電動アシスト自転車のおすすめ15選！種類と選び方、人気メーカーも徹底解説

電動アシスト自転車のメリットは？

電動アシスト自転車とは、ペダルを踏み込む力をモーターで補助してくれる自転車のこと。人がこぐ力の2倍の力でアシストしてくれるので、こぎ出しが楽で、坂道もスイスイ。重い荷物を持っているときや、子供を乗せているときもフラつくことなく安定して走行することができます。

さらに自動車や公共交通機関に比べて維持費を下げられ、ちょっとしたお出かけが気軽にできる点も嬉しいポイント。電動なので環境にもやさしい、エコな乗り物です。

電動自電車やモペットは電動アシスト自転車とは違うので注意！

電動アシスト自転車を購入する時に気をつけたいのが、見た目が似ている電動自転車（モペットとも言われる）と間違えて購入してしまうことです。

電動自転車やモペットは原付免許が必要な乗り物。電動アシスト自転車と同じように公道を走行すると、違法となってしまいます。ここで具体的な違いを確認しておきましょう。

■ 電動アシスト自転車の特徴

・人がペダルをこぐ力をモーターの力でアシストする（補う）
・モーターによって出せる速度は時速24kmまで
・法律的に普通自転車と同じ扱い

■ 電動自転車（モペット）の特徴

・バイクと同じようにペダルをこがなくても走行可能
・フルアシスト電動自転車と呼ばれる
・時速24kmを超える速度で走行が可能
・見た目は自転車でも機能は電動バイクに近い
・公道を走行するためには、保険やナンバー登録、安全装置の装着、運転の際に原付免許の携帯が必要

電動アシスト自転車を選ぶポイント

電動アシスト自転車は数多くの種類が販売されています。ライフスタイルによって用途はさまざま。自分に合う電動アシスト自転車を手に入れるために、選ぶポイントをチェックしましょう。

用途にあったバッテリーを選ぶ

こぎ出しから速度を出せる便利な電動アシスト自転車。選ぶ際は、通勤・通学用なのか、子供の送り迎え用なのかなど、用途に合わせてバッテリーの容量を選びましょう。

一般的に電動アシスト自転車のバッテリー容量は6.0～16.0Ah（アンペアアワー）。容量が大きくなるほど走行距離が長くなり、価格も高くなります。

目安として、

・主に近場で利用したい方や価格を抑えたい方は6〜8Ah
・主に近場で利用するものの、坂道などバッテリーを消費しやすい道のりで余裕を持たせたい方は12Ah
・長距離移動がメインだったり、充電の頻度を少なくしてバッテリーを長持ちさせたいなら14〜16Ah

を選ぶといいでしょう。

バッテリーは消耗品。使用条件によって劣化する速さは異なりますが、理想的な環境で使用していたとしても、充電回数は700～900回程度で寿命が来ます。バッテリーは通常3〜4年ほど持つと言われていますが、自転車自体は8〜10年持つので、バッテリーを交換する場合があることも考慮に入れておきましょう。

用途にあったタイプを探す

自転車は、タイプによって乗り心地が大きく異なります。デザイン性だけで選ぶと不便が生じる可能性があるので、主な使い方に合うものを選びましょう。

通勤や通学ならシティタイプ

通勤・通学で使う場合はシティタイプの自転車がおすすめです。いわゆる一般的な自転車で、日常で使いやすいタイプ。近所を移動したいときや、ちょっとした買い物用として使いたい場合にもおすすめです。

子供の送り迎えならチャイルドシートタイプ

子供の送り迎えをするママチャリが欲しい方は、子供を乗せて楽に運転できるチャイルドシートタイプの電動アシスト自転車がおすすめです。チャイルドシートを前乗せするタイプと後ろ乗せするタイプの2種類があります。

1〜4才未満の子供を乗せる場合は前乗せ、1〜6才未満の子供を乗せる場合は後ろ乗せを選びましょう。また、シートを追加することで3人乗りにすることもできます。

街乗りなら小回りのきくミニベロか折りたたみタイプ

街でおしゃれに自転車に乗りたい方や小回りが利く自転車を求める方は、ミニベロ・折り畳みタイプの電動アシスト自転車がおすすめです。ミニベロは、タイヤ径が小さい自転車のこと。小型なので細い道も走りやすく軽いので、街乗りにぴったり。背の低い方にも乗りやすい自転車です。

一般的なシティタイプの自転車よりも持ち運びに特化したものが多く、軽量でコンパクトに折りたためる折りたたみ式のものも多く販売されています。

クロスバイクやロードバイクのように乗るならスポーツタイプ

長距離でも軽快に走行したい方やアウトドアでアクティブに活用したいは「e-Bike」とも呼ばれるスポーツタイプの電動アシスト自転車がおすすめです。クロスバイク、ロードバイク、マウンテンバイクといったスポーツバイクにアシスト機能を搭載したもので、重い荷物を持って走るときや、険しい山道を自転車で走行したいときもパワフルに活躍します。

