ハンディタイプの掃除機ってぶっちゃけ便利なの?主婦50人に聞いたメリット・デメリットまとめ
片手で軽々と持ててしまう、ハンディタイプの掃除機。ちょっとしたゴミや落ちた髪の毛をサクッとお掃除する時に使えそうだなというイメージがありますよね。そんなハンディタイプの掃除機は実際に便利なのでしょうか?その実際を主婦50人の方々にアンケートでお聞きしました。
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みなさんはハンディタイプの掃除機を使っていますか?現在、部屋でも大活躍させている方もいれば、便利そうだなあと思いながらも、なかなか買うことができないという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、主婦50人にハンディタイプの掃除機の便利さや持つべき理由、不満点などをお聞きしました。
■目次
1. ハンディタイプの掃除機を持っている?
2. ハンディタイプの掃除機はどんな風に使うものなの?
3. 便利そうなものには欠点はある…ハンディタイプの掃除機
4. ハンディタイプってどのように選んだらいい?
5. 良い点と難点を踏まえて自分に合った掃除機を選ぼう
1. ハンディタイプの掃除機を持っている?
ハンディタイプの掃除機の使用率を探るべく、主婦の方に「ハンディタイプの掃除機は持っていますか?」と質問したところ、実に半数以上の方が使っていることがわかりました。
■「ちょっとしたところ」の掃除に使いたい
なぜ買ったのかという質問に対し、アンケートの回答で最も多かったのが、「ちょっとしたところを綺麗にするためにハンディタイプの掃除機を使う」という声です。
■「髪の毛やちょっとした汚れを掃除するために購入しました。」(30代・専業主婦)
■「部屋のちょっとしたすみの掃除などに必要だったためハンディタイプを買いました。」(40代・専業主婦)
■「階段を掃除する時、軽くて便利だから。また、使いたい時にコンセントにささなくても手軽に使えるから。」(30代・専業主婦)
ハンディタイプの掃除機の最大の特徴は、簡単・手軽に素早く使えること。掃除機は一般的に、物置などにしまわれ、掃除をする際にわざわざ出してくるものですが、ハンディタイプの掃除機ならば部屋の片隅に置いておいてもOK。たとえばリビングのソファでくつろいでいる時でも、気づいた時にサクッと掃除できるのは大きな魅力ですね。
■ハンディタイプの掃除機がなくても困らない?
しかし普通の掃除機に加えて、もうひとつ小さな掃除機を買う必要があるのかといわれれば、特になくても生活には困らないという方が多いかもしれません。実際にハンディタイプの掃除機を使わないという方の意見には「普通の掃除機で十分」という声がありました。
■「欲しいけれど置く場所がありません。それにやっぱりコード付きのほうが、吸引力はあるから。」(40代・専業主婦)
■「ハンディタイプは、吸引力が弱いイメージがあって、普通の大きい掃除機を使っています。」(30代・専業主婦)
■「ハンディタイプはパワーがないというイメージがあるから持っていません。」(30代・専業主婦)
確かにハンディタイプは普通の掃除機よりもかなり小さいので、吸引力はどうしても劣ってしまいます。たとえば4人家族のお宅で、ハンディタイプの掃除機ひとつだけで部屋を掃除をするのには無理があります。では普段使いの掃除機としてではなく、ハンディタイプはどんな場面で活躍するのか?詳しく見ていきましょう。
2. ハンディタイプの掃除機はどんな風に使うものなの?
