2021年版｜人気ポケットWi-Fiのおすすめ10社を比較！料金プラン、通信速度、容量やレンタルも紹介

ポケットWi-Fiの3つのメリット

手軽に持ち運べるポケットWi-Fiは、プライベートでのSNS投稿や動画鑑賞をはじめ、テレワークやテレビ会議などにも役立つ強い味方。スマホやタブレットなどの通信端末を利用するときは通信データ量が気になるところですが、ポケットWi-Fiを組み合わせることで4Gや5Gのデータ通信量を節約できます。

外出時のWi-Fi利用は「セキュリティ」「面倒さ」がネック

外出先でのデータ通信といえば、無料で使える公衆無線LANを利用するのもひとつの手。でも、「なんとなく個人情報などのセキュリティが心配」だったり、「いちいちパスワードを入れたり接続先を選んだり面倒」と手間を感じますよね。利用できる場所の少なさも気になるところ。

ポケットWi-Fiなら自宅でも外出先でも工事不要でラクラク接続！

ポケットWi-Fiは一度接続設定さえ済ませてしまえば、外出先でも手軽にWi-Fi通信を利用できるのがメリット。SIMフリーのスマホと組み合わせて格安SIMで運用するときにも便利です。

また、家の回線工事が不要で受け取ったその日から使えるので、自宅はもちろん帰省や引っ越しのタイミングでも頼れる存在ですね。バッグに入れてサッと持ち歩ける点も◎。

ポケットWi-Fiとは、厳密にはモバイルWi-Fiの中の一種類

ポケットWi-Fiは正式には『Pocket WiFi』と表記され、実は『SoftBank』のサブブランド『ワイモバイル』が提供するサービス名称。

持ち運べるタイプのWi-Fiを表す言葉としては、モバイルWi-Fiが正しい使い方です。最近では混同して使用されることも多く、一般名称化しつつある側面も。そのためこの記事でも便宜上、ポケットWi-FiをモバイルWi-Fiを指す言葉として使用し、解説しています。

ポケットWi-Fiの選び方│5つのポイントをチェックしよう

ここではポケットWi-Fiを購入する際にチェックしておきたい、選び方のポイントを5つの要素にわけて解説します。

ポケットWi-Fiの選び方①【実質料金】契約期間と各種キャンペーンを確認

ポケットWi-Fiの月額料金は契約期間中に変動があるタイプと、ずっと同じ料金で使えるタイプがあります。最安値のプランを選んだつもりでも、よく見ると3ヵ月目以降や25ヵ月目以降で値段が引き上がるプランもあるため注意しましょう。

解約する予定があるときは契約期間なしのタイプや違約金（解約金）なしのタイプを選ぶと◎。

【ポケットWi-Fi通信料の月額平均】4,000円以下におさえている人が多い

ちなみに『電気屋さんのWi-Fi入門書』によるアンケート調査結果（※）では、回答者400名のうちWiMAX・ポケットWi-Fiの月額平均は3,248円。最も多い回答は「〜4,000円程度／月」となっています。選ぶときの参考にしてみてください。

【出張や旅行、入院時など短期間】ポケットWi-Fiをレンタルするのも◎

決まった期間だけポケットWi-Fiを使うなら、短期レンタルという手段もあります。具体的には「1週間だけ帰省のときに使いたい」、「旅行先に持っていきたい」、「入院する間だけ借りたい」など。

即日受け取りをしたい場合は店舗を利用するのが便利。webのレンタルサービスでも決まった時間までに申し込めば翌日受け取りができるショップがあるので、目的に応じで使いわけるとよいでしょう。

また、『楽天市場』でもレンタルのポケットWi-Fiを探すことができますよ。

ポケットWi-Fiの選び方②【通信エリア】都心or地方？会社によって異なる

せっかく契約やレンタルをしても「そもそも繋がらない」「圏外の方が多い」なんて悲しいことにならないためにも、使いたいエリアでポケットWi-Fiが繋がるかどうかは最重要ポイント。

