マンションリフォームマネージャーとはどんな資格?誰でも取得できる?

マンションが住まいの形として一般的になり、リフォームをしながら長く住むケースも増えてきました。それらを背景に、マンションリフォーム特有の制約などを熟知し、入居者の生活向上のためのリフォーム実現に導く「マンションリフォームマネージャー」という専門資格制度が設けられています。そこで今回は、マンションリフォームマネージャーという資格とその役割についてお話しましょう。マンションリフォームマネージャーはどんなことができ、どんな場所で活躍しているのか、あるいはその資格を取得するための試験やその難易度に関することまで、詳しくご説明します。

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マンションリフォームマネージャーとは

マンションリフォームマネージャーは、マンションの増加に伴ってリフォームの件数が増えてきたことを背景に、現国土交通省の指導の下、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターの認定により平成4年に創設された資格制度です。マンションリフォームマネージャーの有資格者は、マンションリフォームによる入居者の生活向上を目的とした適切なプランや施工を提案し、要望に添った付加価値の高いリフォームを実現するためのスペシャリストとして、現場で活躍することができます。

また、マンションリフォームマネージャーは、計画や施工のアドバイスにとどまらないさまざまな役割を持っています。具体的には、施工業者さんや管理組合をはじめ近隣住民などと協議や交渉を行い、トラブルを防ぎながら入居者の要望を満たす付加価値性の高いリフォームを実現すべく提案を行ったり実行したりします。

マンションリフォームマネージャーになるには

マンションリフォームマネージャーの資格試験は年1回実施され、「学科試験」と「設計製図試験」の2つの試験に合格すると資格を得られます。有資格者は、マンションリフォームマネージャーの称号を口頭・名刺・Webサイトなどで自由に使用することができます。

資格取得後の就職先は、主に設計事務所や建築・不動産会社、マンションの管理・分譲会社、そして住宅メーカーやリフォーム業者などになります。専門知識を持ったマンションリフォームマネージャーが常駐していることで企業としての信頼を得やすくなることもあり、今後もリフォーム業界における有資格者の需要は高くなると考えられています。

ちなみに、平成27年度における試験の合格率は28.4%でした。試験の難易度としては標準レベルといわれていますが、近年の合格率が下がってきていることから、難易度も年々上がっていると考えられます。受験を考えている人は、できるだけ早く受験できるように準備を整えておくとよいでしょう。なお、平成28年度試験の受験料は税込14,000円です。

おわりに

マンションリフォームマネージャーは、知名度も活躍の範囲も今後広がっていくと思われる「これからの資格」といえます。マンションのリフォームを検討している方もこの機会に知っておき、マンションリフォームマネージャーがいる業者さんを探して依頼するとよいかもしれません。業者さんを一軒一軒訪ねるのは大変ですから、ネットで一括見積を利用して、マンションリフォームマネージャーのいる業者さんを比較検討しながら探すのもよい方法でしょう。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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