「あれどこいった?」を解決する!100均グッズですぐに見つかる書類収納術

請求書や領収書、なかなか上手に保存できなくて大事な書類がどこに行ったのかわかりにくくなってしまうことはありませんか。きれいに収納しようと思っていても、気づいたらぐちゃぐちゃに…なんてことも。今回はそんな悩みを解消するべく、100均で買えるものだけで書類整理のストレスをすっきりさせませんか?

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子供の学校のプリント、光熱費引き落としのお知らせ、町内会のイベントのお知らせ、契約書に取扱説明書……大事な物だとは分かっていても、気づいたらバラバラに積み重なっているということもしばしば。書類をキチンと整理するのって、意外と難しいものです。

そこで今回は、必要な物がすぐに見つかり、ズボラさんでも面倒にならない書類収納術をご紹介します。100均グッズを揃えるだけなのでコスパも抜群。休日の空いた時間を使って、早速「あれ、どこいった?」を解決しましょう!

■目次
1. どうして書類ってなくなるの?
2. 作業(1)まずはいらない物を捨てること!
3. 作業(2)クリアファイルで簡単仕分け
4. 作業(3)ファイルブックで大物を整理
5. 作業(4)日付のあるものはクリップボードへ
6. 作業(5)お金関係はクリアケースにIN
まとめ

1. どうして書類ってなくなるの?

こんな感じで、とにかく放り込んでいるだけという書類の山。これでは必要な時に必要な書類を探すのにも一苦労です。

そもそもどうして書類がなくなるのか考えたことはありますか? 単純に「片付けないから」というわけではありません! 書類の収納は「その書類に合った場所を作る」だけで簡単にできてしまうのです。

そのためには、家の中にあるゴチャついた書類の種類を知るところから始めましょう。家庭の書類は次のような種類でグループ分けします。

提出や日付のある書類……子供の学校のプリント・町内会のお知らせ・イベントのお知らせなど
大型の保管が必要な書類……保証書・契約書・取扱説明書など
お金関係の書類……レシート・請求書・口座振替通知書など
その他の書類……宅配食品のメニューチラシ・子供の学校のテスト・塾のお知らせ・子供の描いた絵やお手紙など

2. 作業(1)まずはいらない物を捨てること!

グループ分けを始める前に、まずはゴミ箱と書類の束を一緒に用意します。

いらないものはその場でゴミ箱へ。シュレッダーが必要なものでも、ひとまずはゴミ箱へ入れましょう。必要かどうか迷った場合は、迷った書類でグループを作ります。全ての書類を、迷ったものと必要なものに分けることができたら準備完了です。

ゴミ箱に捨てた個人情報の分かるものはシュレッダーにかけておきましょう。書類のグループ分けができたら、100均グッズで書類のグループに合った収納場所を作ります。

今回用意したものはこちらです。

・ファイルボックス2個
・ファイルブック
・クリアファイル
・書類ケース
・クリップボード
・封筒

100均グッズで揃えたら、家族の人数や書類の量によってクリアファイルやファイルボックスを倍量に買い足したとしても1000円前後というコスパの良さです。これで準備は整いました。

3. 作業(2)クリアファイルで簡単仕分け

まずは書類の中から、子供のテストや学級便り、子供の描いた絵など「とりあえず保管するもの」をクリアファイルに分けます。

子供の学校のプリントは、兄弟別にファイルに分けておくと探す時に便利です。クリアファイルの表面に子供の名前を書いておいたり目印シールを貼っておいたりすると、誰が見ても分かりやすくなります。

子供が小学校の高学年くらいになったら自分でファイルに入れてもらいましょう。いっぱいになったらチェックして、いらないものはゴミ箱へ捨てます。

クリップやラベルシールなど細々したものは封筒に入れて収納すれば散らかりません。クリアファイルは、使わない時はファイルボックスに入れるようにましょう。

今回は簡単な組み立てタイプのファイルボックスを使用します。

ファイルボックスは100均で色々なデザインのものが売られているので、好みやインテリアに合わせて選びましょう。無地のものに子供が絵を描いたり、家族の写真を貼ったりしてアレンジしてもOKです!