とくに地方や山の近くなど場所によってはサービスエリア外のことがあるため、各社公式サイトなどで電波の届く範囲を確認しておきましょう。

また、都心であっても駅と駅の間（走行中）や地下鉄では繋がらないケースも。希望の機種や回線を使っている人の口コミを参照するのもいいですね。

ポケットWi-Fiの選び方③【データ容量】無制限のプランはないので実質無制限の条件を確認

その月に通信できる最大データ容量（ギガ数）は、使い方に合わせて適したものを選びましょう。

「SNSができればいい」というパターンや、『ネットフリックス』や『Amazonプライム』などの動画配信サービスを中心に見るケース、在宅ワークでオンライン会議を何時間もするケースなど、人によって必要なデータ容量は変わってきます。

できればデータ容量に上限のないプランを選びたいところですが、2021年8月現在完全無制限のプランはないのが実情。

ただし”3日間で10GBまで”といった条件を守れば実質無制限で使えるプランもあるため、目的に沿ったものがあるか比較してみるのもおすすめです。

・データ容量の目安は？『YouTube』のHD画質を1ヵ月毎日見ると約30GB

では容量選びの目安になる数値をいくつかチェックしてみましょう。

たとえば『YouTube』の高画質動画（HD画質／720p）を視聴するとき、1時間の再生で使うデータ容量は約1GB。これを1ヵ月間毎日観るとすると約30GB以上が必要になる計算です。

中程度の画質（SD画質／480p）でも約0.6GB消費するため、「とにかく動画をたくさん見たい」という方は実質無制限のプランがおすすめ。ちなみに0.6GBという数字は『Zoom』で映像オンのビデオ会議を1時間行ったときとほぼ同じです。

ポケットWi-Fiの選び方④【通信速度】本体のスペック＋速度制限がかかったときに”使えるか”も重要

データ通信の速さは使い心地を直接左右する部分です。ポケットWi-Fiは本体の機種によって通信速度や機能などのスペックが異なるので、ブランド内に希望のものがあるかどうかもチェックをしましょう。

・速度の数値を見る際は”上り”と”下り”に注目！

”上り”はデータをアップロードするときの速度で、SNSへの投稿やメッセージの送信に影響。”下り”はデータをダウンロードするときの速度を表し、動画鑑賞やネットサーフィンなどの快適性に関わります。

快適に使える下り速度は、『YouTube』で最高画質の4K動画を観るときでも20Mbpsあれば推奨環境に十分。高画質動画（HD画質／1080p）の場合でも5Mbpsが目安です。

・速度制限下でもある程度通信ができるタイプなら乗り切れる

3日で10MBのデータ容量を超えた場合など、条件によって速度制限が発生するものは制限時の最大通信速度を確認しておきましょう。

速度が1Mbps程度あれば、YouTubeの動画も画質を気にしなければ見られるレベル。

128kbps程度だと、スマホや携帯のキャリア回線で通信制限がかかったときのような速度で、実質使いものにならずストレスに感じてしまいます。

ポケットWi-Fiの選び方⑤【回線】WiMAXや各携帯キャリア回線、さらにクラウドSIM型も

ポケットWi-Fiは契約する会社によって利用できる通信回線が異なる仕組み。よく聞く”LTE”という通信方式は、実は大きく2種類にわけられます。

FDD-LTE
『au』『docomo（ドコモ）』『SoftBank（ソフトバンク）』といった携帯キャリアによる4D LTEの通信方式です。”LTE”とだけ呼ばれるときはこちらを指す場合が多いでしょう。
全国的に普及しており、建物の中や都内の地下鉄などでも通信に安定感があるのが特長です。

TD-LTE
WiMAX系のサービスで利用されている通信方式。障害物の多い場所は苦手なものの高速通信に強く、通信料が安いポケットWi-Fiの中ではおすすめできるタイプです。現在は”WiMAX 2＋”という回線が主流。

そのほか『SoftBank』などで使われる”AXGP”という回線もTD-LTEに含まれます。

・オプションでWiMAXと4G LTE両方使えるプランなら利用範囲も広がる

WiMAX 2＋を扱う会社はオプションとして、”au 4G LTE”の回線を利用できる『ハイスピードプラスエリアモード』という追加料金プランを備えているところも。

WiMAXの電波の届きにくい場所でもLTE回線に切り替えができるので、よりストレスフリーな運用がかなうのがメリットです。

・クラウドSIM型は複数キャリアの回線を使えて海外でも便利

ポケットWi-FiのなかでもクラウドSIM型は、端末本体にSIMカードを入れる必要がなく、クラウド上でデータが管理されているタイプ。

『au』『docomo』『SoftBank』など複数の携帯キャリアの通信回線から、そのとき最適なものを自動的に選んで接続してくれるのが特長です。

ただし手動で回線を選べないため、3Gや大手3社以外の電波を拾ってしまうとデータ通信が遅いと感じる場合も。対処としてはあらかじめ大手3キャリアの回線のみに対応したタイプを選ぶか、端末の再起動や再接続を試すという方法があります。