ハンディタイプの掃除機を普段のお掃除で大活躍させるためには、効果が発揮出来るような使い方をしなくてはいけません。
ハンディタイプの掃除機を愛用する主婦のみなさんにこの掃除機のメリットを聞いたところ、およそ半数の方が「気づいた時にサクッと掃除できる」に投票しました。
また3割の方が「車の掃除に便利」と回答。この結果から、リビングや寝室などの床掃除で使うものではないということがわかりました。では具体的にはどんなシーンで、どのようにお掃除することがぴったりなのでしょうか。
5割以上の主婦の方が、ハンディタイプの掃除機は車の掃除に活用させているようです。普段ならワイパーを使うようなちょっとしたところの掃除でも、このタイプの掃除機を使う方も多いようです。
■子どものお菓子やパンの食べこぼしや粉物をこぼした時
小さなお子さんがいる家庭では、お菓子などの食べこぼしは日常茶飯事。パンくずとかも気づいたら落ちていた、なんてこともありますよね。ソファや絨毯の上で食べていたら、なかなか汚れが落ちないこともあるでしょう。
■「子どもがこぼした食べカスなど、ちょっとした時にちょこちょこと使っています。」(20代・正社員)
■「子どもがお菓子を食べて、カーペットの上にカスがいっぱい落ちていた時。」(40代・専業主婦)
または、普段の料理などでもうっかり手が滑って粉物などを床にばら撒いてしまったというケースもよくありますよね。コーヒーの粉、小麦粉、砂糖など。掃除をするのも大変ですし、重たい掃除機をわざわざ物置から出すのも面倒。
そんな時がハンディタイプ掃除機の出番です。
■「私は不器用なので粉類やコーヒーの粉をぶちまける事が多いです。台所や居間で大きな掃除機を出すためにバタバタ動くより、とりあえずハンディクリーナーであらかた片づけるやり方が便利に感じます。」(50代・専業主婦)
ハンディタイプの掃除機を車に置いておけば、こぼれてしまったお菓子のカスや粉をすぐに掃除できます。一気に粉を吸い取ってくれるので心がスッキリするはずです。
■お掃除が意外と大変なペットの毛
犬や猫を飼っていると、床、カーペット、ソファなどにペットの毛がたくさんついてしまうもの。布の繊維にぴったりと付いてしまった毛を綺麗に取り除くのはなかなかの至難の技です。
コロコロやガムテープで掃除をするという方法もありますが、毛の量が多かったり、ペットが何匹もいたりすると、コロコロの粘着面を何度も張り替えないといけなくなります。
しかしハンディタイプの掃除機が近くにあれば、抜けてしまったペットの毛も一気に吸い取ってくれます。手軽にできて時間がかからないのもポイントです。
■靴汚れなどが原因で気づかぬうちに付いた車内の土汚れ
車の中の掃除にもハンディタイプの掃除機は大活躍です。細かい隙間や溝が多く、普通の掃除機では小回りがきかないことから、なかなか隅々まで掃除するということができません。
たとえば、シートの足元やトランクルームには土や砂の汚れでいっぱい。そうした汚れはいつまでも放置させておきたくないですよね。そんな時に役立つのがハンディタイプの掃除機です。
■「いちいち場所を変えてコード入れ直すのも面倒なのでハンディタイプが便利です。」(40代・パートアルバイト)
■「車の椅子に付いてしまった汚れやホコリ、食べこぼしなどが気になりますね。コップ置き場にホコリが溜まるのが厄介です。」(40代・専業主婦)
またマンションや月極の駐車場に車を停めていると、周囲にコンセントがない場合が多いのでなかなか掃除はできません。そうした状況でもコードレスで小回りがきき、痒いところにも手が届くハンディタイプの掃除機が便利になります。
3. 便利そうなものには欠点はある…ハンディタイプの掃除機
一見とても便利そうに見えるハンディタイプの掃除機ですが、主婦のみなさんは悩みも抱えていたようです。どんな悩みを持っているのか、見てみましょう。
全体の7割以上が「吸引力があまりない」「バッテリーが長持ちしない」といった悩みを抱えているようです。
■吸引力がなくて困る!
■「食べかすやホコリなど一応は取れますが、吸引力は弱いと思います。」(30代・専業主婦)
■「コンパクトにして軽量化によるパワー不足はどうしてもついて回るデメリットだと思います。」(40代・専業主婦)
■バッテリーが長持ちしないから少ししか使えない!
