お昼寝専門のカフェ⁉︎お買い物ついでに睡眠カフェで一休みしませんか？

カフェの紹介の前に、ねむりについてお勉強

少し真面目な「ねむり」の話をご紹介。

多忙な現代人を苦しめる「睡眠負債」をご存知ですか？

言葉通り、日々のちょっとした睡眠不足が、借金のように積み重なった状態を指しています。睡眠負債は日中のパフォーマンスを低下させるだけでなく、命に関わる病気のリスクを高めているとさえ言われています。

とはいえ、毎日がっつり寝てなんていられない！　という方は、せめて15分だけでもお昼寝タイムを取りたいところ。

これだけでもだいぶすっきりと動け、気だるさが吹っ飛ぶはずです。

睡眠カフェって？

そんなニーズに応える睡眠カフェとは、『ネスカフェ』でおなじみのネスレと全日本ベッド工業会がコラボしてオープンした体験型カフェ。9月3日の「睡眠の日」にちなみ、銀座にあるフリースペース〔CHAIRS〕内にて期間限定でオープンしました。

店内には、『シモンズ』や『フランスベッド』を始めとした有名ブランド8社のベッドを設置。他にも、睡眠に適した明るさや色に調整できるIoT照明、安眠ミュージックなども用意されています。

つい日常を忘れて一日中寝てしまうのでは……？と思わず不安になってしまいますが、どうやらその心配は無用みたい。

睡眠カフェでは、二つのねむりのコースが設けられています。
ひとつめは、最長3時間まで眠れる「ぐっすりコース」。疲れが溜まっている方、ベッドに横になってしっかり眠りたい方におすすめです。

就寝前には、「ネスカフェ　ゴールドブレンドカフェインレス」を一杯飲んで、リラックス。

名前の通り、カフェインが入っていないので目が冴えてしまうこともなく、熟睡することができそうです。

就寝用の枕は複数用意されており、いつもより高級感のある昼寝ができるはず。

起床後には更に、カフェイン入りのコーヒーを一杯。寝起きのぼーっとした状態を引きずらない、すっきりとした目覚めが体験できます。もはや、仮眠のレベルを超えたホスピタリティ……。

もうひとつは、最長30分の「お昼寝コース」。日中ふと眠くなってしまったり、集中力が切れたりしたときに良さそうです。こちらはベッドに横になるのではなく、自在に形を変えられる枕『スリープバンテージ　フルール』を使用して椅子で仮眠をとります。就寝前には、カフェイン入りのネスカフェを一杯。起きる頃にカフェインが効いてきて、すっきりと目を覚ますことができるというわけですね。ちなみにこれは、「コーヒーナップ」という仮眠スタイル。深く眠ってしまうことを避け、より日中のパフォーマンスを向上させてくれます。

今回は、手軽な「お昼寝コース」を体験してみることに。

カフェに入ると、ほの暗く穏やかな照明。こちら、スマホから色や明るさを調整できるスマート照明を使用しているんですね。空間が暖色系に染まり、早くも身体がリラックスしていくのを感じます。

安眠のための音源は、ソニーのハイテクヘッドフォンで聞くことができます。脳に快感や安心感を与えると言われている「ハイレゾ音源」で、ピアノやバイオリンの美しい音色を堪能。だんだんと頭の中の雑音が消えていきます。

そしてこの「お昼寝コース」で使用する、形を変えられる枕『スリープバンテージ　フルール』は、本当に変幻自在。眠るのに一番楽な姿勢をサポートしてくれます。机に突っ伏して寝ると腰や首が痛くなることも少なくありませんが、これならからだに負担をかけずに眠れそう。

眠りに入る前には、ネスカフェを一杯。暖かいコーヒーが全身に染み渡って、落ち着きます。ぐっすりコースだと、明るさで起こしてくれる特別なアイマスクが用意されています。じんわりと光で起こしてくれる頃には、疲れがふきとんでいることでしょう。というわけで、おやすみなさい……。

30分後、穏やかに起床！しっかりと眠った感じもありつつ、コーヒーナップのお陰で眠気に引きずられることもありません。ドーナツ状のクッション「スリープバンテージ フルール」が頭を支えてくれるので、椅子にもたれかかって寝るよりも断然回復させてくれます。眠たくて、ぼーっとしてしまった頭になっていたのが噓みたい。前日なかなか眠れなかった日や、なんとなく身体がだるく感じる日にはぜひとも試してほしいです。

こんな感じで、皆さんぐっすりお昼寝中でした。ちなみに「ぐっすりコース」は500円、「お昼寝コース」は200円と、お値段も魅力的ですね。

お買いものついでに気軽に睡眠できる場所です。皆さまも軽くお茶をしにいく気持ちで、訪ねてみてはいかがでしょうか？


【店舗情報】
住所：〒150-0042　東京都中央区銀座8-9-13 K-18ビル2F
期間：2017年8月31日(木)～9月9日(土)
営業時間：11:00〜21:00