そのほか便利なポイントとしては、海外で使用する際も追加契約が不要な点が挙げられます。自動で現地の通信ネットワークに繋がるので、スムーズにインターネットを利用できますよ。

【比較一覧表】ポケットWi-Fiの人気おすすめランキング10社

ここではポケットWi-Fiルーターのおすすめプランを厳選して10社をピックアップ。それぞれについて解説する前に、まずは各社の料金プランやデータ容量、通信速度などを比較表にまとめたものを紹介します。

キャンペーンやキャッシュバックの金額を含めた実質月額料金で比較するなら、24ヵ月利用時では『Mugen WiFi』が最安（2021年8月30日時点・LIMIA編集部調査）。ただし1カ月ごとの最大データ容量が決まっているプロバイダのため、実質無制限のものとどちらが自分に合っているかを毎月の使用状況から見極めましょう。

また、このほかに時期によっては端末本体の同時契約でのキャッシュバックや、無料配布キャンペーンを行っているプロバイダもあります。

どこで買うかをある程度絞っておいて、契約するタイミングでさらにお得なプランはないか公式サイトをチェックするのもおすすめです。

ポケットWi-Fiの人気おすすめランキング10社│料金プランや容量、速度も比較

ここからは比較一覧表でピックアップしたおすすめのポケットWi-Fi10社について、個別にそれぞれのサービスの特長や料金などを紹介していきます。

キャンペーンなどを適用した上で24カ月間の料金を算出、月額あたりの料金が安い順にランキングを作成しましたので、ポケットWi-Fi選びの参考にしてみてくださいね。

1位：Mugen WiFi『MUGEN格安プラン』

『Mugen WiFi』の『MUGEN格安プラン』は、大容量100GBのデータ容量を利用できるプランです。ポケットWi-Fiによくある3日間で10GBまでの縛りがないため、快適にインターネットを楽しめます。

大手キャリア3社の回線を利用しているため、国内・国外を問わず広い範囲での接続が可能。5G時代を見据えて2年後の最新端末への無償交換を保証しています。

利用開始から14カ月目に1回、23カ月目に2回のキャンペーン申請で、最大13,500円のキャッシュバックを受け取ることが可能です。また、25カ月目以降は解約による違約金がかからず、端末を返却する必要もありません。新しい端末への交換や解約を好きなタイミングで行えます。

▽ Mugen WiFiの速度や口コミを実際に使用して調査

2位：AiR-Wi-Fi『サクッとプラン』

『AiR Wi-Fi』の『サクッとプラン』は、1カ月で100GBまで使えるプランです。

解約期間を2年間ではなく1年間ごとに設定。無料で解約＆再契約できる期間を増やし、より性能が高いポケットWi-Fi端末と交換しやすいシステムを設けています。LTEの高速通信は1日1GBで繰り越しは不可能。データ使用量を超過すると下りの通信速度が125Kbpsまで制限されてしまうため注意しましょう。

また、『AiR Wi-Fi』では、SIMカードを入れずに使えるクラウドSIMを採用。日本国内に加えて、海外135ヵ国でもそのまま『Air Wi-Fi』を使用することが可能です。オプションには契約期間のしばりをなくす"契約期間なしオプション"と、故障時に無料交換できる“安心オプション”の2種類があります。

▽ AiR-WiFiの速度や口コミを実際に使用して調査

3位：THE Wi-Fi『Thw WiFi 100GBプラン』

『THE Wi-Fi』が提供する『Thw WiFi 100GBプラン』は、100GBまでデータ容量を使用できるプランです。3大通信キャリアの回線エリアに対応していて、広範囲での接続が可能。

日数あたりのデータ容量消費による速度制限がなく、1日に何GB使っても月100GBを超えなければ制限がかかりません。もし月内に100GBを使い切ってしまっても、毎月最大30GBまでデータ容量を追加できる“ギガ補給”があります。

