各所から不満たらたらだった旗当番を「割り振る係」。意見や要望を聞いていたらキリがなくて

<この体験記を書いた人>
ペンネーム:夏子 性別:女 年齢:45 プロフィール:今年で結婚15年目。郊外の住宅街に住む主婦です。毎日のんびり近所の公園を散歩して癒されています。
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子ども(現在4年生)の通う

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<この体験記を書いた人>

ペンネーム:夏子
性別:女
年齢:45
プロフィール:今年で結婚15年目。郊外の住宅街に住む主婦です。毎日のんびり近所の公園を散歩して癒されています。

大好評! 【漫画】みなさんの体験記 今月の人気ランキング<TOP10>

子ども(現在4年生)の通う小学校は、近所に住む数人で班登校をしています。

また、保護者が横断歩道などで黄色い旗を持って見守りをする、旗当番というPTA活動もあります。

私たち夫婦が育った地元では、班登校も旗当番もありませんでした。

班登校はニュースなどで聞いたことがあるので知っていましたが、旗当番という活動は知らず、「そんな制度があるんだ」と初めて聞いた時はびっくり。

入学説明会では、PTA役員の保護者さんから連絡がありました。

「子どもたちの安全・安心を守るためにご協力ください」

上の子がいない家庭には黄色い旗が配布され、丁寧な実技指導もありました。

その場では「自分の子どもを見守るついでだし」と思い、特に負担とは思いませんでした。

ところが帰宅してもらった資料を読むと、私に割り当てられた場所は自分の子どもが通らない通学路でした。

「何かの間違い?」と思いましたが、近所のお宅の名前も同じ場所に記載されています。

しかも記載されている開始時刻は、子どもの班登校の集合時間よりも早い時間でした。

旗当番の日には、子どもより早く家を出ないと指定の時間に間に合わない人が多いようです。

家庭の状況によっては、子どもに鍵を持たせるか、班登校の集合場所で10分近く待つことになります。

これでは自分の子どもの世話を放って、他人の子どもの面倒を見に行くようなもの。

かなりモヤモヤしました。

「どうすればいいんだろう?」

不思議に思って知り合いの保護者さん数名に聞いてみると、上の子どもに任せて家を出ている、もしくは親にその日だけ来てもらってるという返事が。

我が家のように子どもが1人で実家が遠いと、打つ手がなさそうです。

まだ1年生で、しかもそそっかしいところがあるので、鍵を預けるのも路上に置いていくのも心配。

上手い解決策が思いつかないまま日が過ぎて、当番の日になりました。

朝、とりあえず集合場所に子どもと行ってみると、運よく同じ班の高学年の子が早めに来ました。

「おはようございます。いつもありがとうございます。今日もよろしくお願いします」

そう声をかけ、走って旗当番場所まで行ったら間に合いました。

日がたつにつれ、我が家の所属している班のご家庭は早めに家を出る子が多く、5分前には全員集合していると分かってきました。

10分前くらいから誰か来ているので、子どもを1人にしないでも旗当番ができるわけです。

実際にやる前はいろいろ心配しましたが、問題なくできて安心しました。

その後、2年生のときにPTAの係で旗当番の当番表を作る担当に。

当番表を作る立場としては、個別の事情を汲んでいると収拾がつかなくなるので、一律にお願いするしかないと分かりました。

実際に作った当番表を配布すると、たくさんの保護者さんからご意見をいただきました。

「帰りはバラバラに帰っているのに、登校だけ危ないって何それ」

「危ない箇所があるって...そこに住むと決めたのは保護者さんですよね? なぜ私が安全性を考えないで住むところを決めたご家庭の面倒を見ないといけないのですか?」

などといった、旗当番自体不要、もしくは不満に感じている意見をもらうこともたまにはありました。

大勢の保護者さんがいるのだから、全員が同じ考えを持つのは不可能です。

そういう意見があっても不思議ではありません。

それにしても、意見を調整したり協力をお願いしたりする役員の保護者さんは大変だと思いました。

私も最初は不安に思うこともありましたが、子どもが小学4年生の現在に至るまで旗当番は皆勤賞。

自分の子どもは通りませんが、子どもの友だちなど知っている子も多いので、「ちょっと面倒だけどまぁいいか」といった感じで旗当番に参加しています。

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※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
※記事に使用している画像はイメージです。

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