【DIY】流しそうめんを自宅でやってみよう!(制作編)

残暑が厳しいこの季節、食が細くなりがち。でもそんな時こそ、しっかり食べないと夏バテになってしまいます。そういった時期にオススメなのは、夏の風物詩 “そうめん”。

今回はそうめんをよりリッチにお家で食べる方法として、“流しそうめん”を家で実践できるのか? ということに挑戦してみたいと思います。

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入手方法は多い?竹の入手方法

まず流しそうめんになくてはならないのは、竹です。素麺と竹と水さえあれば流しそうめんは一応の形を見せます。とはいえ、竹を購入した経験がある人というのも少ないのではないでしょうか。そんな手に入りにくいかと思われる竹ですが、実はいろいろな入手方法が存在します。

【① インターネットサイト】
まずおすすめなのは、インターネットサイトです。普段みなさんが使うようなAmazonや楽天でも竹は販売されています。竹単体としての購入だけでなく、流しそうめんを行えるセットモデルとしても販売されています。手軽に作れるきっとモデルですが、これを使うのは若干味気ないので却下します。

【② 工務店】
次にご紹介するのは工務店。竹は外装・内装など家屋や店舗での利用シーンは多いです。そのため、工務店によっては一定数ストックされていることが多いです。実際に工務店に「流しそうめんしたいので、竹を購入する事は可能ですか?」と問い合わせいたしました。返答としては、「購入できますよ。」との回答が。素材だけ購入するよりかは、少し値段がしましたが、加工した上でもってきてくれるとのことでした。

【③ 竹林】
都心ではあまり見かけませんが、竹林からそのまま竹を入手するといった方法もあります。当たり前ですが、土地の権利者の許可は必須。また、竹の葉もそのままついてきてしまうので、手間は一番かかる方法だったりします。

【④ DIY専門店】
今回入手した方法は、DIYの専門店です。店舗規模によりますが、多くの種類の竹が販売されています。値段が変わるポイントは、直径の太さや加工、そして長さで大きく値段が変わってきます。特に油抜きと呼ばれる表面加工されたものや、過去に家屋で利用されていて価値がある様なものは数倍の価格となります。今回は流しそうめんのために使用するので、
・値段が安いもの
・太さがそれなりにあるもの(水流で飛び出さないため)
・長さが1メートルを超えるもの
上記の条件に合う竹を購入しました。

竹を割るには必要な道具が!

竹を真っ二つにするためには、ノコギリよりも鉈(なた)がオススメ。

写真の一番左が鉈になります。こちらもDIY系のお店やホームセンターなどで入手可能。加工に特化した鉈や、今回使用する竹専用のものなど、いろいろなものが売られています。単に安さだけで選んでしまうと買い直しになってしまうので、注意が必要です。店員さんからは「折りたたみタイプよりも持ち手と刃が固定されている方が、耐久性が高いのでオススメ」とのアドバイスをいただきました。また、刃物なので、お子さんがいらっしゃる方は、手の届かない場所に保管しておくことを忘れずに。

他にも、木工用ノコギリやハンマーを用意しておきました。

流しそうめん用の竹の加工方法

竹の加工の仕方は以下の3工程に分かれます。
① 真っ二つに割る
② 節(ふし)を取り除く
③ 水で洗う

① 真っ二つに割る

まず初めに、竹を2つに分けます。竹は横方向からの力には強いですが、上方向からの力を入れると、すっと割ることが可能です。手慣れた人であれば、ナタを1回上から振り下ろすだけで半分くらいまで竹を割れるとか。とはいえ最初から割りたい部分にナタを振り下ろして真っ二つにできるのは難しいです。慣れない場合は、狙った場所でない部分が割れてしまい、左右均等に割れないという事態にも。

まずは木工用のノコギリで切り込みを入れておき、その部分からナタを下ろしていくと、失敗しにくいです。

竹を割っていくと、節の部分にぶつかります。節部分は脆いものの、割る瞬間には「パン」と炸裂音が発生します。爆竹を破裂させた時と同じぐらいの大きな音が出るので、作業する場所や時間には注意が必要です。

半分ぐらいまで貫通したら、あとは竹を立ててナタをおろしていくといいでしょう。

最後まで一気に力を入れると、竹が爆ぜる様に割れます。思わぬ方向に竹が飛んで来ることもあるので、周りに人がいないか注意してくださいね。

② 節(ふし)を取り除く

次に必要なのは、竹の節を取り除く作業です。手では取り除くことができないので、強い力で取り除く必要があります。小刀などで加工するという方法もありますし、ノミで内側を削って取っていきます。

ですが、一番楽なのはハンマーで取り除く方法。ハンマーにタオルを巻いて、上からハンマーを振り下ろします。

ちょっと荒っぽいですが、これが一番簡単なやり方です。節の取り除きが甘いと水流が外に飛び出してしまうため、丹念に取り除いていきましょう。

このぐらいまで取り除けていればOKです。

③ 水で洗う

最後は水で内側を洗浄しましょう。外身は頑丈な竹ですが、植物ということもあり時々虫が入っている場合があるとか。また、竹の端部分は密閉されていないため、汚れが付着しやすいです。こちらも、スポンジなどでゴシゴシと洗うと落ちるので使用前に準備として実践してみてください。


さて、ここまでできれば、ほぼ流しそうめんは開始できるも同然です。
次回は実食編をご紹介します!

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