契約プランは『THE WiFi 100GB』以外にも、データ使用料に応じて月額料金が変わる『THE WiFi Fit』を展開。100GBを使わない月が多い人でも安くお得に使えるプランです。また、端末の補償に関するオプションやサポート保証、セキュリティ対策など計6個の充実したオプションがあります。

4位：GMOとくとくBB『ギガ放題プラン』

『GMOとくとくBB』の『ギガ放題プラン』は、WiMAX 2＋の回線を使った月々のデータ容量実質無制限のプラン。ほかの『UQ WiMAX』系のサービスと同じく、3日間で10GB以上通信した場合は下り最大約1Mbpsの速度制限下で利用できます。

月額料金はほかのプロバイダに比べると割高な印象ですが、キャッシュバックキャンペーンに強いのが特長。2021年8月は『Speed Wi-Fi NEXT WX06』または『Speed Wi-Fi NEXT WX06』端末利用の場合、最大29,500円が返ってきます。タイミングや条件、キャッシュバック額には随時変動があるので、公式サイトもあわせてチェックしてみてください。

また、キャッシュバックを受けるには端末発送月を含む11カ月目に送られてくるメールで口座登録する必要があるため、うっかり忘れてしまわないようカレンダーに登録するといった工夫が重要。

オプションで『安心サポートワイド』に加入すると、月額550円（税込、※）で端末の水濡れ故障の場合でも修理対象に含まれる点もうれしいポイントです。

※初月は無料、2ヵ月目は220円（税抜）。

5位：Broad wimax『ギガ放題プラン』

『BroadWiMAX』の『ギガ放題プラン』は、WiMAX 2＋の回線を利用したデータ容量が実質無制限のプラン。3日間のデータ使用量が10GBを超えたときのみ、下り最大1Mbpsの速度制限がかかります。

また、『BroadWiMAX』は各種割引キャンペーンが充実しているのも特長。

内容もそれぞれ条件を満たせばクレジットカード払い＋オプション加入＋Webフォームからの申し込みで初期費用20,743円（税込）が割引になるものや、端末代金が無料になるもの、他社から乗り換え時の違約金を負担してくれるものなどさまざまです。

ただし月額料金自体は3ヵ月目以降、25ヵ月目以降と高くなっていくタイプ。3年契約のため、キャンペーンを差し引いたトータルの金額がいくらになるのかは確認しておきたいところです。

6位：VisionWiMAX『ギガ放題プラン』

『Vision WiMAX』の『ギガ放題5Gプラン』は、5Gによる高速回線を使用できるポケットWi-Fiです。2021年9月28日までに『ギガ放題5Gプラン』へ申し込んだ人限定で、5,000円のキャッシュバックキャンペーンを実施しています。

契約金額は初月が2,980円（税込）、2～24カ月目は4,980円（税込）、25カ月目以降は5,313円（税込）と値上がりしてしまいますが、3日で15GBのデータ容量消費を守っていれば実質無制限で利用が可能。最大16台の同時接続ができ、家族や友だちとの共有も◎。

指定のホームルーターもしくは光回線を契約すれば、ポケットWi-Fiの解約違約金が0円に！　ポケットWi-Fiでは満足できなかった場合のアフターサポートが充実しています。

7位：ZEUS WiFi『スタンダードプラン ギガ特盛』

『ZEUS WiFi』の『スタンダードプラン ギガ特盛』は、1ヵ月で100GBまでデータ容量を利用できるプラン。1日あたりの使えるデータ容量に上限がなく、その月の容量を使いきるまでは速度制限がかからないのが特長です。

ひと月ごとのデータ容量は使い方に合わせた3種類のバリエーションから選べて、足りない分は”おかわり”できるというユニークなシステム。『ギガ特盛』のほかに40GB上限の『ギガ大盛』や20GB上限の『ギガ並盛』もそろいます。また、契約期間の縛りがない『フリープラン』にも同じく3種類のデータ容量プランがラインアップ。

通信方式はこれまで紹介してきたほかのプロバイダにはない”クラウドSIM”タイプで、携帯キャリアの通信回線から最適なものを自動でキャッチ。海外でも現地の電波を拾ってそのまま使えるのがメリットです。

さらにすべてのプラン（フリープランを除く）で月額料金の割引になる『サマーキャンペーン』が、実施期間を2021年9月30日まで延長して開催中！　課金開始月～3カ月目までの期間がお得に使えるので、詳細を下記リンクからチェックしてみてください。

