35年目のオーディオオタクが開発した「ベレースピーカー」

ベレーテーブルスピーカー

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35年目のオーディオオタクが開発した‘ベレースピーカー’

「8歳の時、コンセントに箸を差し込んだことがあります。 歌が出ると思って箸を1組入れたら手が焼けてしまいました。 幼い頃から‘オーディオオタク’でした。 そのため、父親の電蓄を取り外して、ターンテーブルやラジオ、デジタル機器など、あらゆる音響製品を傍に置いて育ってきました。 大学ではしぜんと音響学を専攻し、グローバル音響会社に就職するようになりました」

上記は、家具型スピーカーとして名を馳せたベレー(Welle)崔鍾民(チェ·ジョンミン)代表のお話だ。

チェ代表は自らを「‘35年目のオーディオキッド’と紹介した。 これから進むべき道は遠い」と謙遜な態度を示した。

ベレーは韓国だけでなく、日本や台湾、米国のクラウドファンディングサイトで直接開発した家具型スピーカーを披露し、いわば「大ヒット」した。 年間売上成長率は100%を超えており、2017年から毎年クラウドファンディングを通じて新世代のスピーカー製品を公開している。 そのおかげで、アーリーアダプターの消費者や音響業界の関係者らに注目されている。

ベレーはドイツ語で波形という意味だ。

チェ代表は、「人が生まれて死ぬまでの感情起伏を線で繋げれば、このような波模様になるだろう」と話した。 このような理由で感性的な物であるオーディオを前面に出し、「ベレー」という名前でライフスタイルスピーカー専門会社を設立した。

クラウドファンディングから始まった「ベレー」のスピーカー

ベレーは2017年夏、米国を代表するクラウドファンディングサイトのキックスターターに第1世代スピーカー製品を公開した。
会社設立より製品公開が先だったわけだ。
チェ代表は会社在職中、「自分の製品を作りたい」と考えた。 結局作りたかったスピーカー製品を公開したが、6万ダラー規模のファンディングに成功したほど反応がとても良かった。 その後クラウドファンディングサイトで紹介していた製品を消費者に配送するために会社を設立し、私たちが知っている「ベレー」が作られた。

ベレーはこの経験を基盤にクラウドファンディングをマーケティングの一環として活用している。
人より一足早いアーリーアダプターの消費者や業界関係者に、ベレーの製品を直接紹介できることがメリットであり、現在、日本語や英語、中国語が堪能な職員らが、各国のクラウドファンディングサイトで製品を販売している。

また、クラウドファンディングに続き、韓国市場にはイーマート、コストコ、新世界(シンセゲ)デパート、アップルストアと日本のヨドバシカメラ、ツタヤ、アマゾンなど大型オン·オフライン売り場に出店し、本格的な事業拡大に乗り出している。

「きれいなスピーカー」が誕生した。

ベレーのスピーカーが人気を得られる理由は何だろうか。

ベレーはスピーカーの内部だけでなく外観までも重要だと考えている.
見た目からスピーカーなのか分からないようにするのが計画だという。
一般的なスピーカーは黒色の外観に角張った形をしている。
それで、前に出すよりは、後ろに隠しておいて良いサウンドさえ伝えればそれなりの物だった。

しかし、ベレーは彼らだけの逆発想でスピーカーを出せるように空間に似合うデザインを考え、
インテリアオブジェとしてのスピーカーを作った。
今や消費者はライフスタイル製品を望んでいる。
スピーカーのような家電製品を購入する前に、私たちは「私たちの家のインテリアに似合うだろうか?」を先に悩む。

このようなトレンドは、10年前の欧州から始まった。
そのため、家具型スピーカーはほとんどヨーロッパ市場を中心に規模が大きく、高価な製品で構成されている。
ベレーはトレンドに合わせてアジア市場に合わせた小規模家具型スピーカーをリーズナブルな価格で提供している。
また、毎年新しいデザインのスピーカー製品を発売する予定だという。
ベレーのテーブルスピーカーは「きれいなスピーカー」という口コミでスピーカー製品にそっぽを向いていた女性客まで魅了された。 スピーカーをインテリアオブジェと考える顧客に人気を博した。
通常スピーカー製品の女性客の割合は20%水準だが、ベレーは顧客の60%以上が女性客だ。

スピーカーの本質は機能だ。

ベレーのスピーカーは使用者の聴取環境を考慮して制作された。
スピーカーとユーザー間の間隔と方向性が重要だ。

例えば、会話するときに背を向けた状態で言うときちんと聞こえない。
ベレーのスピーカー製品内部には計4つのスピーカーがそれぞれ異なる方向に位置している。
一つのスピーカーユニットにはツイッターとフルレンジで全領域に再生し、残りの3つのスピーカーユニットにはパッシブラジエーターで低音が補強されている。
このような理由から、ベレーのスピーカーは360度のどの方向でユーザーが聴取しても、はっきりとした音質を楽しむことができるようになる。
また、Bluetooth5.0でデータ受信率と互換性を高め、無線充電が可能だ。 2台のスピーカーをステレオでつなぐ機能まで追加した。

ベレーの次の歩みは?

第3世代スピーカー製品を開発している。
第3世代スピーカーはブルートゥースだけでなく、Wi-Fiを一緒に利用できるモデルだ。 消費者はこのモデルを通じて専用アプリケーションで好きな音楽を直接選択でき、Wi-Fiで伝送するストリーミング音楽サービスを利用することができる。
発売されれば、ギガジニー、アレクサ、カカオミニなどの人工知能(AI)スピーカーをWi-Fiで連動して使うこともできるようになる。 Wi-Fiの大きな帯域幅を利用して無損失音源を伝送すれば、低い音質のためブルートゥーススピーカーを嫌っていた消費者の興味を引き出すことができるものと予想される。

35年目のオーディオ·キッドが率いる「ベレー(welle)」の歩みに行方が注目される。

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