毎月の電気料金、どうやって支払ってる?口座振替やカード払いで便利・お得に

電気は当たり前のように使っていますが、電気料金の支払いとなるとあまり他人事ではいられません。無駄遣いはしないように心がけていても、いざ支払う時にならないとあまり実感がわきません。クレジットカードの引き落としの際に、なんだか高いなぁ……と思って明細を見ると電気代がかさんでいることに気付くことも。自分に合った支払い方法は、いったいどれ?

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電気料金の支払いは面倒と思いながらコンビニでやっている、という方もいるのでないでしょうか。支払い方法を口座振替やクレジット払いに変更することで、お得かつ楽に支払いを済ませることができます。

電気代削減の一環として支払い方法についても検討したくても、実際どの方法が自分に適しているのか、意外にわからないもの。それぞれの支払い方法には良い面もあれば、気をつけるべきポイントがあります。20~50代の女性の方々が利用している支払い方法や意見を参考に、どんな支払い方法が自分にぴったりか考えてみましょう。

■目次
1. 毎月の支出だからこそ、電気料金は意識的に支払いを
2. 電気料金はクレジット払いが主流。自分に適した支払い方法とは?
3. クレジットカードを有効活用!公共料金で還元ポイントをゲット!
4. 電気料金の支払いはココが悩みどころ…
5. 最適な支払い方法・電気の契約でお得な生活
まとめ

1. 毎月の支出だからこそ、電気料金は意識的に支払いを

電気代の削減をするには、無駄遣いをしないのはもちろんのこと、上手な契約や支払い方法を選択する必要があります。まずは、20~50代の女性の方々がどのような意識のもとで電気料金を支払っているのかアンケートで調査しました。

アンケートの結果、割引や節約を意識しながら電気料金の支払いをしている人は、全体の7割ほどに上りました。電気の使用を減らす努力はもとより、それ以外のことも気にしながら毎月の請求をチェックしている人は多いのです。

■「我が家は電気料金が一番高いので、出来るだけポイント制度を使ったり、大物家電は利用を控えるなどして工夫している」(20代・パート)

■「日頃から節約しているので、支払い方法で少しでも割引になるよう意識しています」(30代・主婦)

■「コンビニで払っているので、割引対象にはなりませんが、見ることで節約を意識しています」(30代・正社員)

前提として、節約しようという意識や日々の小さな努力の積み重ねがなければ電気料金の削減は困難ですが、支払い方に関しても、小さな違いが12ヶ月分となれば差が生まれてきます。一度見直して変更してしまえば、その後の努力なく節約できるのです。

■「カード払いで、ポイントの還元率が高いカードでポイントを貯めようとしています」(30代・主婦)

■「口座振替にすると割引があるので、それを意識して、その方法にしています」(50代・主婦)

具体的にはこのように「口座振替」による割引、「クレジットカード」払いでのポイント還元などが一般的です。その他、電力会社によってお得なプランやキャンペーンを提供している場合があるので、しっかり理解して選べばお得に電気料金を支払えます。

しかし残りの3割の人のうち、電気料金の支払い方法による割引などがあることを知らないという人も数名。このような意見がありました。

■「電気代の支払いで節約や割引が出来ることを知らないため。どのような方法があるか知りたい」(30代・主婦)

現代の生活には電気は必須であり、電気料金は毎月支払う公共料金のひとつ。請求が来たら仕方ない気持ちで支払うのではなく、自分の生活に合った支払い方法を選ぶことが重要なのです。もっと楽に、場合によってはお得になるかもしれません。

2. 電気料金はクレジット払いが主流。自分に適した支払い方法とは?

それでは、電気代金がお得になるカギである支払い方法についてですが、現在どんな方法を選択している人が多いのか調べました。


■「クレジットカード」払いでポイントゲット!

電気料金はクレジットカードによって支払いを済ませている人が最も多いことがわかりました。50人のうち約半数となる24名がこの方法を選択しています。

■「マイルを貯めているので、電気とかの公共料金全てをカード払いにしている」(30代・パート)

■「今までは口座振替にしていたが、クレジットカードの方がポイントがついてお得なのでカード払いにしている」(40代・主婦)

現代ではほとんどの人がクレジットカードを所有しており、使うほどポイントが貯まっていくので、普段のお買い物なども積極的にカードを使用している人も少なくありません。

■「もともとは口座振替だったが、クレジットカードのキャンペーンで、電気料金の支払い方法に指定すれば何千円かのポイントが還元され、その後もポイントになるから」(40代・主婦)

カード会社によってはこのように、カード契約後、公共料金の支払い用として設定・使用することで特典のポイントがもらえるというキャンペーンを実施してる場合があります。もし新たなカードを作ろうと考えているなら、こういったキャンペーンも要チェック。