中に仕切りが付いているタイプは、書類をグループに分けることができます。

少しでも書類収納に手間をかけたくないという方は、こういったタイプを使用すると便利です。

これで一番ゴチャつくプリント類がスッキリと片付きました。クリアファイルなので取り出しも楽々です。

見出し4:作業(3)ファイルブックで大物を整理

家庭の書類で一番大きいものと言えば、電化製品の取り扱い説明書や各種契約書関係書類。しかも、失くすといざという時に痛い目を見るはめに……

いざ必要という時に見つからないということにならないために、契約書や取扱説明書など長期間保管しておきたい大物書類はまとめて1か所に収納しておくのが失くさない秘訣です。

大物書類の収納にはファイルブックがおすすめです。

そのまま入れるだけでも十分ですが、ファイルポケットにインデックスシールを付けるとより見やすくなりますよ。

ファイルブックは、ポケット数が少なく薄いものから、ポケット数が多く分厚いものまで様々です。買う時には、ファイルの色やデザインだけでなくポケット数に注目しましょう。

ポケット数が多い方がお得感があるのでそちらを購入してしまいがちですが、使わないポケットはファイルブックを立てて収納した時に、くたっと曲がって折れてしまうことがよくあります。大物書類の収納の時は、書類の枚数に合うポケット数のものを使うことがポイントです。

5. 作業(4)日付のあるものはクリップボードへ

提出期限が定められている子供の学校プリントや、何度か見直すことが分かっているような参観日やイベントのお知らせなどは、クリップボードへ。これなら、日付が過ぎたものを捨てる時にも外すだけなので簡単です。

見たい時にサッと取り出して見ることができるので、しまいこまない収納方法が適しています。直近の日付の書類が一番手前にくるように日付順に並べておくと、見忘れすることもありません。

また、書類の日付を蛍光ペンでなぞっておくと一目で確認することができますよ。日付が過ぎたものがあれば気が付いた時にどんどん捨てていきましょう。もし捨てる時に保管しておこうかなと迷ったら、作業(2)のクリアファイルに移します。

6. 作業(5)お金関係は書類ケースにIN

自動車税の支払用紙や水道料金の料金通知書、日々のお買い物のレシートなど、お金関係はフタ付きの書類ケースに収納します。

しまい方は、書類ケースにただ入れておくだけです。A4などの大きすぎるサイズよりは、はがきや封筒が入るくらいの大きさのものを選ぶとストレスなく使えます。子供が使わなくなった折り紙ケースや粘土ケースがある場合にはそれらを利用しても良いでしょう。

クリアケースであれば一目で中身が分かって便利ですが、お金関係なので隠しておきたいという場合には不透明なものを選びます。

お金関係をひとつにまとめる方法は、家計簿を付けている人には特におすすめ。

家計簿をきちんと記録したいのに、もらったはずのレシートがどこかへいって見つからないなんてことは、帰宅後、まずはレシートを書類ケースに放り込むことを習慣にするとそういった悩みもなくなります。家計簿やペンもお金関係の書類と一緒に書類ケースに入れておくと便利です。

書類全部をまとめてファイルボックスへ立てればスッキリ収納の完成!

【BEFORE】

100均グッズで見違えるように片付きました。

グループで分ければ、どこにどんな書類があるのか分かるので取り出しも楽々です。もう「あれどこいった?」と探し回ることもありません。

来客時はボックスを裏返せば見た目もスッキリします。

ファイルボックスを家族の名前で分けるのも良いでしょう。背表紙に名前を書いて棚に収納すればOK! これでもう、書類がごちゃごちゃとした部屋とはさようならです。

無造作にとにかく入れただけだった書類が…

【AFTER】

まとめ

いらない書類はその場で捨て、残った書類を種類別にグループ分けすると良いということが分かりました。家庭の書類には種類があるということを認識しておきましょう。種類別に保管するだけで、ゴチャついていた書類が見違えるようにスッキリします。

ポイントは「きちんと整理整頓して収納しなきゃ!」と頑張りすぎないこと。頑張るとその場はスッキリと片付きますが、後が続かず結局また汚くなってしまいます。「入れるだけ」でスッキリ片付く収納方法を身に付けて、書類収納を習慣にしていきましょうね。

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