電システムなどを設置することで、光熱費を大きく抑えることができます。
さらに、太陽光・太陽熱で発電した電力を売却することで、売却益を得ることができます。
経済産業省が発表した株式会社野村総合研究所による「既存住宅の ZEH 化推進に向けた調査 報告書」では、ZEH改修を行なった費用は、30年で回収できると試算されています。
対して、断熱改修工事のみでは、回収に100年かかります。
LCCMとは?
LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス住宅)とは、住宅の長い寿命の中でCO₂の排出の収支をマイナスにする住宅です。
建設時に生まれてしまうCO₂の排出などを、太陽光発電などの再生可能エネルギーを利用し、結果的に住宅の生涯でのCO₂排出量をマイナスにするというものです。
先進的な取り組みとして、ZEHよりも厳しい基準を設け、カーボンニュートラルの実現を目指します。
外壁塗装工事をお得にするには?
外壁塗装工事の費用を抑えるためには、支援制度の活用だけでなく、塗装業者選びも重要です。
塗装業者によっては、見積もりの金額に大きな差があったり、塗装のもちが悪かったりといった場合があります。せっかく塗装をしても、すぐにメンテナンスが必要になると、結果的にトータルの費用が高額になるというケースもあります。
費用を抑えるためにも、実績のある信頼できる業者に依頼しましょう。自宅の外壁や屋根の劣化症状に合わせて、見積もりの根拠を説明してくれる業者を探しましょう。
そのためにも、まずは複数の塗装業者に見積もりを依頼することが重要です。
外壁や屋根の塗装は、塗装専門店だけでなくリフォーム会社や工務店、ハウスメーカーなどさまざまな会社が行っています。初めから1社だけに絞って依頼しても、自身に必要なプランを提示してくれているのか、本当に施工内容に合った見積もりを提示してくれているのかなど判断ができません。
複数の業者に依頼して比較することで、適切な塗装業者を選べます。
その際、塗装業者に1社ずつ連絡を取り、話を聞くのは手間や時間がかかります。
そのため、一括査定サイトを利用することをおすすめします。 一括査定サイトは、自宅にいながら簡単な情報を一度入力するだけで、複数の塗装業者に問い合わせることができます。
ぬりマッチは、厳しい基準を通過した優良施工会社のみが登録しているため、安心してご利用いただけます。
外壁塗装の支援制度に関するよくある質問
Q 外壁塗装工事では、どんな制度が利用できるの?
A 補助金・助成金・税金の控除・低金利融資の4つの支援制度があります。複数の制度を併用することもできるため、数十万円近く費用を抑えることができます。
Q 補助金などの支援制度は、だれが交付しているの?
A 3つの省(国土交通省・環境省・経済産業省)と地方公共団体です。お住まいの市町村も多くの支援制度を整備していますので、こちらをご確認ください。
- 3715
- 2
-
いいね
-
クリップ
あなたにおすすめ
関連キーワード
関連アイデア
-
【2024年】外壁塗装の助成金・補助金とは?交付条件や申請時の注意点などを解説LIMIA編集部
-
【2023年】お風呂(浴室)リフォームの補助金は4つ!申請はいつまで?注意点も解説LIMIA編集部
-
【2024年】リフォームの補助金は何が対象?減税などの税制優遇も解説LIMIA編集部
-
不動産査定の手数料はいくら?有料査定の費用と無料査定との違いリビンマッチ(不動産一括査定)
-
リフォーム補助金はいくら受け取れる?各自治体の例を参考に調べようLIMIA 住まい部
-
やまもとくんの口コミ・評判は?外壁塗装の施工事例などを紹介LIMIA編集部
-
外壁塗装で助成金は嘘?本当にもらえる理由と騙されないためのポイントLIMIA編集部
-
【要チェック】外壁塗装をお得にする自治体の助成金(補助金)を解説!LIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
リフォーム会社のおすすめ10選!失敗しない優良業者の選び方LIMIA編集部
-
万一の事態に備えるため、家の傾きが起きた際の保証について確認!LIMIA 住まい部
-
【専門家監修】地震保険料のカギは耐震等級。保険加入前のチェックは忘れずに!LIMIA 住まい部
-
ローンを利用して実家のリフォームをする時のポイントと注意点LIMIA 住まい部
-
火災保険の活用でリフォームが出来る?【専門家監修】LIMIA 住まい部