■「口座振替」でしっかり。割引もあり

口座振替で電気料金を支払っているのは、50人のうち18名。この支払い方法に安心感を得ている人も多くいました。

■「最初から口座振替でずっと変わっていない。とくにこれで不満を感じていない」(50代・主婦)

■「自動引き落としの方が楽ですし、振込間違いの心配がないので選択しました」(30代・主婦)

引っ越しなどの際、電気の契約と同時に銀行振替の申し込みをする場合があります。自動で引き落としをしてくれるので特に不便なくそのまま使っているという声が多く見られました。

■「夫の口座からの振替をしています。口座振替だと数十円安くなってるのが嬉しい」(30代・主婦)

■「口座振替にすると割引になるので、申し込みの時に口座振替にしました」(30代・主婦)

■「毎回自分で支払うのは面倒なので口座振替にしています。月の金額平均を出しています」(40代・主婦)

電力会社にもよりますが、口座振替は割引制度があるのがメリットです。クレジットカードのポイントとどちらがお得かというのは、カードの還元率や電気の使用量によっても異なるので、気になる方は計算してみるのもアリです。

また口座振替なら通帳にしっかり「電気料金」として記帳されることになります。クレジットでは明細を確認しなければいけませんが、家計用の口座などがあれば、記帳するだけでも公共料金の把握がしやすくなるのです。

それぞれ利点があり、どちらが適しているかは家庭次第といえます。「コンビニ振込」などは少数派となり、やはり面倒であるため、クレジット払いに変更したいという人もいました。

また銀行振替を利用中という人のなかでも、ポイントを求めてカードで払いたいという声も。やはり、電気料金の支払いはクレジットカードが主流となっているようです。

3. クレジットカードを有効活用!公共料金で還元ポイントゲット!

銀行振替よりもクレジットカードで電気代を支払っている人が多いことが明らかとなりましたが、その理由はやはりポイントにあるのか、本音を聞いてみました。

アンケートの結果、8割以上もの人たちがクレジットカードによる電気料金の支払いにおいて、ポイントの還元を期待していることがわかりました。それだけポイントがカード払いをするメリットとして意識されているということです。

■「毎月ある一定の金額になるので、ポイントが確実に貯まるので意識しています」(50代・主婦)

■「同じお金を払うなら、カードで払って少しでもポイントにしたいです」(30代・個人事業主)

■「ポイントを少しでも活用したいから。長期間、定期的に貯められるので、重要である」(40代・個人事業主)

毎月支払わなければならない公共料金だからこそ、還元率の高いカードなどを有効活用して効率的にポイントをゲットしている人がたくさんいるのです。年会費無料のカードを使用して、必ず発生する支出をしっかりポイントにするという意見もありました。

■「カードで買い物をすることは少ないですが、電気をはじめ公共料金の支払いをカードですることで自然にポイントがたまるので楽ですし、ポイントの溜まるのも早いと感じます」(50代・主婦)

■「もちろんです。ほとんどポイント目当てで電気料金をカード払いにしています」(40代・パート)

人によってはこのように、普段の買い物などではカードを使用していなくても、電気代によるポイントを逃さないように注意しているほど。しかし一方で、電気料金削減の一環としてポイント還元をあてにしている人もいるのが事実。

■「我慢する節約は辛いが、ポイント還元は努力しなくてもお得なので良いと思う」(20代・正社員)

ポイントがもらえるのは嬉しいことですが、だからといって節約に対する意識が薄れてしまっては、結果的に支出が増えている可能性もあります。

またクレジットカードを使用する上で気をつけるべきこととして、お金を使っているという感覚を忘れがち、ということが一般的にも言われます。当たり前に使っている電気の料金をクレジット払いにすることで、自分の家庭でどれくらいの電気を使っているかの把握がよりしづらくなる恐れもあります。

前項のアンケートで少数派となった「コンビニ振込」をしている人の意見として、このようなものがありました。

■「毎回、コンビニで支払いをすることで、料金や明細書を確認するようにしています」(30代・正社員)

コンビニ振込では口座振替よりさらに、電気料金を“支払っている”と実感をせざるをえません。割引・ポイントも魅力的ですが、そもそも電気の使用量を抑えるという意識を高める上では、コンビニで「お金」を支払うことも時として効果的と言えます。

とはいえ、クレジットカードによる支払いはやはり便利でお得。電気料金の支払い方法を検討する際は、どれがお得であるかだけでなく、それぞれの利点や自分の生活スタイル・お金に対する意識まで考えることが重要となります。

4. 電気料金の支払いはココが悩みどころ…

何気なく払いがちな電気料金。電気料金の支払いに関する悩みを聞いてみたところ、コンビニ振込などの方法で支払いをしている場合は、何かと面倒なこともあるようでした。

■「コンビニ払いにしているのではがきが届くのですが、うっかり期日を忘れ過ぎてしまう事が多々あります」(30代・主婦)

