「ハンターハンター」冨樫がついに連載再開?休載の歴史をまとめてみました

ハンターハンターの連載が開始されたのは1998年。主人公の少年が父親の職業でもあったハンターとなり様々な冒険を繰り広げていく漫画で作者は冨樫義博。そして現在もなお連載が続いており、今までにTVアニメ化

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©POT(冨樫義博)

ハンターハンターの連載が開始されたのは1998年。主人公の少年が父親の職業でもあったハンターとなり様々な冒険を繰り広げていく漫画で作者は冨樫義博。そして現在もなお連載が続いており、今までにTVアニメ化やOVA、さらに劇場版まで作られるほどの大人気作品です。

一方、ハンターハンターといえば「冨樫働け」とファンから言われるほど休載の多い作品。最近では冨樫本人がTwitterアカウントを開設し、ついに連載が再開するのではと話題になっています。

いつから休載してる?

連載当初からちょこちょこ休載を挟みながらも連載を続けていたハンターハンターですが、2006年以降休載の期間が露骨に長くなり始めました。

そして2022年6月現在も続いている今回の休載は2018年から。流石のハンターハンターでも3年半は歴代最長記録です。そろそろオリンピックと同じ感じの扱いになるんじゃないでしょうか。

サボりすぎ!?今までの休載期間をまとめてみました。

「ハンターハンター」の長い休載の歴史がこちらです。

・2006年2月~2007年10月…約1年8カ月
・2007年12月~2008年2月…約3カ月
・2008年5月~2008年9月…約4カ月
・2008年12月~2009年12月…約1年
・2010年6月~2011年8月…約1年1カ月
・2012年3月~2014年5月…約2年3カ月
・2014年9月~2016年4月…約1年8カ月
・2016年7月~2017年6月…約11ヶ月
・2017年9月~2018年1月…約4ヶ月
・2018年4月~2018年9月…約5ヶ月
・2018年12月~現在

同時期連載開始のワンピースと比べると……

未完の大人気作品でありながら、ジャンプに載ってないのが当たり前状態になりつつあるハンターハンター。1998年の連載開始から24年目に突入しましたが、未だに発売されたコミックはたったの36巻です。

一方、ハンターハンターよりも1年早く始まった漫画『ワンピース』の発売巻数は102巻。もはや倍どころか桁が変わってしまいました。ハンターハンターも休載していなかったら今頃完結、もしくは100巻の大台に乗ってたかも……?

近年の休載率はまさかの100%!?

過去9年間のハンターハンターの休載率をまとめてみました。当たり前ではありますが、ここ3年間は脅威の100%という休載率*が続いています。

・2013年(95.8%)
・2014年(82.3%)
・2015年(100%)
・2016年(77.1%)
・2017年(79.2%)
・2018年(58.3%)
・2019年(100%)
・2020年(100%)
・2021年(100%)

ハンターハンターというと常に休載しているイメージがありますが、意外にも2013年から18年の間で完全に休載した年は2015年のみ。2018年は1年の内4割連載していたので、もしかすると頑張りすぎた反動がこの空白の3年間を生んでしまったのかもしれません。

なぜ休載が多い?その理由はゲームやアイドル?

なぜこんなにも休載が多く、そして休載が多いにもかかわらず打ち切りにならないのでしょうか?ファンの中では様々な憶測も飛び交っているようですが、未だその理由は公表されていません。

数ある説の中でも有力なものは、腰痛説やその他の病気説、1人で描いている説など。一時期は座っていられないほど腰痛に苦しんでいたそうなので、体調不良説は濃厚かもしれません。

またゲームやアイドルに夢中という、ぶっとんだ説も囁かれています。普通なら信じられない話も「冨樫なら有り得る」と納得してしまうから不思議です。

病気のため休載?

ファンの中では作中にグロ描写や意味不明なセリフなどが多くなったことからノイローゼや鬱など精神的な病になっているのでは?という憶測が多く飛び交っているようです。 また、漫画家の職業病とも言える腰痛が悪化したとの噂もあるのだとか。

たった一人で描いているため?

