100均のおすすめ防災グッズ19選|備えておきたいものリストや収納アイデア
100均で揃えられる防災グッズをまとめて紹介! さらに、100均で買える収納ケースや、災害が起きたときのために備えておきたい防災リストも紹介しているので、「できるだけ安く防災グッズを揃えたい」「使い終わってしまったグッズを100均で安く補充したい」という方は要チェックです。
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防災グッズは100均でも揃えることができる!
最近は100均で取り扱っている防災グッズも種類豊富。いつもの買い物のついでに気軽にチェックできる上、お手頃価格で揃えられるので防災グッズの見直しや足りないアイテムの買い足しにも便利です。
簡易トイレのような最低限の備えから、自宅避難にも移動にも必需品のライトやランタン、セットに足りない耳栓やネックピローまで、今や100均だけでもかなりの充実ぶり! 「防災グッズがどこで買えるのかわからない」という方は、まずは100均アイテムから始めてみるのもおすすめですよ。
もしもに備える!防災グッズと備蓄品の違い
地震や台風、大雨などの自然災害はいつ発生しても不思議ではありません。災害以外でも停電や断水は稀に起こる上、地震はいつ起こるかわからないためとくに日頃からの備えが重要です。
しっかり備えたい防災グッズですが、もしもの場合を考えるとさまざまなグッズが思い浮かび「本当に必要なものが何なのかわからない」という状態に陥っていませんか? まずは、「備蓄品」と「防災グッズ」の違いを知っておきましょう。自宅避難なのか避難所などへ避難するのか、状況に合わせて考えることで、防災グッズ選びがわかりやすくなりますよ。
防災グッズ
今回この記事で紹介する「防災グッズ」は、「災害時に役立つもの」や「持って逃げるもの」のこと。備蓄品よりもさらに災害時を意識したグッズです。
主に、数年間保存ができる水やパン、停電時のためのランタンや電波がなくても情報が入手できるラジオ、水が止まっても使える簡易トイレなど。もし避難所への移動が必要な場合、大事だからといって備蓄してある食料や道具などをすべて持って逃げることはできません。必要最低限の備えを持ち歩けるように考えられたものが「防災グッズ」です。
最近ではホームセンターや専門店だけでなく、100均や無印でもさまざまなアイテムが気軽に手に入るようになりました。「防災グッズってどこで買うものなんだろう?」などと難しく考えすぎるより、まずは備えておくことが大事! 重いセットは通販で、身近で手に入るものは100均で、など使い分けて揃えていくのもおすすめです。
備蓄品
「持って避難する」のではなく自宅に備えておくことで「自宅避難に役立つ」のが備蓄品。災害時に避難所への移動が必要ない場合、または自宅から出ることができなくなった場合、自宅で避難生活を送ることができるように準備します。
主に備蓄品と呼ばれるのは食品や水、トイレットペーパーやラップなどの日用品、ライフラインが止まってもお湯が沸かせるカセットコンロ用のガスボンベ、スマホ充電用の乾電池など。災害時には、「最低3日分」「大規模災害の場合は1週間分」の備蓄品があると良いとされています。
必ずしも非常用の食料ではなくても、レトルト食品や缶詰、野菜ジュースなど普段も食べる日持ちのするものを少し多めにストックするのも立派な備蓄。普段から食べ、減った分を補充する「ローリングストック」を行うと生活の中でスムーズに備えることができておすすめです。
▼詳しい備蓄品のリストやローリングストックの方法は、こちらの記事をチェック
▼家庭で備えておくべき最低限の備蓄についてはこちらをチェック
本当に必要なものは?防災グッズ必需品リスト