■「以前はコンビニに支払いにいっていたが、支払期限日忘れていて過ぎてしまうことがあったので口座振替にした。口座振替にしたら、それまでコンビニに行っていたのはすごい面倒だったなと感じた」(20代・パート)

払い込み用紙を持ってコンビニに行くわけですが、コンビニは普段ちょっとした気持ちで寄ったり、外出先での用事で利用したりします。しっかり支払っている実感があるのは良いものの、用紙がなければ支払えませんので、場合によっては不便となってしまいます。

またうっかり払い忘れることもあります。銀行口座の残高不足やカードが利用不可になっているような場合でも起こりえますが、督促状が来ていて慌てて支払ったという経験があるという人もいるかもしれません。そういう場合は、延滞金の発生や電気が止まるというのことないようにしっかり対応する必要があります。

■「今は口座振替だが、クレジットにしようと思っているけど、手続きが面倒でそのままにしている」(40代・パート)

■「クレジットカード払いに変更するときに、書類を作成するのが面倒でした。一度してしまうとそれっきりですが」(30代・個人事業主)

電気料金に限ったことではありませんが、公共料金などの支払い方法を変更するのは意外に面倒。これが面倒で支払い方法を変更していないという人もいるほどです。自分に適した方法に変更しなければメリットもありませんので、最後までしっかり手続きしたいものです。

■「クレジットでの引き落としにしているのですが、締め日によっては一度に2回分の引き落としがされている場合があり、家計簿がつけにくい上、一気に出費となるためです」(30代・主婦)

■「クレジットカード払いにしているので、忘れた頃に支払いになるのが精神的に困る」(30代・主婦)

こちらは、便利なはずのクレジット払いならではの悩み。支払い方法を変更した際も2ヶ月分の請求がまとまってしまう可能性もあります。また、夏や冬の高くなりがちな電気代が時間差で請求されて後からショックを受けたという人もおり、ポイント狙いでクレジット払いを選択する場合は、こういった点にも注意が必要です。

5. 最適な支払い方法・電気の契約でお得な生活

それぞれの支払い方法には良い点も気をつけるべき点もありましたが、最後に、電気料金の支払い全般について検討することで得られた成功談や注目すべきポイントについてまとめました。

■クレジットカード払いへの変更

■「口座振替からクレジット支払いにし、月100円分ポイントが付くようになりました」(30代・主婦)

■「カード払いにしたらポイントがついたので、年間で1500円くらいの割安になりました」(40代・主婦)

こちらはクレジットカード払いの導入による効果です。月に1万円の電気代を支払っている場合、1%の還元があるカードで支払いをすれば、単純計算で月に100円分のポイントが付きます。電気の無駄遣いはなくすべきですが、必ず支払わなければならないなら、これを逃す手はありません。


■口座振替は月に50円割引

■「口座振替割引を利用しているので毎月50円ほど安くなっています」(30代・主婦)

多くの電力会社では、口座振替を利用することで月に税込み54円の割引となることがほとんど。(2017年4月現在)今まで特に気にしていなかった方は、この機会にチェックしてみることをオススメします。支払いが少ないのは良いことですが、実はお得になっているかもしれません。


■契約の見直し

■「アンペア数などいろいろ検討してみて、年間では恐らく2000円以上は減っていると思います」(50代・主婦)

■「シュミレーションでは2万ほど安くなるということで、通常の電力供給社から 新規参入している電力会社へ契約を変更しました」(40代・個人事業主)

■「お得なセットサービスに変えたら年間約1000円弱安くなった」(40代・派遣社員)

こちらは支払い方法に関してではありませんが、アンペア制の料金システムである電力会社であれば、アンペア数を変更することで電気代の基本料金から安くできる可能性があります。また近年の電力自由化により、他の料金とセットにすることによる割引や、お得なプランを提供している会社への変更が有効となることもあります。

まとめ

毎月支払わなければならない公共料金のひとつ、電気料金。クレジットカードによるポイント還元や口座振替による割引など、一度の支払いにおける得は小さなものです。しかしながら、毎月なくすことのできない支出であり、塵も積もれば山となるように、将来的には差が広がっていきます。

電気代の削減には無駄遣いをなくすことがまずは不可欠ですが、それ以外で月々の負担を減らせる部分を見逃すのももったいないものです。それぞれの支払い方法についてしっかり理解した上で、場合によっては面倒くさがらずに変更すれば、電気料金の支払いが楽でお得になるかもしれません。

アンケート期間:2017年3月24日
対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、派遣社員、パートアルバイト、経営者、個人事業主の方
アンケート総数:50

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