【2023】大型テレビおすすめ19選｜50インチ以上の4K対応品、人気メーカーの特徴

大型テレビのおすすめの選び方8ポイント

【1】8畳の部屋には55V型サイズがおすすめ

大型テレビを購入する際は、型数や視聴距離を確保するためインテリアの配置を検討する必要があります。視聴距離は、大型テレビの主流である4Kでは画面高さの約1.5倍を目安にすると◎。部屋に合ったものを選ぶことで美しい映像が楽しめますよ。

なお、型数のVというのは”Visual Size”の略でディスプレイのサイズを示します。混同しやすい表記のインチは、枠も含めた大きさを表していますので注意してください。

一般的な大型テレビは、8畳の部屋に適した50インチ以上のものです。また、10畳の部屋には65インチ以上のサイズが合うなど適した大きさがあります。

【2】パネルは比較的安価な「液晶」か発色に優れた「有機EL」か

大型テレビで使用されているパネルの主流は4Kとなっており、液晶・有機ELの2種類あります。液晶テレビはサイズに対して安価、有機ELは発色に優れているといったそれぞれのメリットが。

また、どちらもフルハイビジョン（HD）では表現しきれない髪一本一本の繊細な動きまで映し出され美しい世界を楽しめて◎。ここからは、それぞれの特徴を詳しく紹介していきます。

液晶パネル｜映像を明るくしつつ、消費電力は控えめ

コンパクトから大型モデルまで豊富なラインアップが魅力です。液晶背面に内蔵されたライトの光をパネルが調整し画面に明るく映像を表示しつつも、消費電力は控えめで本体も安価な傾向が。

また、4K液晶は斜めから画面を見ると変色して見えるデメリットがあります。なので、テレビを正面で見ることが多い、価格を抑えたい方におすすめです。

有機ELパネル｜鮮明な映像とパネルの薄さが魅力

有機ELは、鮮明で高画質な映像とパネルの薄さが魅力です。有機物を自然発光させて、画面の明るさを調整する技術を採用。

また、液晶パネルと比べて黒の発色がよく、スピード感やメリハリのある映像も楽しめます。液晶よりも高価な場合が多いので、視野角の広さと画質重視の方におすすめです。

【3】パネルのライトには直下・エッジ型の2種類の方式がある

バックライトとはパネル背面に内蔵されているライトのこと。

方式は主に2種類あり、パネルの真後ろからライトをあてる直下型、上下もしくは左右からライトをあてるエッジ型が採用されているのが主流です。

直下型｜豊富にLEDを敷き詰めて、画面を均一にする

直下型は、パネルの真後ろに全体が光るバックライトを配置する方式です。LEDが豊富に敷き詰められ上位モデルに多く採用されています。

画面を均一にし、柔軟に光量制御できるのでメリハリのある高画質な映像を楽しむことができて◎。ですが、市場に出回る種類はまだ少ないようです。

エッジ型｜画質はそこそこながら消費電力が低い

エッジ型は、パネル裏の上下または両端のふちにライトを配置する方式。蛍光管やLEDによるバックライト用の光源を使用しています。

液晶テレビが発売された当時から採用された技術で広く普及し、画質はそこそこ。ふちだけに光源をおくことで薄型化しやすくて◎。また、直下型と比べ消費電力が少なくリーズナブルな点もおすすめです。

【4】録画機能はHDDの内蔵・外付け可否、チューナー数を確認

大型テレビ購入時の重要ポイントが、録画機能とチューナー数。HDDの内蔵や外付けに対応しているモデルであれば番組の録画が可能です。

また、4K放送を録画する場合には専用チューナーを内蔵しているものがスムーズに録画できておすすめ。なお、内蔵チューナー数が多いほど録画中に視聴できる番組数も多くなります。