8位：カシモWiMAX『ギガ放題プラン』

『カシモWiMAX』の『ギガ放題プラン』は、3年契約で初月のみ月額1,518円（税込）と格安で利用できるプラン。ただし日割り計算ではないため、契約するタイミングは月はじめに合わせるのがお得です。

1ヵ月目以降は料金が値上がりしてしまいますが、ひと月に使えるデータ容量は実質無制限。系列の『UQ WiMAX』と同じく、3日間で10GBを超えた場合は下り最大1Mbpsの速度制限下で利用できます。

契約は3年単位で自動更新される仕様なので、解約するときには更新月となる37カ月目以外の期間を逃すと解約手数料がかかってしまう点に注意。3年使った場合でも9,500円（税込）の違約金が発生するので、ずっと使い続ける方や管理をきちんとできる方におすすめです。

なお回線契約時にオプションとして月額330円（税込）の『安心サポート』に加入すれば、保証対象内の故障であれば無償で修理してもらえる点は◎。こちらは水濡れや全損は対象外になるため、さらに保証をプラスしたい場合は『安心サポートプラス』や『安心サポートワイドプラス』の料金プランも検討してみるのがよいでしょう。

9位：BIGLOBE『BIGLOBE WiMAX 2+』

『BIGLOBE（ビッグローブ）WiMAX 2＋』が提供する『ギガ放題（1年）』。人気の『UQ WiMAX』と同じくWiMAX 2+の回線を利用できる、データ容量実質無制限の1年契約プランです。3日間で10GBを超えたときの制限速度は下り約1Mbps。

月額料金はサービス開始月のみ無料で、その後は期間経過による変動なしなのもうれしいところ。契約は自動で更新されないため、「うっかり解約月を過ぎてしまった」なんてことも防げます。

さらにキャンペーン開催時はデータ端末を同時に申し込むことで、サービス開始月の翌月に17,000円キャッシュバックされるのが魅力。端末購入にかかる金額をグッと節約することができますよ。

10位：Y!mobile『Pocket WiFiプラン2（ベーシック）』

『SoftBank』の『Y!mobile』が提供する、『Pocket WiFiプラン2（ベーシック）』。通常の利用では容量7GBまでの制限がありますが、アドバンスオプションに加入することで使えるデータ容量が実質無制限になるポケットWi-Fiです。

3日間で10GBを超えると一時的に速度制限がかかりますが、理論値は下り約1Mbps出るためSNSやインターネット検索利用時もストレスを感じにくいのが◎。

年間契約の定め（契約期間のしばり）がなく、月額料金も一定なので通信費を安定させやすいのもメリットです。

通信回線にはAXGPを利用するため、WiMAX 2＋の電波が入りにくい場所に住んでいる方はこちらが対応しているかどうか一度チェックしてみるのもおすすめです。

レンタルできるポケットWi-Fiの人気おすすめ2社

ここからは1日や1週間、1ヵ月など短期でレンタルできるポケットWi-Fiのおすすめ取り扱いショップを2社紹介。

借りる機種によって料金が変わるため比較表はありませんが、それぞれのサービスの金額の目安や特長も含めて簡単に解説します。

『WiFiレンタルどっとこむ』コンビニや空港受け取りも選べる

『WiFiレンタルどっとこむ』は、国内用WiFiレンタル市場で2年連続1位（※）を獲得している人気のサービスです。コンビニや空港受け取りも指定できるため、使い勝手のよさに定評がありますよ。

1日のみレンタル（当日返却）の場合、料金の目安は495円（税込）～。1泊2日の場合は、データ容量実質無制限の機種で990円（税込）が目安となっています。時期によって変動があるため、詳細は公式サイトにて確認してみてください。

なお標準的な機種でも1か月（30泊31日）レンタルするには7,425円（税込）かかるため、長期でレンタルすると割高に。短い期間のみ利用したい場合におすすめです。

※2019年12月 株式会社東京工商リサーチ調べ。調査内容：国内用Wi-Fiレンタル「のべユーザー数」

『NETAGE by M MOBILE PLANNING』2種類の料金制度で短期も長期レンタルも便利

『NETAGE by M MOBILE PLANNING』は、1日あたり420円（税込）～でレンタルできる価格設定や、使う期間によって選べる2種類のプランが特長。価格は時期によって改定があるため、最新情報は公式サイトも確認してみてください。