防災グッズは、最低限備えておきたい「基本の必需品」と、用意しておくと避難中や避難生活に役立つ「あると便利な応用アイテム」に分けられます。ここからは基本と応用、それぞれの防災グッズをチェックリスト形式で一覧にし、わかりやすく解説! あなたにとって本当に必要なものは何なのか、見極めていきましょう。
【基本編】最低限の備え
まず、一人暮らしでも家族がいても1人ずつ必ず備えておくべき最低限の防災グッズは上のリストのもの。持ち出し用のバッグはリュックでなくても構いませんが、両手があいてある程度の重さでも背負うことで徒歩で避難しやすいという点でリュックが最適です。
災害時は電波の基地局もダメージを受けることが多いため、スマートフォンや携帯電話の充電が十分にあっても電話やインターネットには繋がらないことがほとんど。そういった場合に唯一情報を手に入れる手段となるラジオは必須アイテム。また、停電や夜の移動に備え懐中電灯などライト類も1人1つ備えておくべきです。
水と食料、居場所を伝えるホイッスルなどは命をつなぐための大切なツール。避難所に身を寄せてからは、ウェットティッシュやタオル、着替えなどもなくてはならないアイテムです。また、防災グッズとしては忘れられてしまいがちですが、保険証や免許証など身分証明書のコピーや家族の連絡先を書いたメモは避難リュックに入れておきましょう。救助された際や、家族とはぐれた場合に役立ちます。
リストにないものでも、目の悪い方は予備のメガネやコンタクト、女性は生理用品や化粧品、スキンケアセット、赤ちゃんがいればおむつ、子どもがいればおもちゃなども必要になります。
【応用編】あると便利なアイテム
続いて、備えておきたい「あると便利なアイテム」は上のリストを参考に。避難生活の経験者から多く聞かれるのは「プライバシーがない」「眠れない」という声。体育館や公民館に場所を区切って多くの人が集まるため、いびきや話し声、布団で寝られないなどストレスを感じる場面が多くなります。
エアーマット、アイマスクや耳栓などはトラベル用品やキャンプ用品として販売されていますが、眠りをサポートするアイテムとして防災グッズにも◎。また、プライバシーを守るため、公園やビーチで使うような簡単に広がるポップアップテントを持っていると目線を遮った空間が作れます。スリッパやサンダルがあると少し移動したいときに靴を履かずに済みますよ。
水が使えない非常時には、水のいらないシャンプーやマウスウォッシュがあると衛生的に過ごせます。ラップは食器に巻いて洗う工程を省いたり、包帯の代用としても。
また、とくに女性は女性ならではの備えがあるとより安心です。簡易トイレや着替え、授乳の目隠しになるポンチョも便利です。災害時は残念ながら治安の悪化も懸念されるため、防犯ブザーもおすすめ。盲点になりがちですが、下着は型崩れしにくく避難所で干しても人目が気になりにくいカップ付きキャミソールがおすすめですよ。
▼カップ付きキャミソールはこちらをチェック
赤ちゃんやペットがいる家庭の防災グッズ
一般的な備えでは足りないのが赤ちゃんや犬猫などのペットがいる家庭。まずは基本の必需品で大人(または飼い主)の備えをしっかりと。その上で、赤ちゃんやペットに必要なものを足していきます。
赤ちゃんがいる場合には母子手帳が必須。体重や予防接種・アレルギーの有無についてわかるページをコピーして持ち出し袋に入れておきましょう。おむつはもちろん使い捨ての哺乳瓶、月齢によってはレトルトの離乳食などがあると、支援物資が届くまでの間とても役立ちます。
ペットがいる場合、フードは食べ慣れたものをストックしておくことが大事。クレートまたはケージ、ペットシーツ、犬はリードやハーネスがないと避難所に入れないことが多いため必ず用意が必要です。
どうしても荷物が増えやすくなりますが、赤ちゃんを抱っこしたりペットを連れ、重い荷物を持っての避難は困難。おむつやペットシーツにビニール袋を合わせれば簡易トイレとしても活用できるため兼用にするなど、なるべくコンパクトにまとめるのがおすすめです。
▼ペットの防災グッズはsayaka.さんの記事も参考に!