【5】明るさや色彩を個別に調整する画質処理機能

画質処理機能とは、視聴するコンテンツに適した映像にするため高画質化の技術で明るさや色彩を個別にコントロールすることです。

部屋の明るさなどに応じて画質処理を施し、より映像を美しくしてくれます。動画応答性も高いので、ゲームのモニターとしても優れていて◎。大型テレビを購入する際は、これから紹介する各機能も併せてチェックしてみてください。

4K放送を見るために欠かせないチューナー

4K放送を見るためのチューナーで、アンテナが受信した電波を映像化するのに欠かせない機器。なお、4K対応でもチューナーが内蔵されていないモデルもあり、その場合は外付けが必要となります。

スムーズに4K放送を楽しみたい方には、チューナー内蔵のモデルがおすすめです。

普段の映像のランクを上げる4Kアップコンバート機能

普段の視聴コンテンツに画質処理をして、4K相当の映像にする機能です。お気に入りのDVDやBlu-rayなどの映像を、できるだけ本来の質感や鮮明さに近付けることが可能。

4K以外の映像を高画質で視聴したい方におすすめの機能です。

スピード感のある映像を滑らかにする倍速駆動

倍速駆動パネルはスピード感のある映像を滑らかに表現する機能。画面のチラつきや残像が少なく、躍動感のある映像そのままに楽しめるのが魅力です。

スポーツやアクション系の映画など、スピーディーな映像を視聴する場合に◎。速い動きもくっきり映し出します。

明暗部をより自然にし、立体感のある映像にするHDR

HDR（ハイダイナミックレンジ）は、明暗部をより自然に表現し立体感のある映像が楽しめる技術です。

従来のSDR（スタンダードダイナミックレンジ）に比べて、臨場感のあるよりリアルな映像体験が可能で、没入感を高めてくれます。また、色彩豊かで自然な色合いを表現することが可能です。

【6】動画配信も楽しめるインターネット機能

有線LANまたは、Wi-Fi通信を使ってネット接続できる機能。自宅で『Amazon Prime Video』といった動画配信サービスを楽しんでいる方はインターネット機能も見逃せません。

無線LAN機能内蔵の大型テレビなら、スムーズにネット接続することができます。後付けで、”Fire tv stick”などの動画再生端末をつけるのもおすすめです。

【7】迫力あるサウンドが楽しめる音響機能

大型テレビを選ぶなら画質に加えて、迫力あるサウンドもこだわりたいポイント。スピーカー出力はW（ワット）数を確認しましょう。

一般的な4Kテレビの総出力は20〜40W程度、ハイエンドモデルには80Wの高出力モデルもラインアップ。さらに、”ドルビーアトモス”と呼ばれる音響技術対応モデルなら映画館のような立体的な音を体感できます。

【8】薄型なら掃除もしやすく室内がすっきりする

大型テレビも近年薄型化され、壁掛けスタイルの家庭が増えてきました。インテリアとしても使えるほか、部屋が広くすっきり掃除しやすい点も◎。壁掛けにする場合は、重量や設置方法をしっかり確認することをおすすめします。

また、サイズが大きくなるほど重量は増えるので、設置場所の壁掛け用アタッチメントやテレビ台の耐荷重も確認が必須。なお、有機ELの方が液晶より薄型で軽いです。

大型テレビのおすすめメーカー

大型テレビの主要メーカー5社の特徴やメーカー独自で推しているポイントを把握して、ご自身のニーズに合った大型テレビを選びましょう。一目では分かりづらい、大型テレビ選びの参考になるポイントも紹介します。

東芝（TOSHIBA）

『東芝』がシリーズ展開する『REGZA（レグザ）』ブランド。最大6番組まで録画できる「タイムシフトマシン」は、過去の番組表を遡り見逃したコンテンツを視聴できるハイレベル機能です。

また、高性能な映像処理エンジン”レグザエンジン”による高画質にも定評があります。さらに、高い技術と培ってきたノウハウが注ぎ込まれているにも関わらず、比較的リーズナブルに購入できるモデルが多いのも嬉しいポイント。ラインアップも豊富で、予算や好みに合わせて選びやすいメーカーです。

