三重から愛知へ、期間限定嫁入り セイウチの“ヒマワリ”嬢

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 三重県・伊勢シーパラダイスのセイウチ「ヒマワリ」(雌・推定21歳・体重約650㎏)が、愛知県・南知多ビーチランドのセイウチ「キック」(雄・24歳・体重約1000kg)のもとへ、2月16日(水)に“嫁入り”する。といっても期間限定。希少な動物を絶やさず増やしていくために動物園や水族館同士で動物を貸し借りする「ブリーディングローン」制度を昨年に続いて利用。双方の体調を見極め、2月下旬から3月上旬に同じ飼育舎での同居を開始。交尾の確認ができれば、3月中旬から4月上旬に、ヒマワリは伊勢シーパラダイスへ里帰りの予定という。

 体長3メートル以上、体重1トン以上になる大型の海生哺乳類のセイウチは、北極圏の沿岸地帯、及び氷縁部に生息する。口の周りにたくさんのヒゲと、外敵から身を守る際や個体同士の闘争時に使う長い牙を雌雄ともに備える。妊娠期間は約15カ月、生後2年間は母親が子セイウチと共に生活するという。国内では、9施設で合計26頭(雄5頭・雌21頭)を飼育。そのうち繁殖に成功しているのは小樽水族館(北海道)・鴨川シーワールド(千葉)・鳥羽水族館(三重)のみ。海外からの輸入は大変難しく、国内のセイウチ飼育館で協力して繁殖に取り込んでいるという。

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