安定感抜群で重い荷物もラクラクな三輪タイプ

転倒のリスクを避けたい、安定感のある走りを求める方は、三輪タイプの電動アシスト自転車がおすすめ。三輪自転車は車高が低いので足がつきやすく、荷物が多い時や筋力の弱い方、高齢者の方も使いやすい設計です。車輪が多いぶん車体は重くなりますが、電動アシスト機能でスイスイ走行することができます。

電動アシスト自転車のおすすめメーカー

現在電動アシスト自転車は国内外のメーカーから数多く販売されています。ここではおすすめメーカーと、その特徴をご紹介していきます。

パナソニック

家電メーカーとしておなじみの『パナソニック』は、製造から組立てまでを一貫して日本で行う国内メーカーです。特に大容量バッテリーには定評あり。効率よくバッテリーを使える省電力システムも搭載されているため、「バッテリーの良さ」で選びたい方におすすめです。

さらに電子キーなどの独自機能を搭載したモデルもあり、安全性と性能の良さを兼ね備えています。近年はコストパフォーマンスを重視したモデルも発売。幅広いニーズに応えています。

ブリヂストン

世界大手のタイヤメーカーとして有名な『ブリヂストン』は、高い走行性能と耐久性を持つ電動アシスト自転車を製造する国内メーカーです。

バッテリーはヤマハと共同開発を行っており、走行中にバッテリーの充電が可能なデュアルドライブ機能や耐久性の高いリチウムイオンバッテリー、車体に耐パンクタイヤを採用したモデルもあり、日常のメンテナンスを減らしながらも、長く安定して使用できます。そのため、毎日長時間・長距離の走行をする方におすすめです。

YAMAHA

オートバイの製造にも強い『YAMAHA』は、電動アシスト自転車のパイオニアとも言える国内メーカー。長年培ってきた独自のノウハウにより、こぎ出しのなめらかさや安心できるスピード感などを実現しており、乗り心地の良さを重視する方におすすめです。

近年人気が高まっているクロスバイクやロードバイクなどのスポーツタイプや、小回りのきくミニベロタイプのモデルも取り揃えており、カラー展開も豊富。幅広いモデルから選ぶことができます。

イオン

総合量販店としておなじみの『イオン』からは、驚きの安さを誇るオリジナル電動アシスト自転車が発売されています。

他の国内メーカーの電動アシスト自転車と比較すると、低価格で6万円台から購入できるモデルもあります。スポーツタイプのe-Bikeも8万円代からと、10万円を切る価格設定。さらにサポートと補償をしてもらえる自転車安心パックや、買い替え時に便利な無料引取サービスも利用でき、購入後も手厚いサポートをしてもらえます。

サイクルベースあさひ

数多くのメーカーの自転車を取り揃える、自転車専門販売店として有名な『サイクルベースあさひ』からも、オリジナルの電動アシスト自転車が発売されています。

現在発売されているのは、シティタイプとチャイルドシートタイプ。スポーツタイプの電動アシスト自転車にも採用されている最新のダイレクトドライブ方式で、ペダルを踏む力に合わせてモーター出力し、なめらかで自然なアシストを実現。さらに、耐久性と優れたメンテナンス性も兼ね備えています。

おすすめ電動アシスト自転車15選！タイプ別に紹介

ここからは、楽天やアマゾンの口コミランキングなどを元に、LIMIA編集部が厳選したおすすめの電動アシスト自転車を紹介していきます。

通勤・通学に便利なシティタイプ3選

送り迎えに便利なチャイルドシートタイプ3選

街中の短距離移動に向いているミニベロタイプ3選

長距離サイクルを楽しめるスポーツタイプ3選

安定感がメリットの三輪タイプ3選

電動アシスト自転車の比較表

電動自転車と一緒にカバーやスタンドもチェック

電動アシスト自転車は、基本的には雨に耐えられるようにつくられているものです。ただし想定外の大雨や、ホースの水などで集中的にの洗車する場合は故障することも。さらに自転車自体が雨水によるサビなどで劣化すると、パフォーマンスが低下する可能性があります。

長く使うためにも自転車用のカバーで守ることが大切です。また、風などで転倒した衝撃も故障の原因となります。スタンドを使用し、固定しましょう。

自治体によって電動アシスト自転車購入に補助金が出る

子育て世代にとっては必需品とも言える電動アシスト自転車。近年は廉価版のものが出てきているとはいえ、相場は12〜14万円と高額です。自治体によっては補助金制度を導入し、購入金額の一部を補助してくれるところもあります。

たとえば東京都では、葛飾区が「三人乗り自転車等購入費助成事業」として、幼児2人が同乗できる三人乗り、自転車や関係物品の購入費助成を2021年も行います。お住まいの自治体で補助金が出ているかどうか、ぜひ確認してみましょう。

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※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果（2021年2月）に基づいたものです。
※記事内のデータは、LIMIA編集部の調査結果（2021年2月）に基づいたものです。
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