100均でそろう防災グッズ:ライフライングッズ編
それではさっそく、100均でそろえられる食料品や生活必需品などのライフライングッズを紹介していきます。
食料品
100均では、ナッツや飴などの「お菓子」の取り扱いがあります。カバンの中や、持ち歩き用防災ポーチの中に入れておくと、万が一のときの非常食にすることが可能です。
とくにダイソーは、缶詰やレトルト食品など、ほかにも多くの食品を取り扱っているので「備蓄用の食料を100均でそろえたい」という方にもぴったりです。
LEDランタン
100均では、近年トレンドとなっている「キャンプ用品」が、豊富に取り揃えられるようになっています。
キャンプ用品は、ガスや電気を使わずに過ごすためのアイテムが多いため、その一環として停電時にも重宝する「電池式やソーラー式の電灯」を数多く用意しています。
スタンドLEDライト
スタンドライトとして使うことができる「LEDライト」。小さいながらも明るくまわりを照らしてくれる小型ライトです。
電池式のLEDライトだから停電時でも使用可能。USB充電もできるから、電気が復旧している間に充電することもできるというフレキシブルなアイテムです。
モバイルバッテリー
ダイソーで取り扱うモバイルバッテリーの中でも、とくに容量が大きいのは「10000mAhのモバイルバッテリー」。
価格は1100円(税込)と、100均ショップの中では高めの値段設定となっていますが、大容量のモバイルバッテリーの中では比較的低価格なためコスパよく購入することができます。
給水バッグ
ソロキャンプ用品として販売されている「ソフトウォータータンク」は、コンパクトで持ち運びしやすいながらも、しっかり給水バッグとしての役割を果たしてくれるアイテムです。
こちらは、3L貯水できるのウォータータンク。ほかにも5Lサイズの展開があるため、用途や家族の人数に合わせて選びやすくなっています。
折り畳みコップ
避難所などで長期避難する場合は、使い捨てゆえに大量にキープする必要がある紙コップや、持ち運びに不向きなグラスコップは持ち出しにくくなります。
かさばりにくく、壊れにくいシリコンでつくられた「折りたたみコップ」なら、一人一個ずつ用意しておくだけで、防災グッズとして備えておくことができます。
ステンレス食器
キャンプ用品である「ステンレス食器」は、避難所で暖かい食事を摂りたいときに重宝するため、長期非難の際にあると便利なグッズです。
紙よりも耐久性があるうえ、繰り返して使用可能。さらに、陶器よりも軽やかなので持ち運びやすいところも魅力となっています。人数分揃えても安く済むのはうれしいポイントです。
ステンレスカトラリー
避難所での炊き出しではある程度、紙食器などが用意されていますが「避難生活が長期化したら足りなくなってしまう」というケースも考えられます。
100均の「ステンレス製カトラリー」は、コンパクトに収納できる折りたたみタイプだから持ち運びにも◎。食器と一緒に揃えておくのがおすすめです。
アルミ鍋
100均では、「直火専用アルミ鍋」も取り扱いがあります。20cmサイズで550円(税込)と、コスパの良さが際立つ調理グッズです。
停電時や避難時にインスタント麺やスープをつくることはもちろん、レトルト食品の湯煎にも対応するゆったりしたサイズ感が◎。コンパクトすぎず、かといってかさばりにくい丁度いいアルミ鍋です。
その他
100均では、ほかにも避難所で役立つ「小型テント」や「寝袋」などといったアイテムも販売中です。
キャンプ用品は、防災グッズとしても活用しやすいアイテムが多いという特徴があります。100均に行ったら、防災グッズのコーナーとあわせてキャンプ用品のコーナーもチェックしてみてください!