従量課金上限制（キャップ制）の『デイリープラン』は1ヵ月あたりの上限額が決まっており、毎月1日から月末までの期間（暦月）であれば上限額以上の金額は加算されないプランです。

固定料金制の『マンスリープラン』は選べる期間が1、3、6、12ヵ月の4タイプあり、3ヵ月以上の利用時には前払いでレンタルするシステム。期間は自動延長されるため、長期で借りたい方向けのプランです。

2021年8月現在、平日17時までにWebから申し込みをすれば即日発送され、最短翌日受け取りができるのもうれしいところ。また、時間によっては築地事務所での当日受け取りや、法人限定になりますがバイク便での受け取りも選べます。

楽天のポケットWi-Fiランキングもチェック

ポケットWi-Fiをレンタルしたいとき、『楽天』のランキング画面からも人気の機種を探すことができます。アイテムによっては往復送料が無料で利用できるものも。お目当てのモデルがあるかどうかあわせてチェックしてみてください。

【困ったときのFAQ】ポケットWi-Fiが繋がらない、中古で買いたい、知っておきたいポイントなど

ここからはポケットWi-Fiを使う上で気になる点の疑問解消コーナーや、もしものときのトラブルの対処法を紹介。

まずはポケットWi-Fiが接続できないときや繋がりにくいとき、速度が遅くなったときに確認したい項目のチェックリストを掲載します。「接続が悪いな」と感じたら参考にしてみてください。

ポケットWi-Fiが繋がらないときのチェックリスト

機器まわり
・充電が切れていないか
・（SIM利用の場合）SIMカードが挿入されているか
・使用機器がWiMAXやLTEなどの通信回線に対応した機種かどうか
・同時接続数をオーバーしていないか
・本体が故障していないか

通信環境
・今いる場所が通信エリア内かどうか
・データ通信料の上限に達していないか
・速度制限がかかっていないか
・ほかの機器でWi-Fiが繋がるか
・サーバーダウンやシステムエラーが発生していないか
・通信料金の引き落としは正常にされているか（利用停止になっていないか）

ポケットWi-Fiが繋がらないときの対処法

電源を切らずにできること
・スマホやiPadを一度機内モード→解除する
・パソコンや通信機器のWi-Fiを一度オフ→オンにする
・手動でWi-Fiの接続先を選び直す
・SSIDとパスワードを再入力する

電源のオンオフや再起動が必要なこと
・ポケットWi-Fiの電源を切ってSIMカードを挿し直す
・ポケットWi-Fiを再起動する
・スマホや通信機器本体を再起動する

・それでも解決しないときは各種窓口に相談

・サービス提供会社のホームページでFAQをチェック
・お問い合わせ窓口に問い合わせる
・サービス提供会社に相談して修理に出す

ポケットWi-Fiをなくしたときは？紛失の連絡と利用停止、解約手続きなどを行う

ポケットWi-Fiを紛失してしまったとき、探しても見つからなければまずはプロバイダ（サービス提供元）に連絡を。不正に使われるのを防ぐため、ポケットWi-Fiの利用停止を依頼します。

このとき、利用停止措置と解約は異なることに注意。そのままにしておいても料金が引き落とされ続けてしまうため、必要に応じて解約手続きをするのを忘れないようにしましょう。

今後も同じプランで利用し続けたい場合は、SIMカードを再発行してもらい本体だけ購入し直すという手段もあります。警察への紛失届け出もしておくと、運がよければ再購入の前に見つかるケースも。

ポケットWi-Fiの”クレードル”とは？有線LANを繋いでWi-Fiルーターにも

ポケットWi-Fiを契約するとき、オプションとして購入できることもある”クレードル”。クレードルとは何かというと、ポケットWi-Fiを置くだけで充電できる設置台のようなものです。

有線LANを繋ぐポートがあり、家やホテルなどでケーブルを繋いでポケットWi-Fi本体をセットすることで、無線LANルーターとしても使えるのがメリット。この使い方をしているときは通信制限がかからない上、回線の速度も速いのも◎です。

購入は必ずしもする必要はなく、使う人のみでOK。契約時に買わない場合でも『Amazon』で単品販売されている機種もあるため、とくにキャッシュバックといった特典がなければ必要になってから検討する手もあります。

