ポイントは“手洗い”。水着を長持ちさせるために【水着の洗い方・後編】

プールの消毒液の塩素や海水の塩分、日焼け止めクリームに車内の熱など、水着に悪影響を及ぼす要素はさまざま。水着を長持ちさせるためにも、しっかりお手入れをしたいところです。後編では、アンケートの結果から洗濯方法や使う洗剤、工夫していることなどをご紹介します。

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お気に入りの水着は、せっかくなら長持ちさせて使いたいもの。色柄や形、フィット感まで悩んで選んだものならなおさらです。

水着の生地に使われているのは、伸縮性のよいポリウレタン素材です。実はこのポリウレタン素材はプールの塩素や海水の塩分に弱く、徐々に劣化していくのです。水着をより長く使うためにも、手入れには気を配らなければなりません。

そこで、今回は20〜50代の女性に水着の洗い方のアンケートを実施。前半では、使用直後の水着と水着の洗濯で気になるところについて見てきました。

後半では、水着を洗う方法や使う洗剤、水着を洗う時の工夫点についてご紹介します。

■目次
1. 水着は洗濯機?それとも手洗い?
2. 水着を洗うときの洗剤は何を使う?
3. 正しい水着の洗い方!大切な水着を長持ちさせるために
まとめ

1. 水着は洗濯機?それとも手洗い?

後半最初の質問は、水着の洗い方について。みなさんどのように洗濯しているのでしょうか。

「洗濯機」と答えた人が約8割、「手洗い」が約2割という結果でした。圧倒的に洗濯機を使っている人が多いことがわかりました。

【洗濯機】

■「ネットに入れて、普通に洗濯機で洗っています。洗剤も普通のもので洗っています」(30代・正社員)

■「水で軽く汚れを落としてから、洗濯機でいつもの洗剤で洗っています」(30代・主婦)

■「洗濯ネットに入れて、手洗いコースなどで水着が傷まないように洗濯するようにしています」(40代・主婦)

■「洗濯機のデリケート仕上げでネットに入れて洗います。手で絞ると生地が傷みそうですし、脱水も上手くできないからです」(30代・派遣)

「洗濯機で水着を洗う」と答えた人のなかでも、普段の洗濯物と同じように洗っている人と、洗濯機の手洗いコースで洗っている人に分かれています。

水着の傷みが気になる。でも手洗いは面倒……、という人は洗濯ネットに入れ、手洗いコースなどで洗うようにしましょう。また、裏返しにして洗うことで砂が落ちやすくなり、装飾部分も傷めずに済みますよ。

【手洗い】

■「最初は、面倒臭いので洗濯機で洗っていましたが、水着が傷んできたので手洗いにするように変えました」(40代・主婦)

■「水で手洗いしたものを軽く絞って、風通しのよい日陰に干すようにしている。その方が傷むことなく長持ちするため」(30代・個人事業主)

■「生地が傷んだり、装飾が落ちてしまったりしそうなので水で手洗いすることにしています」(30代・主婦)

洗濯機を使わず手洗いで水着を洗う人は、やはり水着の傷みを気にしてのこと。水着の傷みを最小限にしたい人は、面倒ですが手洗いをしてみてはいかがでしょうか。

ただし、水着は熱に弱いため熱いお湯を使うのは厳禁。水道水か30℃以下のぬるま湯に浸して洗うようにしましょう。

洗い方は、手のひらで押したり、持ち上げたりする「押し洗い」か、浸した水着の両端をつまんで素早く振るようにして洗う「振り洗い」をすると生地を傷めずに洗えますよ。

2. 水着を洗うときの洗剤は何を使う?

普段着とは異なる素材の水着。水着を洗うときは、どんな洗剤を使っているのでしょうか?

