防災準備③2次の備え ー自宅で数日過ごすための備蓄ー

防災準備シリーズ3回目。0次、1次ときて、2次の備えは備蓄です。地震で自宅避難となった場合だけでなく、災害による停電・断水時にも役立つものたちです。

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防災準備の最後は、救援物資が届くまで、もしくはライフラインが復旧するまでの数日を過ごすための備蓄品です。
最低3日〜1週間分あれば安心と言われています。
地震でも家に損傷がなかった場合や、台風などの場合は自宅避難になることが多いと思います。
ライフラインが止まっても自宅で生活できるように、停電・断水に備えて準備したもの、
そしてローリングストックについて分けてまとめました。

①停電の備え

■電気の代わりにランタン・懐中電灯+予備電池
懐中電灯は一方向を明るく照らすので移動するときに便利で
ランタンは全体を明るくしてくれるので、ふだんの電気の代わりになり、食事のときなどに便利です。

それぞれ、玄関・1階リビング・2階寝室の取りやすいところに置いています。

■調理用にカセットコンロとガスボンベ

自宅避難になった場合、調理ができれば冷蔵庫内の食品も使えるし
普段の食事ができればストレスも軽減されるので、ぜひ準備したいグッズです。

ガスボンベに使用期限が書かれていなかったので調べてみたら、
中身のガスには期限はなく、ボンベに使われているゴムなどは劣化するので、
大体7年を目安に使った方がいいそうです。
それより前でも缶がさびたりしたら使わない方がいいとありました。
使用期限の目安が分かりやすいように、製造年月日に7年足した日を書いておきました。

ちなみにボンベ1本で60分点火できるそうなので、
冷蔵庫のお肉や野菜などを焼く(10分程度)
そうめんをゆでる(12分程度)
お鍋でごはんを炊く(15分)
焼きそばを作る(15分)
お湯を沸かしてレトルトカレーを温める(15分程度)
水漬けパスタ+ソースで味付け(10分程度)
と、ボンベ1~2本あれば、3食いろんな調理ができます♬

②断水の備え

■非常用トイレ60個+新聞とゴミ袋

断水時1番困るのがトイレと聞き、200個くらいいる!?とも思ったのですが
置く場所もとるし、値段も結構するので(実際ここが1番のネックです!笑)、
家族4人が1日5〜6回トイレを使ったとして、2~3日もつ分として60個にしました。

一次の防災グッズに入れたものと同じ、凝固剤に使用期限がないものです。

新聞を丸めて袋にいれ、その上から用を足すというのが防災トイレとして紹介されていたので、
最後の砦として新聞と黒いゴミ袋を入れておくことにしました。(消臭効果はなし・・・)

■飲料水として1人1日2〜3リットル

普段3リットルも水 飲まないな~と思ったのですが、汁物などのおかずからも水分を取っているので、その分も考慮するとこのくらい摂取しているそうです。

子どもたちがお茶より水を飲むので、今までも2Lペットボトルを買い置きしていたのですが、
買い置き分を少し増やして、24本(4人家族の4日分)をローリングストックで回していこうと思います。

1日1人3Lとすると、6本で4人家族1日分。これを4箱置いています。

■水タンク
給水車などから水をもらうために、水タンクも1つ用意しました。
写真のはもともとキャンプ用に持っていたので1000円ほどする大きいものですが、
100均にも小さいサイズのものが売っていました。

エコキュートが生活用水の備蓄になります

エコキュートがある場合は、タンクから直接排水できるようになっているので、
災害時はそこから水を抜いて使えるので、生活用水の備蓄はこれでOK!

たとえば三菱のエコキュートの場合は、こんな風にして取り出します。↓↓

生活用水の備蓄方法として、日々のお風呂のお湯を翌日使うまでためておく方法が有名(?)ですが
小さい子がいる家庭では溺死など水の事故を防ぐために、
子どもが小さいうちはお風呂の水はためておかない方がいいと言われています。

また、お風呂内をしっかり乾燥させたい方、残り湯で洗濯する方も毎日ためておくのは難しいと思います。

エコキュートがある場合は、お風呂にためるリスクを回避できるので、ぜひ取説で抜き方をご確認ください。
取説をなくした方は、web版があると思うのでチェックしてみてください。

取り出しやすい位置にまとめて収納

ここまでのものは無印のポリプロピレン頑丈収納ボックス(大)にまとめて
取り出したり、見直ししたりしやすい位置に置きました。

2階の階段下のデッドスペースに置きました。他に置いてるものがないのでさっと行けます。

水は3箱分はキッチンに置けたのですが、1箱置けなかったのでここへ。
キッチン分を消費して次の1箱を買ったときに、ここのをキッチンへ、新しいのをここへ入れます。

電池も別の場所に収納していましたが、防災用の備蓄と兼ねた方が管理が楽なのでここへ。

ときどき使うものを一緒に入れておくことで、この箱が取り出しにくいところに行くのを防げるし、
中身の確認や見直しをする機会にもなるのではないかなと思います。

③食品の備蓄はローリングストック法

非常食だけで1週間ぶん用意するのは大変なので、
普段から少し多めに食材を買っておいて、食べたらその分を買い足して、
常にある程度の食料を備蓄しておく方法が【ローリングストック法】です。

わが家は水と食品をこの方法で備蓄しようと思い、災害用の長期保存食は買っていません。

カセットコンロを用意したので、調理もできるので、
レトルト食品もわざわざ災害に備えて多めに買ったりはせず
普段からときどき食べるもの(わがやの場合はパスタソースとカレー、ツナ缶など)を置いています。

そのほかのことでちょっと見直したのは、
・食材を冷凍するときに、少量ずつ薄く冷凍しておくこと。
(停電時、電子レンジが使えないので解凍時間を短くできます)
・わが家は実家から玄米をもらうので、家庭用精米機で食べる分だけ精米していたのですが、停電に備えて少し多めに精米しておく
の2点です。

災害を意識しすぎて、あまり好きじゃないレトルトを消費する日が増えるのもいやだし
でもまったく準備しないのも不安なので、
ローリングストックなら無理なく備蓄できていいなと思います。

ハザードマップを確認する!

最後に。

防災グッズを準備していて、ふと疑問に思ったのが、
自分の住んでいる地区は、災害が起きたらどうなるんだろうということ。

そこで役に立つのが【ハザードマップ】です。
ハザードマップとは自然災害の被害を予測して、被害範囲を地図にしたものです。

国交省のHPから、各市町村のハザードマップを確認できるようになっていて、
調べたい県→市と指定すると、作成されているハザードマップが表示されます。

私の市では 洪水・津波・土砂災害・地震 のハザードマップがありました。

自分の生活圏内にどんな危険があるのか分かったことで
防災グッズで必要なものや置き場所を決める目安ができました。
ぜひ1度チェックしてみてください。

---過去の防災準備記事はこちらです---

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築30年の家をリノベして、内装はDIYで仕上げながら住んでいます。ナチュラルでシンプルで海外っぽいインテリアが好きです♡夫婦と小学生兄弟の4人家族です。みんなが…

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