ポケットWi-Fiの支払いでクレジットカードがないときは？口座振替対応のサービスを選ぼう

ポケットWi-Fiの月額料金は、クレジットカードを利用するタイプと口座振替で引き落としされるタイプがあります。クレジットカードを持っていない方や登録したくない方でも、後者に対応しているサービスを選べば問題なく契約できますよ。

ただし、支払いの際や最初の手続きで手数料がかかる場合があり、申し込みから使えるようになるまでやや時間がかかってしまうことも多いのがデメリット。

ちなみにクレジットカードなしでも口座振替ができるサービスには、『UQ WiMAX』や『Y!mobile』、『Broad WiMAX』、『BIGLOBE WiMAX 2+』などがあります。

ポケットWi-Fiを中古で買うときはSIMカードと保証まわりを確認

「安くポケットWi-Fiを手に入れたい」と思ったとき、中古ショップを利用して機種本体の価格をおさえるのもひとつの手。プロバイダと契約する際にSIMカードのみのプランを選ぶのが手っ取り早い方法です。

その際、SIMカードのサイズによって対応する本体の機種が違うため、間違えないように注意しましょう。また、中古ポケットWi-Fiの端末本体に保証があるかどうかもチェックを。

プロバイダによっては中古品と組み合わせての使用を推奨していないケースもあるため、万が一故障や修理などが発生した際に対応してもらえるかしっかりと確認しておくことがポイントです。

ポケットWi-Fiは買取サービスで売れる！解約とSIMカードの抜き取りを忘れずに

契約期間（支払い）がすべて終了したポケットWi-Fiの端末が不要になった場合、中古買取サービスを利用して売ることも可能です。SIMカードには個人情報が記録されているため、必ず抜いてから売却するようにしましょう。

使用頻度や本体の状態、機種の古さや買い取り業者によっても値段が変わるので、いくつか見積もりを出してもらって決めるのが◎。

使いはじめるときから本体にキズがつかないよう専用のケースに入れて使う、箱や説明書、付属品などを保管しておくと買取価格が下がりにくくなるかもしれません。

・アクセスポイントつきのポケットWi-Fiなら自宅で中継器にできることも

ポケットWi-Fi自体にアクセスポイント機能が備わっているモデルなら、自宅のWi-Fiルーター用の中継器として活用できることも。処分する前に一度確認してみるのがおすすめです。

ポケットWi-Fiでの閲覧履歴を残したくない！スマホや端末側の履歴を削除

インターネットを使うとき、「家族であっても閲覧履歴を見られたくない」「人に知られたくない」という場合もありますよね。

結論から言うと、ポケットWi-Fiは本体自体には履歴が残りません。ただし利用したスマホやPCなどの端末には履歴が残るので、気になる方はそちらを消去するようにしましょう。

ポケットWi-Fiでテレビを見るにはチューナーつきの過去機種が必要

ポケットWi-Fiを使ってスマホやタブレットでテレビを視聴するには、テレビ接続用の地上波チューナーを搭載している機種を選び対応したアプリをインストールする必要があります。

ただし2021年8月現在新規機種の取り扱いはないため、どうしても必要な場合はレンタルのポケットWi-Fiに該当モデルがないか探すことになります。ちなみに『WiFiレンタルどっとこむ』では『SoftBank 501HW』が対象。

ポケットWi-Fiを活用して家でもおでかけ時にも快適なネット通信を！

ポケットWi-Fiは自宅と外出先の区別なく、シームレスにWi-Fi通信を利用できるのが大きなメリット。

4Gや5Gなど携帯キャリア回線でのデータ通信量を節約できるほか、格安SIMスマホとの組み合わせ方によっては月々の通信費をおさえることも可能です。

月額料金はもちろん通信速度や制限の有無なども比較して、自分に合った”最強のポケットWi-Fi”を選びましょう！

家に設置するWi-Fiルーターの選び方や人気おすすめ機種もチェック

そのほかLIMIAでは家に設置するタイプのWi-Fiルーターのおすすめモデルも紹介しています。

記事内では家族構成や使い方のモデルケースを設定し、3つパターンに沿った選び方のコツを解説。『BUFFALO（バッファロー）』や『TP-Link』などの人気機種もピックアップしています。

スペック比較表とあわせて掲載しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果（2021年8月）に基づいたものです。
※一部の画像はイメージです。
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