すると「普段使い用の洗剤」が82%、次いで「おしゃれ着用の中性洗剤」が12%という結果になりました。「洗剤は使わずに水のみ」という人は6%と少数。それぞれの理由は以下の通りです。

【普段使いの洗剤】

■「ネットに入れて他のものと一緒に洗うのでいつも通りの洗剤で洗います」(30代・主婦)

■「特に分ける必要はないと思っているため、他の洗濯物と一緒に普段の洗剤で洗っています」(40代・正社員)

■「素材に合わせて選びます。おしゃれ水着ならおしゃれ着用もありますが、スクール水着や水中ウォーキング用なら構わず普通の洗剤です」(40代・主婦)

普段使いの洗剤を使っている人のほとんどが、他の衣類と一緒に洗濯機で水着を洗濯していることがわかりました。

一緒に洗う場合は、水着を洗濯ネットに入れて、摩擦で傷むのと絡まって型くずれするのをできるだけ防ぐようにしましょう。

【おしゃれ着用の中性洗剤】

■「おしゃれ着用の洗剤を使い、洗濯機は手洗いモードに設定しています」(30代・パート)

■「洗濯機のコースを手洗いコースにするので、それに合わせたおしゃれ着用の洗剤にしています」(40代・主婦)

おしゃれ着用の中性洗剤で水着を洗う人は、手洗いコースを選択している人が多く見られました。なるべく生地を傷めないように優しく洗うようにしているようですね。

中性洗剤はこちらからも入手可能です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

【洗剤は使わず水のみ】

■「洗剤を使うほどではないと思うので。また水着の色が薄くなるのが嫌だから」(44歳・主婦)

■「生地が傷んだり、装飾が落ちてしまったりしそうだからです。そこまで汚れるイメージもないので、水で手洗いしています」(30代・主婦)

なかには洗剤は使わず水のみで洗う人も数人いました。洗濯機で洗う時も水着だけで洗うか、洗濯機を使わずに水で手洗いしているようです。

洗剤で傷むのが気になる人は、日焼け止めがついてしまった場合や汚れがひどい場合をのぞいて、水洗いのみでもよいでしょう。

3. 正しい水着の洗い方!大切な水着を長持ちさせるために

前編のアンケートでも心配する人が多かった、水着の傷みや伸び。最後に、水着を洗う時に工夫していることについて伺いました。デリケートな水着を傷めてしまわないように、丁寧な扱いを心がけている人の意見を参考にしましょう。

■「洗剤を使うとよくないと聞いたので水だけで手洗いしています。洗濯機を使うと生地が傷みそうなので手洗いで洗っています」(40代・主婦)

■「生地の傷みなどが気になるので、水着は水のみで手洗いし、風通しのよい場所で陰干しするようにしています」(30代・主婦)

■「色落ちしてしまうと可愛くなくなってしまうので、裏返して洗い、陰干しするようにしています」(40代・パート)

洗剤を使わずに水のみでの手洗いする、洗濯機で洗う時はネットに入れる、裏返しにするといった工夫をしている人が多くいます。

他には直射日光の当たらない風通しのよい場所での陰干しをするなど、干し方にも気を配るとベスト。女性用の水着は特に、肩ひもをつまむような形で干すと伸びる可能性があります。つまむ場所は、アンダーバストの部分や脇のあたりなら安心です。

まとめ

前後編にわたって水着の洗い方についてのアンケートをご紹介しました。フィット感が重要な水着は、プールの消毒液の塩素や海水の塩分で傷みやすいデリケートなもの。

また、洗濯機では他の洗濯物との摩擦や絡まりで伸びてしまうことも。海やプールで着替えたとき、水着がフィットしないと思いっきり楽しめなくなってしまうかもしれません。

水着の傷みや伸縮性、色落ちなどを防いで長持ちさせるためには、水着の使用直後に水道水ですすぎ、自宅では手洗いもしくは洗濯機の手洗いコースで洗うようにしましょう。干す時は型くずれに注意しながら、陰干しすればバッチリです。


アンケート実施期間:2017年8月9〜10日
対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の女性の方
アンケート総数:50

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