また、「ミニサイズの調味料」や「氷砂糖」「ドライフルーツ」など、非常食として活用できそうな食品も豊富に用意されているので、食品コーナーもあわせて見てみるのがおすすめです。
100均でそろう防災グッズ:衛生・医療グッズ編
次に、身の回りの衛生面を保つための衛生グッズや、怪我をした際の応急処置に必要な医療グッズも紹介していきます。
簡易トイレ
停電時や断水時は、トイレが使用できなくなってしまいます。そのため「携帯トイレ」は、一人当たり1日3回分はおさえておきたい大切な防災グッズです。
100均では、さまざまな種類の携帯トイレが用意されているので要チェック! 1枚110円(税込)とリーズナブルなので、避難生活が長期化した場合に備えて、多めに用意しておきたいですね。
圧縮タオル
停電や断水が長引くと、シャワーを浴びれないのがネックになってきます。そんなときは身体を拭き取るだけでも衛生面を保つことができる「タオル」を用意しておくのがおすすめです。
しかし、タオルは防災リュックの中で幅をとりやすいところが難点。その点、100均の「圧縮タオル」はコンパクトに圧縮されているから、防災リュックの中にかさばらずに備えておけるという、かゆいところに手が届く防災グッズとなっています。
救急セット
100均では、ガーゼとサージカルテープがセットになった「救急セット」の取り扱いがあります。
災害時に、万が一怪我を負ってしまったら、絆創膏だけでは対処しきれない場合も考えられます。そんなときでも傷をしっかり覆えるように、ガーゼとサージカルテープを用意しておくのが吉です。
その他
100均にはほかにも、「汗拭きシート」や「ハミガキセット」「アルコール消毒綿」などといった衛生・医療グッズも用意されているので要チェック。
消毒液や塗り薬などは薬局で本格的なアイテムを揃えつつ、ガーゼや汗拭きシートなどの消耗品は100均で安く購入してたっぷり備えておくというのがおすすめの方法です。
100均でそろう防災グッズ:あったら便利なもの編
最後に、あると便利な防災グッズをまとめて紹介していきます。
避難所生活が長引いた場合に役に立つグッズや、プラスワンで備えておきたい防災グッズも、100均の商品で揃えることが可能なので要チェックです。
保温アルミシート
約90×180cmという大判な「保湿アルミシート」も110円(税込)で取り扱われています。
フリーカット可能なので、必要なサイズに整えて使えるところも魅力のポイント。レジャーシートや寝袋の下に1枚敷くだけでも保温性があがるので、冬場や夜間、雨の日の防寒対策になります。
レジャーシート
避難生活が長引いて避難所で生活する際などに役立つのが「レジャーシート」です。
100均では、レジャーシートも110円~220円(税込)で購入することができます。柄が付いているものは自分のエリアの目印にもなるため、一枚持っておくのがおすすめです。
スリッパや耳栓
避難所などいつもと違う環境では「よく眠れない」という声が多く上がるもの。「耳栓」や「アイマスク」などといったグッズは、避難生活での安眠にも役に立ちます。
100均のトラベルグッズのコーナーには、避難した先で活用できるグッズが多々あるのでぜひチェックしてみてください。
ドライバーにもなるマルチツール
災害時には電池カバーを開け閉めしたり、DIYのような作業が必要になったりといった場面も想定されます。
こちらは1つで9役こなすダイソーの「マルチツール」。栓抜き、レターナイフ、キーホルダー、+ドライバー、−ドライバー、定規、ボルト・ナット回し、釘抜き、スポークレンチの9種類の機能があり、薄型なので持ち運びにももってこいなアイテムです。
ロープ
キャンプ用品である「キャンピングロープ」は、使い道が多様な防災グッズです。避難所で洗濯を干すスペースがないときに、木に結び付ければ洗濯をゆったり干すことが可能。
また、怪我をした際の止血や固定に役立てたり、重い荷物を背中に括りつけたりすることにも使えるので、あると便利なアイテムです。
子どものおもちゃ
避難所では、子供の遊び道具が普段よりも限られてくるうえ、普段と違う環境で子供が不安を感じやすくなるため、配慮が必要です。
避難所は共有スペースなので、音が鳴らないおもちゃが重宝します。100均でも購入できる「シールブック」や「トランプ」はコンパクトで持ち出しやすく、家族や友達とも遊べるアイテムなのでおすすめ! 電池不要なので電池を消耗せず、いつでも遊べるところも魅力です。
車載用トンカチ
災害はいつ起こるかわからないものなので、防災グッズは車の中にも備えておくのがベストです。
水や食料、携帯トイレなど基本の防災セットのほかにも「車載用のトンカチ」を用意しておくことで、万が一の際車の窓ガラスを割って脱出できるようになります。トンカチは100均でも購入可能なので、こちらも購入リストに入れておきましょう。
その他
100均には、その他にも「アルミブランケット」や「軍手」「ホイッスル」などの防災グッズが取り揃えられています。
避難が長期化した場合でも、できるだけ快適に避難所で過ごせるように備えを充実させたいという方は、ぜひその他の防災グッズもチェックしてみてください。
防災グッズを買うときの注意点
自宅になにも備えがない方は、まずは必要な防災グッズが一気に揃う「セット」ものの購入がおすすめです。けれど、「備えなくては!」と思い防災セットを調べたことがある方も、価格や中身までさまざまで、結局どれが良いかわからず諦めてしまったことはありませんか?
