漆喰&珪藻土の壁にしてみました。自然派リノベ&リフォームまとめ

リノベーション&リフォームをするときに、「せっかくなら自然素材を使ってリノベしたい」と考える人が増えています。自然派の建材の代表格が漆喰や素材。

塗った跡を残すことで、質感のあるナチュラルな空間に変わります。DIYで漆喰塗りにチャレンジする人も多いそう。

そんな漆喰&珪藻土を使った実例を集めてみました!

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壁を変えると、暮らしが変わる!

好みの空間にリノベーション&リフォームをするのなら、壁の素材にもこだわりたいところ。ここ数年で自然素材への意識が高まり、塗り壁にしたい、「漆喰」や「珪藻土」を壁に塗りたい、と考える人も多いようです。

では、漆喰と珪藻土についてあらためて、おさらいしましょう!

「漆喰」とは、石灰を原料とし、海草のりなどを混ぜて塗りやすくしたもの。つるっとした質感に仕上げることができるので、モダンなイメージにしたい人に向いています。

「珪藻土」とは、海底にいる植物性プランクトンである「珪藻」の化石を原料とする塗り壁用の素材。ざらっとした質感になり、男前インテリア、インダストリアルなインテリアを求める人に好まれています。
また調湿性能に優れているので、小さな子どもがいる方やシックハウスを気にする方は珪藻土を指定することが多いようです。

では、実際に漆喰や珪藻土の壁にリノベーション&リフォームするとどんなイメージになるのでしょう?
早速、実例を見ていきましょう!

1.珪藻土でヴィンテージ感のある空間をつくる

光あふれるLDKが魅力的なこの家は、【LOHAS studio練馬店】がリノベーションを行いました。職場へのアクセスがよく、日当たりが良いことから築15年のマンションを購入。和室をなくして大きなLDKにし、家全体を「無骨なヴィンテージテイスト」に仕上げています。

壁は珪藻土塗りに。この珪藻土はOKUTAのオリジナルブランド「LOHAS Material」のものを使用しています。マンションそのものの躯体であるコンクリートを現した天井との相性もばっちり。濃い茶色のフローリングと相まって、ヴィンテージ感のある住まいになりました。

住み手の夫妻がセレクトした男前なイメージの家具や照明と自然素材の壁や床がぴったりと調和しています。

◆リノベーションを手がけた会社 → LOHAS studio(練馬店)

2.セルフリノベでここまでできる! DIYで漆喰塗り

おしゃれDIYといえばこの方、【makkyfone】さん。お子さんと一緒に、漆喰塗りのDIYに挑戦しました。

【makkyfone】さんは漆喰の壁にずっと憧れていたそう。ホームセンターで見つけた「うま〜くヌレール」という商品を使って、キッチンの壁を塗り上げました。「うま〜くヌレール」のポイントは、調合が必要なく、クロスの上からでに塗装できるところ。扱いやすい点が人気の秘密です。

一家で楽しみながら漆喰塗りを行った【makkyfone】さん。塗り跡を残して、ヴィンテージ感を出しているところが、さすが! ざらっとした壁によって古材風の食器棚やカップ&ソーサーが引き立ちます。

◆リノベーションを手がけた方 → makkyfone さん

3.場所ごとに珪藻土の塗り方を変えて印象をチェンジ

なんとこの家、2部屋の賃貸スペースを、リノベーションで1つにまとめたのだそう。ご主人の実家の2階を思いきって、大幅改装。【LOHAS studio錦糸町店】がリノベーションを手がけました。

間仕切り壁や扉を取り払い、広々としたワンルームの間取りに変更。室内の各コーナーに大胆に色をあしらい、視覚的なゾーニングをしています。トイレは「安静」のブルー。洗面は「活力」の赤。パントリーは「安心」のグリーン色と、鮮やかな色使いが特徴的。

自然素材を使うことにこだわり、壁面は珪藻土、床は無垢のパイン材にしています。珪藻土の壁は、リビングではつるっと、廊下では塗りの跡をきっちり残すといったように、場所ごとにに変化のある仕上げに。光がたっぷりと入るナチュナルなLDKに夫妻が大好きなハンモックがよく似合っています。

◆リノベーションを手がけた会社 → LOHAS studio(錦糸町店)

4.南仏風デザインと珪藻土が出会った!

三井のリフォーム(三井不動産リフォーム株式会社)
設計・施工/三井のリフォーム(三井不動産リフォーム株式会社) mitsui-reform.com

【三井のリフォーム】が手がけた一軒家リノベーション。外壁を明るいイエローに変え、玄関ドアや2階にある玄関側のサッシ共に木製のものに変更。南欧風の外観に一新しました。

この家の壁に用いた素材が、「シルタッチ」という珪藻土。ところで、珪藻土の特徴でもある「調湿性能」という言葉を知っていますか? 珪藻土を塗った壁は、室内の湿度が高くなると水分を吸収、乾燥すると水分を放出、湿度の変化を調整してくれるのです。結露しにくいというのも嬉しいですね。

この家では、もともとあった梁に化粧柱をつけてゲート風に変えたそう。細部にまで「南仏風」というテーマを追求しています。吹き抜けになった高い天井へと視線が抜け、ヨーロッパの一軒家ホテルのようです。

三井のリフォーム(三井不動産リフォーム株式会社)
設計・施工/三井のリフォーム(三井不動産リフォーム株式会社) mitsui-reform.com

◆リノベーションを手がけた会社 → 三井のリフォーム

漆喰の壁と畳の和室はやっぱり合う!

新築分譲マンションから暮らしを楽しむイベントまで手がけるリブラン。自然素材を活用したリノベーションのブランドが【エコミックススタイル】です。【エコミックススタイル】によるユニークな実例が、これ。家の中に小屋をつくってしまいました。

築16年のマンション。バルコニーに面した明るいLDKが魅力的。床は無垢材、リビングと面した和室の壁に漆喰を使いました。壁紙と異なり、ニュアンスが豊かな塗りの壁は、畳の和室ととても相性がいいものです。

和室の近くに三角屋根の「小屋」があります。ここは、ちょっとした作業をしたり、子供が勉強をしたり、便利に使える場所。天井が高いからこそ作れたのだそう。また、予算を抑えるために、キッチンの壁の色は住み手の方がDIYで塗りました。家族が楽しみながら暮らしている様子が伝わってきます。

◆リノベーションを手がけた会社 → エコミックススタイル

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