マンションの内装リフォームをしたい！代表的なリフォーム方法をチェック

床のリフォーム

フローリングや畳、カーペット、クッションフロアなど、豊富な種類が揃う床材。特にフローリングのリフォームを行う方が多くいますが、種類と張り替え方法によって、費用や施工後の状態が異なるので、注意が必要です。

1.フローリングの種類

フローリングには、「合成フローリング」と「無垢フローリング」があります。合成フローリングは傷がつきにくく防音効果も抜群。子どもがいる家庭にはぴったりの素材です。

無垢フローリングは高級感とナチュラルな風合いを楽しむことができますが、費用が合成フローリングの2倍かかり、ワックス掛けなどの定期的なケアが必要になります。

2.フローリングの張り替え方法

「重ね張り」と「張り替え」という2つの方法があります。重ね張りは、古いものの上から新しいものを重ねて張る方法で、費用を抑えることができます。ただし、重ねて張るため、当初の床より位置が上がってしまうというデメリットもあります。

一方の張り替えは、古いものを剥がしたあとに新しいものを張り替える方法です。施工前と同じ状態にすることができますが、こちらは費用と時間がかかります。

壁のリフォーム

壁紙はデザインだけでなく、防音性や吸湿性、耐久性といった機能面にこだわることも重要です。理想の生活環境を整えるためには、使用する場所や用途に合わせて選ぶことが大切になるでしょう。使用する場所や用途に合わせて選ぶことが大切です。以下では、数ある中からおすすめのリフォーム方法と注意点をご紹介します。

1.費用を抑えたいときは「ビニールクロス」

布や紙などさまざまな素材を使用したクロスがありますが、費用を抑えたいときにおすすめなのが「ビニールクロス」です。ビニールクロスはポリ塩化ビニールを使用しているもので、色や柄が豊富。消臭や抗菌といった機能面が優れたものもあるので、まずは候補に入れておくと良いでしょう。

2.湿気を抑えたいときは「塗り壁リフォーム」

「塗り壁リフォーム」は漆喰や珪藻土などの自然素材を塗る方法です。調湿効果があり、カビや湿気が気になる方におすすめです。ただし、工期が長めになる点だけ注意しましょう。

3.シックハウス症候群には要注意

壁紙は専用の接着剤で貼り付けられますが、これが頭痛や吐き気などの症状をもたらすシックハウス症候群を引き起こしてしまう場合があります。アレルギー体質の方は先に確認しておきましょう。

和室から洋室へのリフォーム

子どもがいるご家庭をはじめ、車椅子を使用している方、畳のダニが気になるという方など、さまざまな理由から洋室へのリフォームを希望される方が多く見られます。以下では、和室から洋室にリフォームするには、畳をフローリングにする以外にどのような工事が必要なのか見てみましょう。

1.天井・壁のリフォーム

和室の場合、砂壁や柱がむき出しになっている場合が多くあります。天井も含め、クロス仕上げにすると一気に洋室の雰囲気が出ます。

2.ふすまをドアにリフォーム

意外と忘れがちなのが扉です。特に、ふすまから開き戸に変更する場合には段差が生じる可能性があるので予め確認しましょう。

3.押入れはクローゼットにリフォーム

押入れはもともと布団を入れるためのスペースなので、クローゼットにすることで、布団以外のものも収納しやすくなり、使い勝手がぐんとアップすることでしょう。押入れは2段になっている場合がほとんどですが、これを取り払うことで好みの収納スペースを作ることができます。

おわりに

マンションの内装リフォームは、他のリフォームに比べて日程・費用の面で気軽に行える点が魅力です。上記のポイントをしっかりとおさえ、快適な住まいを目指してリフォームを行いましょう。

そのためにも、納得のいくリフォーム会社に依頼できるようにすることが大切。まずは一括見積もりを利用して複数の会社を比較してみてはいかがでしょうか。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。