ソニー（SONY）

優れた映像・音響技術を有するメーカー『ソニー』は『BRAVIA（ブラビア）シリーズ』が有名。薄型化技術と軽量化技術に優れているのが特徴です。液晶パネルを家庭向けに応用する際の困りどころである‘‘視野角’’を改善する”X-wideAngle”を搭載し、有機ELに迫る画質の安定性を実現。

さらに、オーディオメーカーとして培った技術を駆使し画面から直接音が出る音響技術による、映像と音の一体感も見逃せないポイント。臨場感ある視聴環境が味わえます。

パナソニック（Panasonic）

有機ELから液晶テレビまで高画質なラインアップの『パナソニック』の『VIERA（ビエラ）シリーズ』。プラズマテレビで培った色再現技術や独自のカラーマネジメント回路を搭載し、高画質を実現！

また、ネットワーク関連の機能が充実しているのも特徴。録画した番組をスマホやタブレットでもスムーズに見たい方は要チェック。ハイセンスなモデルも多く、インテリアとの調和を重視する方にも人気のメーカーです。

LGエレクトロニクス（LG Electronics）

『LGエレクトロニクス』は、有機ELテレビのシェア数が多い韓国のメーカー。有機ELパネルを自社生産しているだけでなく、他社にも供給しているのが特徴。リーズナブルな価格で販売できるのが最大の強みです。

また、AIにより自動で映像を判別して画質やサウンドを最適化する技術力にも優れています。他メーカーに比べて機能はシンプルですが、豊富なラインアップがあるのもポイント。コスパのよい有機ELテレビを求めている方は、ぜひ検討してみてください。

シャープ（SHARP）

AIや便利機能が搭載された『シャープ』の『AQUOS（アクオス）』シリーズ。シャープ独自の機能である「リッチカラーテクノロジー」は、従来の3原色ディスプレイでは再現できなかった自然の色の表現が可能に。

画面の角度を変更できる”スイーベルスタンド”を、大型テレビ含めたほとんどのモデルに採用しているのもシャープ独自。ひと目ではとらえられない超高精細で臨場感あふれる映像を快適に楽しみたい方におすすめです。

大型テレビのおすすめ9選【50型〜】

家電量販店などで”大型テレビ”として販売されている50インチ以上のテレビの大半は、4K放送に対応しています。従来の映像も4K相当の画質で見られる“4Kアップコンバート機能”を搭載している商品もあり、より美しい映像表現が可能な機種も豊富です。

東芝（TOSHIBA）｜レグザ（REGZA) 4K液晶 50M540X 50V型

東芝（TOSHIBA）｜レグザ（REGZA）4K有機EL 55X9400S 55V型

ソニー（SONY）｜ブラビア（BRAVIA）4K液晶 XRJ-50X90J 50V型

パナソニック（Panasonic）｜ビエラ（VIERA）4K有機EL TH-55JZ2000 55V型

シャープ（SHARP）｜アクオス（AQUOS）4K有機EL OLED 4T-C55DS1 55V型

ハイセンス（HISENSE）｜4K液晶 50U7F 50V型

三菱電機｜4K液晶 LCD-A50RA2000 50V型

LGエレクトロニクス（LG Electronics）｜4K有機EL OLED55CXPJA 55V型

アイリスオーヤマ｜4K液晶 Fiona 50XUB30 50V型

大型テレビのおすすめ10選【60型〜】

60型以上の大迫力サイズの大型テレビは臨場感のある映像を立体感のある音響で大画面で満喫できます。また、最近は高精細な4K解像度の製品が多い傾向に。数年前よりも手頃な価格で高性能モデルの購入が可能です。