■「長い時間使えなくて、すぐに充電しなければならないのが一番のデメリット。充電に時間がかかるのも不満。」(50代・専業主婦)
■「かなり頻繁に掃除機の充電をしていると思うから。結構手間に感じます。」(30代・専業主婦)
吸引力がないうえに、バッテリーの持ちが悪いとなると、汚れが手強いところなどを何往復もしながら掃除していたらいつの間にか電源が落ちてしまった、なんてこともありそうですね。
また「弱」や「普通」モードで掃除をしていたら数時間はバッテリーが持つこともありますが、吸引力を重視するあまり「強」モードでずっと掃除をしていると、バッテリーの減りが急に早くなるのは、多くのユーザーにとっての悩みどころではあるようです。
しかし中には、電池で使えるハンディタイプの掃除機もあります。バッテリーが気になってしまって仕方ないという方は、こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
■別にハンディタイプの掃除機はいらない
そもそもハンディタイプの掃除機は必要ないという声もありました。ハンディタイプの掃除機が「必要ない」理由は、ハンディタイプのデメリットのポイントと類似しています。
■「スキマ時間で手軽に掃除できるのはよいのですが、吸引力が弱いのがストレスとなっています。」(40代・個人事業主)
■「子どもが小さかった頃は手軽に掃除できるハンディタイプの掃除機は便利でしたが、現在は散らかすものもなく、掃除は定期的にするだけで間に合っているため、必要性を感じません。」(50代・専業主婦)
■「普通の掃除機でほぼ完結するので。」(30代・専業主婦)
ハンディタイプの掃除機があればさらに掃除は楽になりますが、今あるもので満足している人はハンディタイプの必要性を感じないのは仕方のないこと。必要と感じるかどうかには個人差がありそうです。
4. ハンディタイプってどのように選んだらいい?
ハンディタイプの掃除機のメリット・デメリットがわかってきましたが、ではもしも購入するとなった時には、どこに注目をすればいいのでしょうか。購入する時に知っておくべきポイントを見てみましょう。
■主婦が出せるお金は平均1万円まで!みんなの掃除機購入予算
まずは予算面。アンケートにて「ハンディタイプの掃除機を買う時の予算」についてお聞きしたところ、5,000円以下または1万円以下までならOKという方が全体の半数以上という結果になりました。
有名家電メーカーのハンディタイプの掃除機だと、正規品を買う場合は最低でも5,000円かかってしまうのが現状。中古品となればもう少し安く買うことができます。
■どうせサブ要員の掃除機だから、安ければ安いほどいい?
■「ハンディタイプの掃除機は、室内用じゃなくて、車や隙間用に使うから、安くていいです。」(30代・専業主婦)
■「買うなら安ければ安いほうがいい。ハンディタイプの掃除機だと吸引力も弱そうなので、買うなら普通の掃除機にお金を掛けたい。」(30代・専業主婦)
主に5,000円以下の予算を選択された方は、あくまでハンディタイプの掃除機はサブ的なアイテムと考えている人が多いようです。吸引力やバッテリーの持ちなどの機能性にはあまり期待をせず、気軽にサクッと使える利便性だけを求めるなら、5,000円以下の予算が妥当なのかもしれません。
■やっぱり質を重視したい!それなら1万円以上は必要
■「もう少し安いのもありますが、欲しいブランドの掃除機がこれくらいだったので、3万円以下を選びました。どうしても安いと吸引力が気になるんですよね。」(30代・パートアルバイト)
■「今使っているのは、大きくて持ち運びも大変です。使いやすいものに買い換えたいと思っています。機能が良いものを選びたいので、3万円くらいまでなら出してもいいかな。」(50代・専業主婦)
■「パワーや機能を考えるとやはり3万円ぐらいのものでないと長くは使えないのではと考えています。」(40代・専業主婦)
「買うからには長持ちさせたい」「質がいいものが欲しい」となると、1万円以上はハンディタイプの掃除機の予算として許容範囲とのこと。吸引力を重視すればするほど、掃除機のクオリティと予算は比例します。そうなると価格帯が高めのものが必然的に求められるのでしょう。
まとめ
ハンディタイプの掃除機はコードレスで小回りがきくことから、とても便利な掃除機だということがわかりました。しかし吸引力やバッテリーの持ち時間が短いというデメリットも。
今後ハンディタイプの掃除機を購入する予定がある方は、良い点と難点を踏まえ、自分の家族のライフスタイルには何が合うのかを考えてみてはいかがでしょうか。
アンケート期間:2017年3月2日
対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、パートアルバイト、個人事業主の方
アンケート総数:50
ハンディ掃除機はこちらからも入手可能です。ぜひ参考にしてみてくださいね!
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