【保存版】リフォーム瑕疵保険の賢い使い方!

安心してリフォームできるリフォーム瑕疵保険の仕組みを詳しくご紹介します。

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リフォーム瑕疵保険とはなにか?

リフォームジャーナル reform-journal.jp

リフォーム瑕疵保険について知っていく前に、基本的な用語についてご説明します。

■瑕疵とは
瑕疵の直接的な意味は「欠陥」。この記事でいう瑕疵とは契約にしたがって完了した工事に、約束通りの性能や品質が確保できていないこと。

リフォーム瑕疵保険とはリフォームをした際、住宅に欠陥があった場合、事業者が加盟している保険法人が補修費を補填する保険制度の事です。また、仮に事業者が倒産してしまった場合には発注者(あなた)へ直接保険法人から保険金が支払われます。

■リフォーム瑕疵保険の概要
リフォーム後住宅に瑕疵があった場合 業者が保証の為におこなう補償工事に掛かる費用を保険法人が保険金として負担すので補修工事が確実かつスムーズに実施される。
リフォーム後住宅に瑕疵があり、業者が倒産してしまった場合 保険期間内に業者が倒産してしまった場合、発注者が直接保険法人へ保険金の請求をおこなう事ができる。

リフォーム瑕疵保険の適用期間

■増築工事を除く保険対象工事部分
・保険対象工事部分のうち、構造耐力上主要な部分が基本的な耐力性能を満たさないこと
・保険対象工事部分のうち、雨水の侵入を防止する部分から雨漏れが発見されること

5年間

 ・保険対象工事のうち上記以外の部分が社会通念上必要とされる性能を満たさないこと

1年間

■保険対象となる増築工事部分(特約)
※既存住宅の基礎外周部の外側において基礎の新設をおこなう工事

・保険対象工事部分のうち、構造耐力上主要な部分が基本的な耐力性能を満たさないこと
・保険対象工事部分のうち、雨水の侵入を防止する部分から雨漏れが発見されること

10年間

リフォーム瑕疵保険が適用される工事

リフォーム瑕疵保険はどの部分へも適用される訳ではありません。ざっくりと結論を言えば、保険の適用部分は「構造耐力上主要な部分」と「雨水侵入を防止する部分」です。適用箇所を図にまとめたものが下記です。

リフォーム瑕疵保険を販売している会社を知る

次に、リフォーム瑕疵保険を取り扱っている会社について知っていきましょう。このリフォーム瑕疵保険はどの会社でも取扱出来るわけではありません。現在、国土交通大臣が指定したリフォーム瑕疵保険を取り扱っているのは下記の5法人です。

㈱住宅あんしん保証 あんしんリフォーム工事瑕疵保険
住宅保証機構㈱ まもりすまいリフォーム保険
㈱日本住宅保証検査機構 JIOリフォームかし保険
㈱ハウスジーメン 住宅かし保険
ハウスプラス住宅保証㈱ リフォーム工事瑕疵担保責任任意保険

リフォーム瑕疵保険のメリット・デメリット

■リフォーム瑕疵保険のメリット
瑕疵が見つかった場合、修繕費として保険会社から修繕費用が支払われる
リフォーム業者が倒産した後に瑕疵が見つかった場合保険会社に修繕費用を請求できる
工事中に第三者(建築士)による検査がおこなわれるので、施工品質を確保できる
リフォーム瑕疵保険に加盟をしているリスクヘッジのできる業者を選定できる

■リフォーム瑕疵保険のデメリット
保証期間が短い(雨漏りの場合引き渡しより5年)
保険料が高い(外装工事の場合平均5万円前後)
工期が伸びる

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