また、「本当にセットに入っているものだけで足りるのか不安」「もしものときにできるだけ快適に過ごしたい」と防災グッズを個別で購入するとき、必要なものをしっかり見極めることができていますか?
おすすめの防災グッズを紹介する前に、LIMIA編集部が防災グッズ購入前に注意したいポイントを2つ解説します。もしものときに焦らないよう、災害時「本当に使える」アイテムを備えるための参考にしてくださいね!
実際に持って逃げられる?リュックの大きさや重さ
セット商品の購入前にとくに注意したいのは、「リュックは1人につき1つ」が基本ということ。例えば、2人分のセットとして販売されているものの中には、リュック1つに大人2人分の防災グッズが入っているという場合もあります。災害はいつ起こるかわからないもの。「男性ならば背負える」重さのリュックを備えていても、もし女性しかいない状況で災害が起きた場合は背負って逃げるのが難しくなります。
子どもやお年寄りなど避難に手助けが必要な家族がいる場合も同様に、1人がまとめて持たなくて済むよう、それぞれが背負える範囲で1人につき1つのリュックを用意しましょう。
避難リュックの大きさや重さの目安は成人男性で40L前後のリュックに15kg、女性の場合は30L前後のリュックに10kgくらいまでとされていますが、上限まで詰め込むとかなり重く感じる方が多いはず。「たくさん入っているセット」を選ぶのではなく、避難所までの距離や自分の体力に合わせて「背負って逃げる」ことを想定した重さのものを備えることが重要です。
背中でリュックが動かない方が疲れにくくなるため、腰や胸にベルトが付いて固定できる市販の登山用リュックは避難リュックとしても◎。こういったリュックを持っている方は中身だけの防災グッズセットを購入するのもおすすめです。
防災グッズを詰めるときは「重いものを上に」を意識してパッキングするのが重さを感じにくくするコツ。買ったものをそのまま保管せず、自分で詰め直し一度背負って確認しておくと実際に避難するときに困るリスクが減らせますよ。
普段も使える?使い慣れたものを防災グッズに
普段使ったことがないものを災害時に急に使うのはなかなか難しいもの。セットに入っている簡易トイレやエアーマットなど普段使わないものは、一度は家族で使い方を確認しておきましょう。同じ理由で、「災害時にあると便利かな?」というグッズを購入するときも、「災害用」に限定された防災グッズばかりを揃えず「普段から使えるもの」を防災グッズとしても活用するのがLIMIA編集部からのおすすめです。
例えば、普段から目につく場所に置いておけるデザインのライトや、普段の雨の日でも使えてコンパクトに持ち運べるレインウェア、普段のレジャーでも使いやすいポップアップ式のワンタッチテントなど。「防災」だけに限定されずいくつかの使い道があるものを選ぶことで、自然と「使い慣れた状態」に。初めて使うものよりも使い慣れたものの方が非常時でも焦らず対応することができ、本当に「使える」防災グッズとして役立ちます。
同じように、非常食は期限が来る前に食べて口に合うかどうか確認しておき、それ以外に食べ慣れたレトルト食品や缶詰も備えておくと◎。日持ちの長い非常食は備えとして心強いですが、味を知らないといざというときに好みの味ではなかった場合に困ります。レトルトのカレー、魚や果物の缶詰など普段も食べるものがストックしてあると災害時にも便利ですよ。
防災ポーチ・防災ボトルも100均で準備しておこう!