パナソニック（Panasonic）｜ビエラ（VIERA）TH-65JX750 65V型

シャープ（SHARP）｜アクオス（AQUOS）4K液晶 4T-C60CN1 60V型

シャープ（SHARP）｜アクオス（AQUOS）4K有機EL 4T-C65DQ1 65V型

シャープ（SHARP）｜アクオス（AQUOS）8K液晶 8T-C70DW1 70V型

東芝（TOSHIBA）｜レグザ（REGZA)　4K液晶 65Z740X 65V型

東芝（TOSHIBA）｜レグザ（REGZA)　4K液晶 65Z670K 65V型

ソニー（SONY）｜ブラビア（BRAVIA ）4K液晶 KJ-65X9500H 65V型

ソニー（SONY）｜ブラビア（BRAVIA ）8K液晶 KJ-85Z9H 85V型

LGエレクトロニクス（LG Electronics）｜8K有機EL OLED88ZXPJA 88V型

ハイセンス（HISENSE）｜4K液晶 65U8F 65V型

大型テレビのおすすめ商品比較一覧表

大型テレビのAmazon・楽天ランキング

Amazonや楽天では新商品が次々と販売され、種類豊富にラインアップされています。タイミングによっては気になっていたモデルがお得な価格になっていることも！　最新ランキングも参考にして、納得できる大型テレビを見つけましょう。

大型テレビの買い時はいつ？お得な値段になるタイミングを解説

大型テレビの値段が安くなるタイミングは、主に上記の4パターンです。

新商品発売シーズンの3～5月、在庫処分期の7～9月前あたり、ボーナス需要が高まる7・12月、家電量販店の決算シーズンである3・9月は、売り上げを伸ばしたいので店舗やネットのセールで定価より激安で販売する場合も。

大型テレビの買い時は、これらの時期がおすすめなので是非見逃さないようにしてください。

大型テレビを簡単DIYで壁掛けする方法

おしゃれなテレビの壁掛け設置は、大型テレビであればあるほど固定する壁掛け金具の耐荷重の確認や耐震対策をしっかりさせる必要があります。手間・コスト・部屋の模様替えの自由度の不安要素から、なかなか踏み出せない家庭も多いはず。

ここではその不安を”ホチキス”と、ある商品を併せて使って解決したノープラン生活さんのアイデアを紹介します。プチプラでリメイクやセルフリフォームを楽しむアイデアをぜひチェックしてみてくださいね。

▽ノープラン生活さんのDIYアイデアはこちら

大型テレビ転倒防止対策｜台に工夫するだけでOK

大型テレビの転倒防止・耐震対策や壁掛けテレビの落下を防ぐための金具固定はしていますか？　

また、子どもやペットがテレビに触れる危険性や予測しない地震で落下し、ケガや破損をする場合もあります。万が一に備えておきたい、テレビスタンドや台に工夫するだけの大型テレビの転倒防止対策もチェックしてみてくださいね。

▽転倒防止対策についての記事はこちら

大型テレビのリサイクル・処分方法

家電リサイクル法対象製品である大型テレビは、自治体の粗大ごみ回収では廃棄できません。リサイクル料を支払って引き取ってもらうのが一般的です。なお、リサイクル料金は各お店やメーカー、不用品回収会社により異なります。70・80・100インチ以上といった超大型サイズであれば、値段も高くつくでしょう。

リサイクル料金と別に運搬料や自宅から指定場所までの運搬の有無なども考慮しなくてはなりません。リサイクルショップやネットオークションを活用し中古として販売すると、手間はかかりますが処分費用がかからずお金が手に入るのがメリットです。

また、不用品回収業者に依頼すればリサイクル料金と運搬料がかからず回収料金のみで処分できるので簡単に処分したい方におすすめですよ。

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※記載しているカラーバリエーションは、2021年12月現在のものです。
※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果（2021年12月）に基づいたものです。
※記事内の口コミは、LIMIA編集部の調査結果（2021年12月）に基づいたものです。
※記事内のデータは、LIMIA編集部の調査結果（2021年12月）に基づいたものです。
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