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スプレーでオシャレにDIY塗装する方法

スプレー塗装で生活品のイメージチェンジをする方法と注意点をまとめました。

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リフォームジャーナル reform-journal.jp

一人暮らしをする際に実家から家具を持ってきたけど、イマイチ色が気に入らない、数年使っている椅子の色に飽きたので、手軽にお金をかけず身の回りの持ち物のイメージチェンジをしたい、という方は多いのではないでしょうか。

手軽に安価でできる方法のひとつとして挙げられるのが、缶スプレーを吹き付けるだけで塗装ができる「スプレー塗装」です。

なんとなくやり方はわかるけれど、正しい手順がわからない、準備物がわからない・・・という方はいらっしゃいませんか?

本記事では、そんな生活品のイメージチェンジをスプレー塗装で叶える方法と注意点をまとめました。

スプレー塗装の準備物

■耐水ペーパー
対象物の表面を磨く。

■下塗スプレー(プライマーサーフェイサー)
プライマーは接着力の強化・金属には錆の防止機能を追加する役割をもつ。

■上塗(色付け)スプレー
色付け用。

■マスキングテープ
塗装しない箇所へ塗料の付着を防ぐ。

■マスカー
塗料が付くと困る箇所を覆うことで汚れを気にせず作業が行える。

■手袋
手が汚れないように使用。

■マスク
シンナー等の臭いの直接吸引を防ぐ。

■新聞紙
床が汚れないように使用。

■エアーダスター
必須ではないですが、汚れを吹き飛ばす時に使用。

スプレー塗装のやり方

①場所選びを行う
準備物が揃ったら、次は場所選びです。スプレーは細かな塗料が舞ってしまうので、意図せぬところに塗料が飛び散って付着する可能性があります。下記の方法からご自身に合ったものを選んでみてください。

・外で行う
室内だと大事なものを汚してしまう恐れもあるため、外で行うのが理想です。畑などが近くにある場合は、風で砂埃が運ばれてきてせっかく綺麗に塗っても塗装面に埃が付着してしまうこともありますので、風の無い晴れた日に行ないましょう。また、道路沿いだと排気ガス等で予期せぬ汚れがついてしまいますので、避けた方が良いです。

・室内に塗装ブースをつくって行う
室内でしかできない場合、スプレーの飛散を防ぐために塗装ブースを作って行う方法がオススメです。目安としては、塗る対象物の横幅の2倍以上の大きさのダンボールを用意し、その中で対象物を塗装します。これで室内でも多くの塗料飛散を防げます。念のため養生は行ってください。

・ベランダで行う
ベランダを養生して行う方法です。換気と室内の汚れ問題からは解決されます。注意点として、近隣から臭いのクレームが上がる可能性あります。

・ホームセンターに設置されている工作室で行う
近くに大きめのホームセンターがあれば、大抵工作室(塗装ブース設置の店舗もある)がある場合が多いです。自分のテリトリーを汚すことなくできるので、初めてスプレー塗装に挑戦される方にはオススメです。

②マスカーで養生する
室内で行う際は必ずマスカーで壁を養生し、スプレーの飛散汚れを防ぎましょう。

①の場所のうち、ホームセンターの工作室以外の場所で行う際は養生は必須となります。
養生を行うことで、汚れがつくことを気にせず集中して作業に取り組むことができます。

③対象物を綺麗に掃除する
汚れがついていると、スプレー塗装を行っても仕上がりとして綺麗に色がつきません。また、後々の塗膜(塗装しでできた膜)が剥がれる、という不具合に繋がってしまうこともあります。

どんな物でも、生活空間に置いていると油汚れやほこりがついているものです。まずは新品の雑巾等で入念に拭き取りましょう。エアーダスターと呼ばれる空気が強く出るほこりの掃除用スプレーもありますのでそちらも活用してみてください。

④表面を磨く
次により塗装のノリをよくするために表面を耐水ペーパーやサンドペーパーで磨いていきます。もし古いもので傷が入っているようであれば、その後にパテ(くぼみ、割れ、穴等の欠陥を埋めて、表面を平たくするために用いられる塗料のこと)などで埋める補修も同時に行うことをお勧めいたします。

⑤下塗スプレー塗装を行う
ここで早速色付け!といきたいところですが、その前に下地用スプレーというもので下地処理の仕上げを行います。DIYのスプレー塗装で下塗りまでやることは一般的ではありませんが、この作業をやることで仕上りが格段に良くなります。

下地用スプレーの中でも、プライマーと呼ばれるものは塗ることで接着力の強化や錆の防止をしてくれるものです。また、サーフェイサーと呼ばれるものは細かな傷隠し、素地の小さな凹凸埋めをするもので、色(白)がついたものが主なので、上に塗る本番の色を綺麗につけることができる効果があります。

現在プライマーサーフェイサーという、その名の通り上記2つの機能を併せもったものがありますので、そちらを使用することをお勧めいたします。

⑥乾燥時間をしっかり取ってよく乾かす
下塗塗装スプレーが完了しましたら、乾燥時間をしっかり取ってよく乾かします。
プライマーサーフェイサースプレーの乾燥時間目安としては大体1時間くらいです。乾燥時間の詳細に関しては、製品それぞれの表面に記載があるはずですのでそちらを必ず確認し、念のためにもプラス1時間くらいを見ておいたほうがいいでしょう。

物が大きければ大きいほど塗装面も広いので乾燥時間もそれだけ多くかかります。この時間をしっかりと確保しないと、思わぬところに塗装の色がついてしまったり、後々の塗膜(塗装でできた膜のこと)がはがれてしまったり、という不具合に繋がってしまいます。

補足ですが、どうしても乾燥時間を早めたい・・・という方は、遠赤外線ヒーターやドライヤーを当てて乾燥を早めるという方法があります。

⑦色付けのためのペイントスプレー塗装を行う
ここで本番の色付けです。

スプレーで横棒を1本引くイメージで上から下に順に対象物に吹き付け、スプレーの幅半分くらいが前のラインに重なるようにします。スプレー缶と対象物との距離が遠いほど薄くつき、近いほど厚くつき液がたれやすくなります。少し遠くから吹き付けるときはスプレーをゆっくり動かし、逆に近くで吹き付けるときは早く動かすと液だれを防げます。

対象物の大きさによっても、適度な距離間隔が変わってきますので、一度ダンボール等で試し吹きをしてみてからやってみるといいでしょう。

またポイントとして、1度塗りで終わらそうとしないことです。1度全面に塗り終わったら、乾燥時間をとり、もう一度重ね吹きする、という工程を何度かしてあげるとより発色がよくなり、綺麗に仕上がります。
そして吹き付ける時は、対象物の大きさでスプレーを止めるのではなく、対象物の1.5倍以上の幅を目安に吹き切ることが重要です。そうすることで対象物の端から端まで均一の塗布量をつけることがきます。

続き
「スプレー塗装できるもの、できないもの」
「スプレー塗装の注意点~必ずお読みください~」

↓↓↓スプレー塗装の記事はこちらから↓↓↓

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