出勤途中やお出かけの際に持ち歩くカバンの中にも「防災ポーチ」を備えておくようにしましょう。100均では、ポーチも110円~550円(税込)ほどで安く購入することが可能です。
また、2022年4月に警視庁警備部災害対策課がツイートして話題になった、「防災ボトル」というウォーターボトルに入れた防災セットもおすすめです。
ウォーターボトルはコンパクトかつ丈夫なので、中身の防災グッズを守ることにも繋がります。防災グッズの中身もしっかり守りたいという方は、この機会にぜひ活用してみてください!
【豆知識】手作り防災グッズ
知っているといざというとき役立つのが防災グッズの手作り方法。できるだけ簡単に、少ない道具で作れるアイデアを厳選して2つ紹介します。
ペットボトルランタンの手作り方法
懐中電灯はあるけれどランタンがないとき、ペットボトルさえあれば簡易的なランタンが簡単に作れます。用意するのは懐中電灯またはライトとそれらが収まるサイズのコップなどの入れ物、水を入れたペットボトルの3つだけ。今回は1Lのペットボトルですが、500mlや350mlの小さいものでも効果はほとんど変わりません。
LIMIA編集部員Mの自宅で、実際に手作りペットボトルランタンを試してみました。
手作りと言っても、コップまたは入れ物に懐中電灯を入れ、その上に水を入れたペットボトルを置くだけ! 水が光を反射することで周りに光を広げ、小さな懐中電灯がランタンのような役割をしてくれます。入れ物は上部を切ったペットボトルや紙コップなど何でもOK。また、自立もできるタイプのライトならペットボトルを直接上に置いても同じ効果があります。
停電時、広範囲を照らす光があるとホッとするもの。ランタンが電池切れしたときなどにも覚えておくと役立ちますよ。
ペーパー石けんも手作りできる!
ぴーちママさんは、無印の『フィルム石けん』のような「ペーパー石けん」を手作り! キッチンペーパーとハンドソープさえあれば誰でも作れる簡単で便利なアイデアです。
バットにキッチンペーパーを広げてハンドソープをなじませ、しっかり乾かすだけで完成。あとは好みのサイズにカットして使います。ジッパー付きの保存袋に入れれば持ち歩きにも便利。とくにお子さんや赤ちゃんがいるご家庭では、防災グッズとしてだけでなく公園遊びやお出かけにとさまざまなシーンで活用できますよ。
▼詳しくはこちらの記事をチェック!
みんなはどうしてる?防災グッズ収納アイデア
場所を取るため目立ってしまいがちな防災グッズ。ついクローゼットの奥にしまい込んでいざというときに取り出しにくいと、せっかく備えていても役に立ちません。
防災グッズの収納や保管に悩んでいるあなたのために、LIMIAユーザーが教えてくれた「なるほど!」な防災グッズの収納アイデアを紹介します。もしものとき、本当に必要なものがすぐに手に取れるちょっとした工夫が満載。ぜひ参考にしてくださいね!
100均の折りたたみソフトボックスで防災グッズを収納できる
備蓄用の防災グッズを収納する「ボックス」も、100均で購入することが可能です!
折りたたみができるソフトケースであれば、収納する内容によって箱の高さを自在に変えることができるのでおすすめです。
100均のケースで食品類をまとめて管理
100均では、さまざまな形や大きさの「クリアケース」が用意されています。
食料品は定期的に期限の確認が必要になるため、ある程度わかりやすく管理していたいもの。100均のクリアケースを活用すれば、整理しながら収納することができるようになるのでおすすめです。
ダイソー&セリア&キャンドゥの防災グッズ
最後に、ダイソー・セリア・キャンドゥそれぞれの防災グッズを紹介! 記事内で紹介したアイテムにプラスして、こちらもチェックしてみてくださいね。
防災グッズに関するその他の記事をチェック
※ 記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年7月)に基づいたものです。
※ 一部の画像はイメージです。
※ 製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。
※刃物を取り扱う際には、使用方法、置き場所などに注意をし、慎重に作業を行ってください。また、お子さまがいらっしゃる場合には近くで作業をしないようにするなど、特にご注意ください。
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