作者の冨樫義博は自分の作品は自分一人で描き上げるというスタイルを取っているため、あまりの激務で度々休んでいるのでは?とも言われています。一人で作品を描き上げる理由は対人恐怖症だからなのだとか。また単に作品へのこだわりの為や編集側がアシスタントを引き上げ一人で描かせるようにしたなど様々な説があるようです。

アイドルやゲームに夢中になっている?

冨樫義博はオンラインゲームが大好きだということでも有名であり、自分の好きなゲームがあると、プレイに夢中になって仕事を休んでいるのでは?などとも言われているようです。

またアイドル好きとしても有名なため、いわゆるヲタ活に忙しいのでは?という声もあがっています。特に欅坂46に関しては、作中に楽曲名やポーズといったネタを盛り込んでしまうほどの入れ込みよう。

ガチ欅ファンでなければ見逃しちゃうような細かいネタまであり、公言せずともドハマり中ということが見て取れます。過去には休載中に堂々とライブ参戦していたことも。これを見たファンから「仕事しろ」と総ツッコミを受ける事態に発展しました。

現在は10話ごとに休載するスタイル

ここ数年はコミックス1巻分に相当する10話載せたら休載、というスタイルが定着しつつあります。そのためファンも事前に「そろそろ休載になるだろう」という心構えができるようになりました。とはいえ今回のあまりにも長い休載は想定外だった人も多いはず。

作者が休載直前に「次の10週分のネームは出来ているので体調や状況と相談しつつ原稿進めていきます」というコメントを発表してから早3年半。これにはズバ抜けた休載耐性を持つハンターハンターファンも驚愕です。はたして10話分のネームは本当にできていたのでしょうか……?

クラピカが船にいる間に鬼滅が終了!?

ハンターハンターはあまりにも休載が多く話が進まないため、たびたびファンの間で『鬼滅の刃』と比べられています。『鬼滅の刃』が連載していた2016年から2020年の間、ハンターハンターではクラピカが暗黒大陸に向かう船に乗ったまま物語が進んでいないのです。

そのためファンからは「クラピカ、お前船降りろ」「お前が船乗ってる間に鬼滅終わっちまったよ」といった悲嘆の混じったネタコメントが寄せられました。クラピカはいつになったら大地を踏みしめられるのでしょうね……。

なぜ休載しても許されるのか?ファンが連載再開を待ち続けるワケ

読者を虜にする作品の魅力

連載開始当初から幾度となく休載を繰り返しているにもかかわらず、今でも多くのファンが本作を支持し続ける理由。それは結局のところ「作品が面白いから」という一言に尽きます。

ここまで休載に関して色々とツッコんではみましたが、どんなに待たされても続きを読みたいと思わせる作品、それがハンターハンターなのです。そしてこれからも絶対に面白い物語を見せてくれるだろう、というワクワク感がファンの心を掴んで離さないのでしょう。

連載再開まで感謝の正拳突きをし続けるファンも

熱狂的なファンの中には、1日1,000回感謝の正拳突きを連載再開まで続けると公言し、実際に2年間続けている人もいます。尋常ならざる作品愛を感じる彼の行動は、ネット上でも大きな話題となりました。冨樫がTwitterを開設した翌日は、なんと10,000回正拳突きをしたようです。

連載再開の情報が一切ない中で正拳突きを続けるのは生半可なことではありません。ハンターハンターという作品がファンから強く愛されているのが伝わりますよね。

再開の予定は?

それでは今後のハンターハンターの連載再開の予定はどうなっているのでしょうか?2022年現在、連載が再開する予定はいまだありません。また、コミック最新刊である37巻の発売予定もアナウンスされていないという状況です。

ただし冨樫のTwitterアカウントにアップされている内容によれば、本当に原稿を描き進めているようです。そのためファンの間では2022年中に連載再開になるのでは、という声があがっています。

これまで何度も「連載開始」という噂に振り回されましたが、今回はかなり期待が持てますね!万全の状態で公式からの発表を待ちましょう!

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